- ベストアンサー
機械加工を安くするための板厚選定方法
機械加工・材料費を安くするために、材料の板厚をどれ位で選定したらよいか分からないため、 アドバイスをいただきたく。 たとえば、板厚1.6mm、大きさ200×200mm Ra25や、Ra6.3程度、普通校差の鉄板が必要な 場合を考えます。この加工を切削加工で業者に依頼すると、業者は1.6mmより厚い2mmの鉄板を削って、1.6mmに仕上げるのでしょうか?それともそのまま1.6mmの鉄板の表面を削って仕上げるのでしょうか?前者の処理だと、だいぶ加工料金が高くなりそうです。 本当は、業者にたずねるのが一番でしょうが、その機会がないため、ここで質問しています。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
1・6mm厚 で200X200 の両面研磨(平面研削盤でワンパス仕上げ程度)ということなら ゲージ鋼板 として使用した記憶があります。 >SK5MSP:最終圧延前に焼鈍し処理して、軽く冷間圧延したSK5のゲージ鋼で、板厚4mm未満の板 があります。 規格では2mm厚しかなかったかもしれませんが、丁寧に両面を交互に研削してその寸法に仕上げることも可能です。硬いのでフライス盤などで切削加工するのはかえって高度な技術が必要です。 また 生のSS鋼板は安いですが、切削加工することは、その板厚あたりではやはり加工変形が大きくなってかえってむずかしいので、多少材料としては高くても硬質の工具鋼を選ぶことにになってしまうのではないでしょうか。 ゲージ鋼そのものが加工しなくても仰るくらいの、そこそこの表面精度は出ていると思います。
その他の回答 (1)
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1949/7547)
特殊な目的でない限り、1.6mmの鉄板の表面を削って仕上げます。 2mmの鉄板を削って、1.6mmに仕上げるような手間と費用がかかることはしません。 と言うか設計者は標準板厚を使って製品ができるように配慮して設計するのが当たり前です。 設計者は機械材料、加工方法を考慮に入れて製作依頼しないと、製作を断られることもあります。 わからないのに、加工業者に相談しないで設計するなんてことはあり得ません。
お礼
ありがとうございました。
補足
そうなんですね。追加で教えていただきたいのですが、1.6mm厚さの鉄板の黒皮を、旋盤等で削ってRa6.3程度にした場合、 厚さ1.6mmの普通公差内にはいるものでしょうか?