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鋳物ブロックの板厚加工についてのアドバイスをお願いします。
- 鋳物ブロックの板厚加工に関してアドバイスを頂けないでしょうか。弊社では通常、バイスに材料をつかんで切削加工をする事が多く、バイスにつかみにくい鋳物の加工はほとんど経験がありません。
- 加工内容は(FCD500)板厚が3種類ありT=40,100,150です。外形は3種類とも100X100です。問題は板厚に平行度0.03が入っているのですがバイスに単純につかんでもこの公差は出ないと思っています。100X100の外形を削れば条件は良くなるのですが、客先の要望で削ることができません。
- 片面を丁寧に仕上げ、反対面を適当に削り平研で仕上げ加工ができれば良いのですが弊社には平研がありません。この様な場合どうすれば公差内の製品ができるのでしょうか。
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要はバイスにどう固定するかの問題に尽きるかと思います。 口金に角棒または丸棒を挟んで、ガタつかないよう固定する。棒よりブロックにして、2点+1点、3点が確実に当たって締まるようにして片側面を削る。 他方の平行面は、同様に固定するとともに、バイス底面に0.1厚程度のシムを 4隅に敷いて、どれもが抜け出さないことを確認してから加工する。 公差0.03程度なら、シムの代わりに短冊状に切った紙でも何とか使えるかもしれない。 切削力が小さくなるよう、カッター径はなるべく小さくする。 バイスの可動側のガタはありませんか? これがあるとワークを叩いても、うまく下に押し下げられない原因になってる可能性があります。一時的にスライド部を調整してギチギチにしてしまう対策も有ります。 それとワークと口金の間に挟むブロックを、アルミ、銅、樹脂など軟らかいものにするのも有効でしょう。ワークよりもこのブロックを叩くのが良いかも知れません。 両側を荒取りすれば、方向によりどちらかが落ち着きやすい傾向が出ると思います。 手間取るのは確かですね。でも少量なら止むを得ないかと。。。
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ソリッドバイスという稼働爪が単体になった物があります 絞め込むと締まると共に下に下がります これをテーブルに取り付けれ仕上げ時にはクランプ力を加減すればを平行度0.03はクリアできるでしょう http://www.imao.co.jp/on-cat/whs-003/05mini_clamping/mbtc/mbtc.pdf http://www.onuma-mc.co.jp/jpg/27376.htm
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良いクランプ教えて頂きありがとうございました。T100,150に関しては、このクランプで粗から仕上げまで一気に加工してしまうには不安がありますので、先にバイスにつかんで粗加工を済ませ、来週このクランプを使い仕上げ加工をやってみようと思います。出費は痛いのですが別の機会にも使えるかも。または、粗加工中に良い方法を思いつけば別の方法でやってみようと思います。 仕上がり寸法に対し約9ミリもニクが付いています。鋳物ってこんなにも余裕を持たせて有るのかと驚きました。 どうもありがとうございました。
お礼
アドバイス、どうもありがとうございました。 片面は良いのですが反対面を加工する時、私のブロック取り付け要領が悪いのか4隅のシムが動かない様にするのにかなり手間取っています。一度バイスを緩め、再度トライしてみるのですが前よりもシムの動く感覚が悪くなったり・・・・。もう一工夫してみます。 返事が遅くなり申し訳有りません。アルミの残材を使用してやってみました。かなり良くなりました。 削る品物によって多少バラツキが有るのですが,何とか公差内に収まってきました。 どうもありがとうございました。