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設計者、製図者、オペレーターの違いについて
- 設計者、製図担当者、CADオペレーターの役割や求められるスキルについて教えてください。
- CADの操作ができるだけでは将来性がないと思い、設計者、製図担当者、CADオペレーターの役割の違いについて質問します。
- CADオペレーターができることや求められるスキルについて知りたいです。設計者や製図担当者との違いを教えてください。
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おはよう御座います。 CADの勉強をされているのですね。 私の場合、設計とCAD製図の両方を同時にやっています。 正確に言うと、設計した物はそのままCADで製図してます。 私が主に設計・製図しているのはメカ関係で、結構小さい(部品ベースだと、1辺は200mm以内程度)の物です。普段は"組み図"と"部品別製造図"をCADで引いています。 ですので、建築設計用CADとかですと内容が全然違ってきますので、参考まで。 CADとは、あくまでも設計したものをちゃんと製造出来る様に図面を書くツールですので、設計とは違います。 交差や表面仕上げ等、図面に記載するJIS記号等は通常、設計の段階で決めると思います。(業種が違えば作るものも違うため、一概には言えませんが・・・) 公差は、製図する部品の材質や取り付け場所によって違ってきます。 また、同じ形状の部品でも、±0.01と±0.1では、製作コストも変ってきます。 切削加工品のパーツを設計する場合、加工の事もある程度知識がないと、”製造不可能なものを設計”したりしてしまう事もあります。設計者はその辺も踏まえて設計する必要があります。 例えば、内径Φ20mmの中に外径Φ20mmの丸棒を差込みたいとします。 材質は共に真鍮で、プレス等で圧入し、パイプと丸棒を外れなくするとします。 この場合は、例としてパイプ内径Φ20の公差は+0/-0.01程度で、Φ20mmより細く仕上がる様にします。 丸棒は例として+0.01/-0にし、Φ20より太く仕上げる公差の指示にしないと、多分手で抜けます。 今、CADによる製図は主に外注に出されているんですよね? でしたら、出来上がった図面をよく見て、その部品が何処に取り付けられるのか、どういう動きをするのかを、社内で設計された人に聞いて、勉強したり、次回CADであなたが製図される時に反映させるのが一番良いのではないかという気がします。 公差の決定にはセオリーもありますが、経験が物を言う部分もあります。 もし誰も分からない様でしたら、実際にその部品を製造する人(加工屋さん)に書いた図面を見せて、部品の用途や、やりたい事を相談されれば、詳しい人なら公差くらい決めてくれると思います。(私も公差が決めかねる時は、外注の切削加工業者の人と相談し、決定しています。) 冒頭に、 「CADとは、あくまでも設計したものをちゃんと製造出来る様に図面を書くツールですので、設計とは違います。」 と書きましたが、実際、CADを使って設計しちゃうのが手っ取り早いです。(笑)
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表現が悪いとは思いますが、アシスタントでもできる事は、コストが 掛からない外注や若年者に仕事を廻します。 貴殿が、今のままの状態を続けていきますと、 * 安い給料(単価)のまま、仕事を続けていく ※ 公差や仕上げ等の記号を記入していき、図面の附加価値を高め、 給料(単価)を上げていく努力をしていく ★ 他の業種に転職する の何れかになります。 CADは楽しいので携わっていきたいと思うなら、門前の小僧習わぬお経 を読むではないですが、習うより慣れろです。 本などで製図の勉強はしていますが、実践となるとなかなか応用が効き ませんが、興味を持って取り組むと少しづつですが何とかなる筈です。 折角、前向きに、『本などで製図の勉強はしています』等をしている ので、もう少し続けてみて下さい。
お礼
