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エアコンの消費電力と効率の議論
- エアコンの消費電力と効率についての議論についてまとめました。
- エアコンを一時間つけっぱなしにしても電気代は変わらないという議論について疑問を抱いています。
- 始動時にエアコンは空調以外のエネルギー消費があるのか、湿度を考慮した議論が必要なのかについて追求しています。
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>冷房では一時間くらいなら切ってつけても、つけっぱなしても電気代は変わらないということを聞きます。 最新のエアコンでも同様です。 ただし相当効率の高い高気密高断熱住宅ではその限りではありません。 言い換えれば気密性が低く断熱性の悪い住宅ではエアコンを切ればすぐに室内環境が悪化するという事です。 >質問1:暖房でも同じことが言えますか? 暖房こそそういう現象がはっきりと表れるはずです。 >質問2:始動電流が大きいのは知っていますが、エアコンは始動時に空調以外のエネルギー消費があるのでしょうか? 最近のエアコンは省エネのためにヒートポンプ搭載は珍しくありません。 それに今時のエアコンには暖房時には冷媒や配管が凍らないようにするためのヒーターが装備されているのが常識です。 それらに電力を消費しても旧式モデルよりも省エネなのです。 >質問3:実は「一時間くらいならつけっぱなしても電気代は変わらない」というのは温度だけに着目して湿度を無視した議論ではないかと疑っているのですが、実際はどうなのでしょうか? どこかエアコンメーカーに問い合わせて確認すれば理解できるでしょうが、上でも回答したように住宅設計環境次第で全く異なる数値となるでしょう。 完璧に外気を遮断できるような造りの住宅を想定できるならそういった考えにはならないと思います。 最新の家電製品は最新の住宅に合った造りや性能で発揮できる性能ですし、そういう環境でなければあまり意味のない数値や定説であると理解できませんか? >うちのエアコンのCOP見ると、 ごく小出力(Maxの1割とか)だとかなり効率が悪くて(COPが極端に低くて)、 その後急に上がって2~3割くらいで最高の効率(最高のCOP)になり、 そのあとmaxまで緩やかに落ちていくようなそんなイメージ。 8~9年前設計で4~5年前まで製造の古い形式のモデルに良く見られる特徴です。 最近の新しいエアコンでは極端に冷暖房の効率は改善されています。 当然消費電力も最近のものはトータルで見れば小さくなっています。 >あと暖房の温度差はおっしゃるとおりですが、気温によっては霜取り運転が入ること。冷房の場合、室外機のある場所が35度だったり50度だったりするなど、このあたりは難しいですね。ただ「1時間ならつけっぱなしたら?」と言っているのはかなりの素人が温度だけ測って勝手なこと言ってるだけに思えますが、どうなんでしょうか。そもそも誰が言い出したんでしょうね。 今時のフル暖エアコンは霜取り運転はしません。 ハイスペックモデルなら真夏に直射日光の当たる場所に室外機があっても全く冷房効率には影響しません。 大概のエアコンメーカーの実測での好評値です。 そもそも最近のハイスペックモデルのエアコンは人感センサー付きが多く、人の気配がないとすぐにアイドリング運転に変わってしまいます。 広い部屋だと逆に不都合でしかなく、そういう設定は停止するようになりますね。
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- mimazoku_2
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> 私が本文でそういっているのですが??? これは失礼しました。 >つまり潜熱まで考えればやはり一時間でもこまめに切ったほうが節電になる」という可能性もあるのではないかと疑っています。 この内容についてのアンチ文として、回答しました。 昔のエアコン(クーラー)のようにコンプレッサーのON/OFF制御ならば、節電になりますが、インバーター方式が標準になっている現在では、昔の節電方法は無意味です。 「こまめに消してこまめに節電」というのは、LED照明やインバーターエアコンが無かったときの名残です。 実際には、インバーターとマイコンが、適度に温度調整と消費電力を抑制してくれますので、自動的に節電が実行されています。 なので、あえてON/OFFする必要性はありません。 1時間・・・室温が上昇しなければ、意味がありますが、その1時間で室温が外気温なみに上昇するようであれば、1時間の電源OFFは無意味です。 私の経験では、2時間以内の外出ならば、ON/OFFしなくて良い。 むしろ、エアコンに制御を任せた方が、使用電力量が少なくて済みます。 また、一律に「1時間でも」としてしまうと、エアコンの置かれた環境に大きな食い違いがあるため、結論的に『的外れ』な情報となります。 冷蔵庫のように長時間、室温が保たれれば、ON/OFF制御には意味があります。 現実には、換気や日差しなどで、温度上昇要因がありすぎますので、一律な表現や考え方に意味はありません。 でも、一般向けに流布されているのは、数十年前と変わらない節電方法です。 誰(バカ)にでも分るし、やれる事だからです。 で、「潜熱」という言葉を出してもいいですが、夏場に実際の手持ちのエアコンで実験し、請求される料金で判断した方が手っ取り早いと思います。 体験するのが、何よりの{レシピ}でしょうから・・・。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >夏場に実際の手持ちのエアコンで実験し、請求される料金で判断した方が手っ取り早いと思います。 それをするならここで聞く必要も無かったりします。ただ来年の夏までお預けですね。
- mimazoku_2
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着眼点は良いのですが、部屋の空気が持つ「潜熱」をも計算しないとイケナイでしょう。 言い換えれば、1時間の室温維持が可能なら、節電になります。 けど、大抵10分もあれば、室温は高温になりますよね。 つまり、これが問題。 なので、一旦冷却して室温が安定したら、セーブ運転になるので、人がいてもいなくても1時間程度の外出ならばOFFにする必要がありません。 また、人間がいなくなった分、余分な冷却が不要な分、さらにセーブ出来るでしょう。 何でもそうですが、GO/STOPが一番電気を食います。 どうせなら、外出時に気温を1度上げる程度で十分でしょう。 帰ってきたら、1度下げる。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >部屋の空気が持つ「潜熱」をも計算しないとイケナイでしょう。 私が本文でそういっているのですが???
