食品衛生管理者(調理師等が講習を受ける)、調理師と食品衛生責任者(共に国家資格)を持っています。
惣菜の種類にもよりますが・・・食品衛生法では6月から9月までの長時間の常備保存や販売を
基本的には禁止しています。長時間とは3時間以上となります。
7月に都内で行われたお弁当の路上販売や移動調理車でのお弁当から保健所調査結果では
殆んどのお弁当から基準値を上回る雑菌が見つかりました。(条件は、室温28℃湿度60%、3時間放置)
高温多湿な日本では、6月や8月の湿度は60~70%は普通に有る事です。
その為に牛丼屋等では生卵の持ち帰りを禁止しています。(サルモネラ菌が増殖する為)
同時に総菜はパックに入っていませんか? 温かい惣菜をパックに入てしまえパック内の
湿度は更に上がりますよね・・・・
ですが・・人間の胃には「胃液」が存在し通常の菌は死滅します。
※その為に食品衛生法では、ちまたで良く聞いた「3秒ルール」の根拠になった5秒があります。
※5秒以内に床等に落下した食品をそのまま提供しても調理者はその責は問われない・・・
※因みに海外は5秒でなく10秒を採用する国は非常に多いです(日本は高温多湿)
※これも実験結果があり雑菌が付着する事には変わりないですが・・・・・
ところが夏は暑いので水分の取り過ぎやお茶等で食べ物を流すような食べ方をする人は胃液が薄まりますので
非常に危険と言う事になります。 同じ物を食べた人達が食中毒になり食中毒状態が酷い人と軽い人が
生まれるのは、胃液の関係も存在し 同時に体調も影響しています。
惣菜をパックに入れ袋に入れて室温で5時間置いたら保存状態では最悪ですよね・・・・
それとお弁当には製造時間が刻印してあるお店が多いのもその為です。
別に冷蔵庫に入れなくとも平気ですが袋を広げパック内が密室にならないように開けておけば
密閉性はなくなりますが・・・臭いが拡散しますよね・・・
結果として言える事は、体調が悪い時には食べない。 食べる前後の水分は控える・・なら良いでしょう。
お礼
ありがとうございました。