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「ὀκτώ」をローマ字化したい
ギリシャ語の「8」をメアドに使いたいのですが、 そのままでは使えないので対応する?ローマ字に直したいです。 アルファ→a ベータ→b みたいにしたいのです。 最初のほうは「okt」でいいと思うのですが、最後の文字でちょっと困っています。 「オメガ」と読むことは教えてもらってわかったのですが、 oにしちゃうと、最初と最後の文字はギリシャ語だと「ὀ」と「ώ」で違うのに、 ローマ字にしたら同じ「o」になっちゃっていいんでしょうか。
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「ὀκτώ」の「ώ」は、紀元前4,5世紀ごろ古代ギリシャ語に導入されたそうで、当初は、H〔エータ〕が長母音として発音されることを示すための綴りでした。しかし、その後短母音O〔オ〕と区別するため、長母音〔オー〕を表わす文字と用いられたらしい。それで、この文字ωは〔オー〕のほか、しばしば〔オウ〕〔アウ〕などとも読まれたようです。 そこで、結論:(現代語でしたらNo.1さんのご回答を)、古代語にこだわるなら次の方法をお勧めします。 (1)OKTW'と書いて、W'を古代ギリシャ語「ώ」の代用とする。 (2)OKTOVと書いて、〔オクトウ〕と読んでもらう。(古代ギリシャ語には「U」の字はなかった)。 (3)古代ラテン語のOCTOを用いる。(ラテン語には本来Kの字がなく、それに当たるものとして、通常Cの字を用いる。) (4)質問者様が最初に考えたOKTOを用いる。ギリシャ語ともラテン語ともつきませんが、意味は通じると思いますし、メアドはいわば固有名詞ですから、正確さにこだわる必要はないわけですよね。 以上、ご回答まで。
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- bakansky
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日本人の姓である 「佐藤」 をローマ字にすると Sato になり、これでは [サトー] と発音してもらえるかどうか心配だ、というのと似ていますね。 ギリシャ語の ὀκτώ は、4世紀頃のコイネーでは /októ/ と発音されたそうです (コイネーというのは、今日でいう 『新約聖書』 が書かれたのがコイネーで、いわば民衆のギリシャ語ともいうべきものです)。これだと語尾が長母音になっていません。 また、同じ語がラテン語に入って octo と綴られるのですが、この場合には語尾の -o は長母音で発音されます。ラテン語の [オクトー] は、英語の octopus (蛸のことですが、「8本足」 という意味にも取れます) という語などでおなじみです。 以上の情報は、下記のところを参照しました。 → http://en.wiktionary.org/wiki/ὀκτώ ということは、ローマ字で octo と記した場合には、「8」 を意味するラテン語だと取る人もいるかもしれません。 綴りと発音の問題は、たとえばフランス語で 「8」 を意味する語を使おうと思って huit [ユイット] にしたところで、それ単独では何語とも知れず、[ヒュイット] と読まれても仕方のないことになります。 正しい発音に近く読まれることを望むのなら、たとえばイタリア語の 「8」 は otto [オット] ですから、これならおそらく問題はないでしょう。あるいはドイツ語の acht [アハト] とかは、ドイツ語を知っている人には分かるかもしれないとは思います。 あるいは、スペイン語の ocho [オーチョ] も発音どおりに読まれる可能性は高いと思われます。 しかしどうしてもギリシャ語の 「8」 にこだわるということなら、ラテン語と同じ octo にせざるを得ないと考えます。
お礼
おーちょが音が可愛いので候補にいれたいと思います。 とっても参考になりました。 有難うございますm(_ _)m
お礼
octoも見た感じがころころして可愛いので、octoか、下で教えてもらったochoを使おうかなと思います。 先の質問から何度も回答有難うございました! 大変お世話になりましたm(_ _)m