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力士の股割りは稽古の始め? 途中?
力士の稽古について質問させていただきます。 力士の基礎練習として股割りや四股などがあるのは分かるのですが、股割りは準備体操としてまずこなすものなのでしょうか?それとも、四股やすり足などで身体を暖めた後なのでしょうか? 起床直後の身体が固い状態で股割りをすると筋を痛めそうなものですが…… 詳しい方、お教え願います。
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質問者様の文章にあった運動で、四股と股割りは準備運動、一方すり足はその後の稽古中の運動と見た方がいいでしょう。 一般的にはですが、相撲の稽古前の準備運動は、 1.屈伸脚(体育の授業でも行う、腰を落として片方の足を伸ばして膝に手を置き、左右の足を交互に伸ばしていく運動) 2.四股 3.てっぽう(てっぽう柱に左右の手でつっぱり。右の手で突っ張った後、右手が柱から離れる直前に左手を突く、短時間ですが両手が柱につくくらいのタイミングで突っ張るのが良) 4.受身(転がり) 5.股割り 股割りの前準備としての屈伸脚や四股があると思った方がいいでしょう。いきなり土俵や地面にお尻を落として座り、股割をしたところで股関節を痛めるだけです。まずは入念に股関節周りを動かす四股等を行った後、股割をじっくりと(一気に力を入れても無理)。 すり足はその後の動きを求める稽古の一環ですので、準備運動とはまた違うと思います。大相撲の部屋の稽古でも、力士が申し合いやぶつかり稽古をする土俵の周りを黙々とすり足する力士の姿を見たことがあるかもしれませんが、すり足はあくまで稽古です。
お礼
詳しくお教えいただいてありがとうございます! 伸脚や四股のあとにやるものなんですね。やはりさすがのお相撲さんでも起き抜けの股割りは無理でしたか(汗) すり足は準備運動的な稽古だと思っていたので、この点も勉強になりました。また、ぶつかり稽古のとき以外に単独で受け身の練習をするのは初めて知りました。 いろいろ教えて頂いて参考になりました。ありがとうございます。