(難関)大学入試合格レベルは1分間に100語と言われています。150語いけたらすごいですが、易しい文章なので、もっとスピードを上げられるはずです。以下の点を確認してみてください。
1.同じスピードで読んでいないか?
One dollar and eighty-seven cents. That was all. And sixty cents of it in the smallest pieces of money - pennies. Pennies saved one and two at a time by negotiating with the men at the market who sold vegetables and meat.
という文章の場合(O. HenryのThe Gift of Magiより)、のんべんだらりと読んでいないでしょうか。早く読む人は、まず最初の文の数字を読み取ります。centsでお金の単位と認識。次のThat was all.は一目で見えます(一語一語読まない)。3番目ーー60centsさえ捕えたら、penniesで意味がつながればOK(途中はさっと意味がつながるように読み取る、the mallest pieces of moneyなんだな、それはpenniesなんだなと、本の一瞬で判断。4番目の文にはそのPenniesではじまるのでちょっと注目。savedしたんだーーby negotiating with the men at the marketによって、vegetables and meat売りのーーみたいに。つまり、メリハリをつけながら、キーワードや重要な名詞や動詞に注目しながら、あとはさらりと読む。こういう、緩急をつけて読むといいますか、要所要所を抑えて読むということが大事です。
2.英語の語順で読む→そのためには、英語は名詞の右に説明が来るという原則に慣れる。
英語の語順で読みます。関係代名詞など、右へいったり戻ったりをしては、時間のロスです。英語の語順で分かるようにすべきです。しかし、そうは言われても、どうするのか困るのもわかります。英語の名詞の右からその名詞を修飾する語・句・節は、実は説明になっているーーそこがわかると早くなります。1で示した文章の最後の文など、the men . . . who sold . . . のwho sold以下はthe menの説明です。この読み方ができないと速く読めません。
3.黙読の中の音読
ある程度英語ができる人にとっては、黙読しているとき、頭の中で音読するがために速度が上がらないという場合があります。あなたは、日本語の本を読むときも、頭の中で音読していますか(そういう人たちもたくさんいます)?そうなら、まず、日本語で音読せずに読む訓練を少しやってみてもいいでしょう。それを今度は英語でやってみます。前置詞など記号だと思えばいいのです。意味のまとまったところで意味をとる。Pennies /saved one and two/ at a time /by negotiating with the men /at the market /who sold vegetables and meat.
スラッシュのところで区切って読めばいいのです。この区切り読みができないと、速く読めないし、音読を頭の中でやっていては速く読めません。
以上、ご参考になればと思います。
質問者
お礼
2は、完璧ですが、1・3が難しいです。
今まで精読をして来たので、じっくり読む癖があります。
That was all.は、さすがに一目で意味も、心の音読も無く理解できますが、通常は、日本語も心でしゃべります。
英語を軽く瞬間に理解するのがまだ遅いのだと思いました。
数字はイメージを映像化して87としないと、分かりません。
ハチジュウナナ、とまでは思いませんが。
初見だと簡単な英文でも分速40~60語ぽっちです。
まだまだ課題が多そうです。
アドバイスを参考に、伸ばしていきたいと思います。
ご回答ありがとうございました。
お礼
なるほど。興味深く読ませていただきました。 私は日本語を読むのも遅いので、 1秒で読める日本語も数秒かかります。 心で音読もします。 年単位で見ていかないといけないのですね。 半年前よりは早くなった気がしますが、 ページ数は少ないので、長い目で見ていきます。 「いっぱい読むこと」、を念頭に長い目でやっていきます。 出来るだけ慣れ・蓄積の句や節を増やすくとも重要みたいですね。 アドバイスを元にやっていきます。 ご回答ありがとうございました。