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カブトムシの採卵方法とそのメリットについて
- カブトムシの飼育方法には、卵の採卵があります
- 卵の採卵をすることで、卵が親カブトに傷つけられるリスクを減らすことができます
- 卵からかえった幼虫を適切な環境に移すことで、成虫になるまでの成長が促されます
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>今回、私もそれをやってみたのですが、卵が以外に脆いのと手間を考えるとあまりリスクが大きく、正直、鑑賞以外のメリットを感じないのですが、もっとメリットがありますか? カブトムシが産卵するのは、「この条件なら私の子どもがスクスクと育つ」と感じた場所です。 幼虫が育つのに適していない条件(土質・湿り気・温度など)であれば産卵しません。産卵したということはいわばカブトのお墨付きの飼育条件であるということです。しかし人間がそこから卵を移動させた場合、その新たな土や飼育容器の設置場所などはカブトムシのお墨付きではありません。 また、産み付けられた卵の周囲には卵室という空間があり、孵化までに卵が膨らむ余地を見越してあります。それらを無視して卵の場所を移動させて良いはずがありません。採卵には何のメリットもありません。孵化率が下がるだけです。私は卵を取り出すと孵化率が下がるのは卵室を壊すからだと思っています。蛹室を壊されるとまともな成虫が出てこないのと同じだと思います。カブトムシは産卵のときにわざわざ意味のない空間を一粒ごとに作るとは思えないので、卵室は孵化する過程で是非とも必要な空間であると見ています。 >採卵しないと卵が親カブトに傷つけられてしまうというのがありましたが、 100%ないと思います。そのあたりは神様が実にうまく調整しています。一度産み付けた卵のそばにはメスは絶対に近寄りません。近所に順次産み付けては行きますが、すでに産みつけた場所に戻ることはありません。また蛹室には他の幼虫は近づきませんし、蛹室が他の幼虫に壊されたり蛹が食われることもありません。他人の蛹室には近付かずに巧みに空間をシェアして自分の蛹室を作ります。種の保存のために神様がちゃんと調整しています。せっかく産んだ自分の卵を傷つけるほどカブトのメスは馬鹿ではありません。 >これは排卵の途中で出てきたメスを別の産卵セットに移した方がいい気がします。 そのとおりです。1ロットの産卵を終えたメスは、栄養補給のためにエサを食べに上がって来るので、そのタイミングでメスを取り出せば良いのです。 >そして、卵からかえったあとで幼虫を頭数に合わせた環境に移したほうがいいと思うのですが、いかがでしょう まったくもってその通りです。卵で取り出すよりも、幼虫で取り出すほうが生存率が高いです。 交尾させる→メスを産卵用ケースに移す→2週間~4週間でメスが上がって来るので別の飼育容器に移す→すべての卵が孵化する(メスを取り出して1ヶ月後)頃を見計らってケースをひっくり返して幼虫を仕分けする。 このオーソドックスな方法がベストと思います。 採卵して容器の側面近くに卵を配するのは子どもの観察用にやむを得ずすることで、樹脂やガラスの壁に卵を触れさせるのは環境としては非常にマズイと思います。いくつかは孵化するとは思いますが・・・
お礼
ご回答ありがとうございます。 やはり、思っていた通りのようで安心?しました。 採卵に関して紹介してるページでは採卵の趣旨やデメリットの説明があまりなく、 採卵が当たり前のように紹介されており、つい、私もやってしまいました。 実際やってみて、採卵の行為に疑問を感じました。 そして、採卵に関するリスクとか否定的な情報を探したんですが、殆どなかったため、こちらで質問させて頂いた次第です。 大袈裟かも知れませんが、ネットにおける情報の取り扱いに関する怖さを垣間見た気がします。 あらためて、ご回答ありがとうございました!
補足
その後生き残った卵は10/26でした。 うち8個がほぼ同時期に孵化し、残り2個が孵化しません。 恐らくこの2個もダメだと思われます 採卵なんてやるもんじゃないですね