- Saturn5
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これは断食と似ています。 1日くらい断食したとしても、次の日に2倍近く食べるので結局は同じなのです。 1時間程度ならば、今のエアコンはインバーターなので、小電力で動かして いる方が電気代が安いこともあります。 回答1:暖房の方が1時間の節電効果は大きいです。 重要なことは室内と室外の温度差です。 冷房は室内27℃、室外34℃などの5~10℃であることが多いのですが、 暖房だと室内24℃、室外5℃などの15~25℃であることが多いです。 そのため、1時間来ていると部屋が早く冷えますので、その分の熱のロスが 減ります。どちらも、12時間くらい切っておくと室内と室外の温度差が 無くなるので熱のロスが無くなります。 質問2:基本的には空調の電流のみです。 しかし、これがコンプレッサー以外にもファンを回す電流や、冷媒の温度を 保つ電流などのいろんなことに使われます。 質問3:除湿量は基本的に温度差に比例します。 確かに起動時は温度差も大きく、大量に除湿されるでしょう。 しかし、1時間つけておくと1時間のあいだに少しずつほぼ同じ量が除湿 されるはずです。 >気温を下げるだけなので電力消費は小さい もし、除湿をしないで気温だけを下げたとしても体感温度はあまり下がりません。 気温が30℃を超えていても湿度が低ければ快適に過ごせる場合もあります。 ですから除湿に使われる電力は無駄ではありません。 結論としてはノンインバーターでは1時間切っておくとわずかに節電できますし、 その効果は暖房時の方が大きいです。インバータータイプだとインバーターの効率で 相殺されるので効果は微妙です。損益分岐点が2~3時間のところになるのでは ないでしょうか?
お礼
ご回答ありがとうございます。そういえばインバータの効率って出力を通して一定ではありませんでしたね。忘れていました。 うちのエアコンのCOP見ると、 ごく小出力(Maxの1割とか)だとかなり効率が悪くて(COPが極端に低くて)、 その後急に上がって2~3割くらいで最高の効率(最高のCOP)になり、 そのあとmaxまで緩やかに落ちていく ようなそんなイメージ。 つまり2~3割でまわすか切るかのどちらかだと効率最高なんだろうと思いますが。そういうモードが選べるといいですね。 つまり室温維持と始動時の急速冷暖房がそれぞれどの効率に来るか次第ともいえますね。 あと暖房の温度差はおっしゃるとおりですが、気温によっては霜取り運転が入ること。冷房の場合、室外機のある場所が35度だったり50度だったりするなど、このあたりは難しいですね。ただ「1時間ならつけっぱなしたら?」と言っているのはかなりの素人が温度だけ測って勝手なこと言ってるだけに思えますが、どうなんでしょうか。そもそも誰が言い出したんでしょうね。
お礼
ご回答ありがとうございます。最近の機種のCOP(APF?)曲線がなかなか見られないのですが、来るところまで来たかと思っていたらどこまでも進化しますね。それにしてもコンプレッサの最大効率がそんなに上がったわけでもないのにどうしてそこまで効率が上がるのか分かりませんが。 個人的には内窓を自作してかなり環境がよくなったので、暖房はエアコンを1時間ほどかけて温度を上げて切り、その後寝るまでつけることはありません。7年後の大規模修繕のときに買い換えようと思っていますが楽しみではあります。