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高3です!!基礎医学を学びたいのですが・・

最近、MD-PhDコースというものがあることを知りました。 基礎医学を学んで研究医になるのにはこのコースを利用した方がいいのでしょうか? このコースにいったいどれだけのメリットがあるのかいまいちわからないのですが、 研究医になるのには有利な制度なのでしょうか?

みんなの回答

  • aokisika
  • ベストアンサー率57% (1042/1811)
回答No.3

MD-PhDという制度は、医学部に入学して医学部の大学生として医学の勉強をするのと平行して、本来なら医学部を卒業してから入学する大学院の教育の内容を平行して学習する制度です。この制度を使うと、本来なら大学医学部6年間と大学院医学研究科4年間の合計10年かけて取得する医学博士が、短期間で取得できることになります。 高校3年生ですから、まず医学部に入学し、同時にその大学の大学院のMD-PhDコースの授業も履修することになります。医学部に入学しないで基礎医学を学ぶという制度ではありません。 この制度は、臨床研修制度の副産物のように思われます。 医学部を卒業すると、すぐに1年間の臨床研修を受けることが義務化されました。すると、卒業生は基礎系を志望している人も、1年間は大学の基礎研究室から離れて、大学病院や総合病院などで臨床に携わることになります。 この間は臨床研修に専念することが要求されており、アルバイトも基本的に禁止されますから、基礎医学志望の人も基礎系の研究室に出入りすることができなくなり、研究室とのつながりが途切れてしまいます。このため、臨床研修を終わってから大学の基礎系研究室へ入局することが困難になってしまいます。その結果、基礎系の研究室の人員が不足してきています。 そこで、卒業する前、臨床研修を受ける前に基礎系の研究室での学習と研究に携わる機会を与えることで、臨床研修による1年間の後で研究室に戻りやすくする制度を作ったのです。 私は歯科医師ですが、基礎系の研究室の出身です。私の出身の組織学教室は、大学院に入学する人が少なくなったため、将来の教授候補がいなくなり、研究室の長期的な存続が危ぶまれています。このまま人員がいなくなり、研究室出身の講師がいなくなると、基礎研究の経験がない臨床系出身者が基礎系の医学教育をしなければならなくなり、教育内容のレベルが低下してしまいます。これは医学教育の危機的状況なのです。これを解決するための制度でもあるのです。 基礎系の研究者になるのでしたら、ぜひこの制度を使って、基礎医学の研究者になってほしいと思います。

  • t932
  • ベストアンサー率54% (211/389)
回答No.2

臨床医を目指さないならいいかもしれません。 ただ、PhDとってそれから臨床医になりたいというならむだな回り道です。 PhDがとれなかったらもっと悲惨かな。 高校生ならまずは医学部に入れることを考えて、入れたらそれからゆっくり考えたらよいと思います。 そもそも基礎医学でも生理学、生化学などなら研究したいなら、理学部に行ったほうがいいかもしれません。

  • dsdna
  • ベストアンサー率24% (308/1281)
回答No.1

 >基礎医学を学んで研究医になるのにはこのコースを利用した方がいいのでしょうか?  何をするかによるけど、目的がはっきりしているなら利用した方がいい。  在学中からPhD取得に向けた教育を受けることができる、という制度だったような。あなたがなりたい研究医とやらが、PhD取得者を贔屓する分野であるなら、利用した方がいいと思うよ。  >研究医になるのには有利な制度なのでしょうか?  まあまあ有利かもしれない、という程度。  一般の医学コース(というのかな? )からでも、その後に博士(医学)を取ることもできる。

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