ご回答、アドバイスありがとうございます。 ※ 公差や仕上げ等の記号を記入していき、図面の附加価値を高め、 給料(単価)を上げていく努力をしていく 機械設計は製図者もかなりの知識が必要なんですね。 最初から失敗を恐れずに実践してみたいと思います。
弊社では、設計部内を2つに分けています(形式だけの部分も有りますけど)。 1)客先要求に対する仕様設計: これは文字通り客先要求を満たす製品設計の事で、要求仕様に応じた、機械知識、弊社のノウハウと製品知識、製作技術及びコスト意識等が必要です。寸法や公差の入れ方はJISに準じています、海外向けでも特に問題になった事は有りません(英語で書けと言われた位かな・・・)。 2)製作図設計: 受注した物を仕様図から製作図を作図します。自社工場の機械設備及び製造知識等が必要です。こちらもJISに準じて作図しています。 どちらもCADでの作図ですが、2Dか3Dかは製品によって使い分けています。 公差の必要性は要求される製品の性能を正しく理解している人が決めれば良い事で、それが仕様設計者でも製作図設計者でも良いと思います、社内規格等が有ればそれに準じて決めれば良いのではないでしょうか。
お礼
ご回答ありがとうございます。 製品の性能を正しく理解している人が決めれば良い事、まさにそれがベストですね!基本的にはそれが設計担当ということですね。 ちなみに、弊社は割とグダグダな会社なので社内規格とかはないようです。だから素人の私にまで仕事がくるのかもしれません…と今気づきました。 きちんと機能している会社では通用しないかも…ですね。 ありがとうございました。
>>公差の決め方、記号の必要性 基本的にJISで決まってます ただ、製品設計の場合、それは、実験を基にしたデータから持ってくるばあいや。組立時の寸法を逆算して出す場合も有ります ただ、設計者の、思い込みが多い場合もあります 現場の感覚とか…orzなりたってない 記号に関しては、JISで決まっていますが社内規で決めている記号なども有ります 寸法は、基本加工者がわかりやすい寸法云々と良く言われますが。 うちの会社みたいに2重寸法バリバリで育った人たちと、 喧嘩ばかりしてますよ。極一般的な図面の書きかたしてるんですがね (良く基準がないって…言われるが、図面良く見ろよ) 良く言われますが、基本設計者は、機械のこと、知らないと難しいと思いま す ただ、現場からたたき上げの人が図面描けるかと言うとそうではないような気がします 最低でも機械科の高等学校は卒業していないと難しいでしょう (高卒では、雇ってくれるところは非常に少ないが) 1) 派遣などで、普通科や文系の学校を出た人は、 CADオペや、エンジニアリングを目指すものでは有りませんよ ・・・簡単に仕事に有りつけるが30超えると仕事は有りません ・・・ついでに、真面目に工業関係の学校を卒業し、エンジニアを目指している人の、邪魔をしている 派遣先で技術を身に付けるなど、ウマいうたい文句を付けていますが、 基本、あれは、若くて労働賃金が安ければいいと言う世界ですから 2)ちまたでは、CADスクールなどと言うものが存在しますが、 あれは、CADの操作を教えるところであって、設計を教えるところでは有りま せん 3ヶ月でCADをマスター・・・あなたも設計者 とか煽っていますが 考えても見てください、 もしそれが本当なら、工業系の高校(3年)、大学を(4年)を卒業した人たちは、みんな設計者になれますね
お礼
素早いご回答、ありがとうございます。 機械の世界は良く分からないまま就職してしまいましたが、本当に機械のことを知らないと難しいなと深く感じています。 しかも設計者と言われる方々の間でもなかなか難しい部分があるようですね。 ありがとうございました。
お礼
こんばんは。 CADは図面を書くツール、まさにその通りだと思います。そして、設計する方がCADで図面を書くのが一番早いですよね。そのうち、そんなことがあたり前になるんだろうな、と思います。 それと、設計担当の人が「製図してくれる人も長年の勘で公差とかある程度分かっている」と言っていたのを思い出しました。 私はまだまだ経験が足りません。日々是勉強!なのですね。努力不足でした。 勉強法のアドバイス含め、ありがとうございました。