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SUS430にニッケル約8%含有?(追加質問)
EDX分析(エネルギー分散型X線分析)でフェライト系SUS430を分析したところ、あるはずのないと思っていたニッケルが約8%含まれていました。 母材を切断して内部の箇所を分析しましたが、このような事はありえるのでしょうか? なお、分析サンプルには磁性がある事も確認しましたので、SUS304ではないのではないかと考えています。 初心者なもので初歩的な質問かもしれず恐縮ですが、教えていただければ幸いです。 よろしくお願いします。
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分析結果Ni 8%が疑わしいのですね。どうも決め手を欠いているようです。 そこで組織観察をご提案します。面心立方の組織が認められればSUS304としましょう。さもなくば430とします。試料をよく(電解)研磨して腐食(この場合は王水でいいでしょう)した後顕微鏡観察します。面心立方組織に良く認められる双晶(平行線を持つ結晶粒)に注目してごらん下さい。組織についてはのステンレスの双晶組織が美しいです。 https://www.jstage.jst.go.jp/article/tetsutohagane/98/6/98_223/_pdf
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- heartbeat8
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加工硬化によって磁性を帯びたSUS304ではないでしょうか。 溶接など行った場合304でも磁性を帯びます。 (鉄、430と比較した場合磁性は弱いですが) 板材でSUS304のバネ鋼などでもわずかですが磁性があります。
お礼
ありがとうございました。
- nekonynan
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大方の含有量は 304 Ni (8~10.5%)、Cr (18~20%) オーステナイト系は非磁性体 430 Cr (16~18%)フェライト系、析出硬化系は磁性体(強磁性体)なので磁気を帯びることはある なので確かにおかしいですね・・・・納入したメーカに聴いて見て下さい
お礼
ありがとうございました。
お礼
ありがとうございました。大変参考になりました。