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機械製図 JIS尺度の仕様
機械設計ビギナーです。機械製図における、縮尺比のことで質問させてください。 (1) JISで規定されている尺度として1:2などの他、1:√2など、キリが悪いものがるのはなぜでしょうか?√で製図すると、図面から一見して、実際の大きさを判断しづらいなど、不都合があると思うのですが。 (2)規定されていない尺度(たとえば1:3)を使うことは好ましくないのでしょうか?以前、1:3を使い、 先輩に、規定寸法でないといけないと指導されました。その時は、√の倍率をつかったのですが、 上記理由により、本当は使いたくありません。
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私は、図面を書く側では無く書かれた図面を見て加工する側なので、図面を書く側の都合はよく分かりませんが。 1/√2で最初に思いつくのは、通常図面に使われるA3やA4の用紙の縦横比ですよね。 A3の用紙をちょうど半分にするとA4になります。 面積が半分ですから、その時線の長さは1/√2の長さになりますよね。 1:√2の縮尺で書かれている図面は、逆に倍の大きさの用紙に拡大すると実物大になるのでは? 普通のコピー機には、1/√2倍に縮小とか、√2倍に拡大コピーとか有りますよね。 そういう事が絡んでいるのでは無いですか? ちなみに、私個人は、図面の図形が実物の何倍で書かれているかなど一切気にしません。 そこに書かれている寸法の数値が全てです。 1/10ミリとか1/100ミリとかの寸法を見るのに、図面の図形を実測しても判断出来ませんから。 図面形状が明確に判別できれば良いです。 昔、手書きの図面のころは、設計変更で部品の寸法に変更があった時、寸法が大きく変わっているにもかかわらず、図面の図形形状はそのままで、寸法数値だけ書き直したような図面が来る事もしょっちゅう有りましたから。(当然、出来上がる製品は図面形状と全然違っていたり)
お礼
なるほど、A3,A4の比率とこコピー機の拡縮が√なのが関係しているのですね。また、加工者の方からの貴重な意見をいただき、ありがとうございました。あくまで実際の寸法が大事なのですね。どうもありがとうございました。ためになりました。