かなり昔ですが、同じような勉強方法について悩んだことがありました。
>資格試験や英語の勉強などで、テキストを用いて勉強する場合、ノートや紙にメモしながら勉強しますか?それとも読むだけでしょうか?
⇒人間はコピー機などと違ってただ見たり読んだりしただけではなかなか覚えられませんよね。ですから、「書いて覚える」ことをお勧めします。私はこの方法を高校の後半から大学院まで続けましたので、膨大な量の「手作り参考書」ができました。(ノートは「自分で作る参考書」と言われるそうです。)
>書く作業は覚えますが、かなり時間を消費してしまうイメージがあります。
⇒一見時間がかかりますが、結果としては書いて覚えたのが正解だったと思っています。確信をもってお勧めできます。
>また理解しないのに、ただ写すだけの作業になると意味を成さない可能性もありますし、
ノートは見直さないと覚えたことが忘れるかと思います。
⇒ただし、ただ写すのではありません。「自分語」にしながら書くのです。
以下に、「自分語にしながら書く」とは、どういうことかをご説明します。
(1)1つの事項を必ず複数のテキストや参考書を参照しながら(つまり、1テキストのまる写しでなく)自分の頭でまとめる形にして書く。
(2)ノートはぜいたくに使って、例文や注も添える。
(3)「応用」を考える。例えば、英語なら例文の時制や主語を置き換えて作文するとか、資格試験ならその解説項目から試験に出されそうな問題を考えてみる、など。
(4)「体系化」を考える。例えば、英語seeの説明ならseeとlook、さらにはhearとlistenなどを「相関の束」として整理するとか、資格試験なら当該項目とそれに連なる上位項や下位項、補足事項などをまとめて「小宇宙」にする。
(5)項目のタイトルや小見出しを追加したり、できれば、ノート全体の目次を作成する。
以上の作業は一見大変そうですが、やり始めると結構楽しくできますよ。まあ、(4)(5)あたりは省略しても構いませんが、とにかく「楽しみながらやれる」というのが大きな武器で、あっという間に大学ノート1冊が終わります。そして、これが最も言いたいことですが、終ったときにはほとんど8-9割は頭に入っているから不思議です! そう、「ノートは心込めて書くほどによく覚えられる」と言われます。そして、これが最も言いたいことですが、終ったときには、ほとんど8-9割は頭に入っているから不思議です! 確かに、「ノートは心込めて書くほどによく覚えられます!」。
以上、「自分語による自作ノート」のお勧めでした。ぜひ、お試しを。(なお、他に質問などありましたら、「補足」してください。)
お礼
アドバイス有難うございます。 ためになりました。