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次の条件を満たす組(x、y、z)を考える。
次の条件を満たす組(x、y、z)を考える。 条件(A):x、y、zは正の整数で、x^2+y^2+Z^2=xyzおよびx≦y≦zを満たす。 以下の問いに答えよ。 (1)条件(A)を満たす組(x、y、z)で、y≦3となるものをすべて求めよ。 (2)組(a,b,c)が条件(A)を満たすとする。このとき、組(b,c,z)が条件(A)を満たすようなzが存在することを示せ。 (3)条件(A)を満たす組(x、y、z)は、無数に存在することを示せ。 解説とその理由をお願いします。
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#2 失礼。訂正します。 (3)は (1)の組(3,3,6)に(2)を適用するのを繰り返せば、に直して下さい。
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- k14i12d
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(1)y=1、y=2、y=3の場合を実際に考えてみる。 y=1のとき2+z^2=zより不適 y=2のときx^2+z^2-2xz=-4 ⇔(x-z)^2=-4より不適 y=3のときx^2+z^2=3(xz-3) 右辺が3の倍数だから、左辺の二つの項は3の倍数でなければならない。 x≦yより、x=3を代入。z^2=9(z-2)これを満たすzはz=3、6 よって題意を満たす組は(x,y,z)=(3,3,3),(3,3,6) (2)a,b,c,はa^2+b^2+c^2=abc ←[1] b^2+c^2+z^2=bcz ←[2]として、 [1]かつ[2]が自然数の解を持てば十分。(ただし、a≦b≦c≦z) ←[3] [1],[2]より、 z^2-a^2=bc(z-a) ところで、z=aのとき、(1)と[1]より成り立つのは自明なので、z≠aとする。 すると、z+a=bc⇔z=bc-a [3]より、bc-aは自然数である。 よって、bc-a≧c ←[4]となれば、十分。 ⇔bc≧c+a 両辺正より2乗を比べても一般性は失わない。 (bc)^2-(c+a)^2 =c^2b^2-(c+a)^2 判別式は4c^2(c+a)^2 となり、正であるので[4]も示された。以上より、題意は満たされた。 (3)(2)のうち、a≠zのときを繰り返し適用すれば、自然数は無数に存在するので、解の組も無数に存在する。
(1) y≦3となる(x,y)の組み合わせを全部調べてそれぞれ についてzが存在しうるかどうかチェックすればいいです。 調べるだけですから自分でやりましょう。 実際二組しかありません。 (2) 前提はa^2+b^2+c^2=abc, a≦b≦cです。 (b,c,z)が(A)を満たすようなzが存在するなら a^2+b^2+c^2=abzおよびa≦b≦z です。そういうzがどんな性質か調べましょう。 a^2+b^2+c^2=abzの両辺をa^2+b^2+c^2=abcの両辺で それぞれ引いてみてください。 因数分解するとzが”どういうもの”かわかります。 今度は逆にたどって、最初から z=”こういうもの” として(b,c,z)が(A)を満たすかどうかチェックします。 (3) x=zならどうなるか調べます。 すると(1)に帰着することがわかり、それ以外ではx≠z であることがわかります。 ここまでくれば(2)より結論は明らか(きちんというには 数学的帰納法)です。