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ヤマザキパンの本当のカビないわけ
小さいとき母親が、ヤマザキの食パンは 食感がとてもいい、といって買っていました。 ただし、ほかのメーカーと違いカビないから、 防腐剤など体によくないものが入ってるだろうと、 言っていました。 今では、常識になってる感もありますが、ヤマザキパンは、 臭素酸カリウムが入っていて、それは発ガン性があると。 しかし、だからカビないんだというのは短絡的な理論であり、 残量が微量であり防カビの役割自体はないみたいです。 では、実際、他メーカーのものよりもカビない直接的理由は なんなんでしょうか?
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合成保存料である【ソルビン酸カリウム】、 これが他社のものよりも、多く入っているからでしょう。 保存料が多ければ多いほど、かびないわけですから。 ちなみに、「イーストフード」も添加物の塊です。 これが入っていると、機械で生産しても、ふっくらと焼きあがります。 どのメーカーも似たり寄ったりかもしれませんが、少なくても、パスコや神戸屋の食パンには、「イーストフード」や「乳化剤」は入っていません。もちろん、ソルビン酸カリウムも、です。 「消費者の健康のために、なるべく添加物を減らして、良いものを作ろう」という企業姿勢が見えない企業です。
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- makocyan
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カビが生えないのは、まずは工場の衛生管理が優れているからです。 パンにカビが生えないようにするには、焼き上がり以降に付着するカビ胞子を増やさないことと増殖しない温度におくことが一番です。日本の製パンメーカーの食パンも昔は結構カビたんですが、施設の改善をすすめることでこれを確立してきたわけです。ヤマザキは最大手なので、いち早く施設の改善に投資できたというのが一番の理由じゃないんでしょうか。ただし今では他の大手の製パンメーカーもほぼ同じかそれ以上の水準のところもありますので、いずれのメーカーのものもたいてい生え難いです。 カビが生え難いのは薬のせいじゃありません。 そもそも「防腐剤」というものは食品添加物の範疇には存在しません。また昔から、いわゆる「白パン」にはそうした保存性の向上に関わる添加物は一切使われていませんでした。これは、保存性をあげたところでパン生地の老化現象は防げないため、無駄と判断されているからです。 パンで保存料が使われるのはいわゆる調理パンのクリーム等ですね。これらは下手をすると食中毒菌が繁殖しやすいので、パンのように常温で保管されるものではきちんと処理をする必要があるからです。 臭素酸カリウムは保存性の向上のための添加物ではなくて、焼き上がりの食感を向上させるための品質向上剤として使われます。したがってカビとは全く関係がありあません。確かに過去には(生成時の不純物による)発がん性が指摘されたことがありましたが、90年代に生成方法の改善が行われ、いまでは安全性に問題はないとされています。 ただし、過去のしがらみもあってかこれを使うメーカーは限られ、実際にはヤマザキパンの一部の製品(ランチパック等)にしか使われていないのが実態です。 ということで、カビと臭素酸カリウムは関連性はありません。 しばらく前に「〇〇パンはなぜカビない」というような本が出て、結構売れてしまいました。内容は科学の世界では笑い話にもならないんようなものなんですが、どうも世の中には進んでこういうヨタ話を信じてしまう人がいます。まともなパン屋さんは困っているようですよ。
考えられるのは徹底した衛生管理でしょうね。 胞子が付着しなければカビは生えないですから… カビの胞子は空気中そこら中に普通に存在してます。 だからこれから隔離するには製造から包装まで徹底した衛生管理を行わねばなりません。 街の個人店等の場合はここまでの衛生管理は基本無理です。 店に置いておくだけで胞子は浮遊してるでしょうし… ただこれはあくまで未開封の場合ですが…
補足
はい、それはあくまでも未開封の話ですね。