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自我肥大の処方箋
十数年前から陥っていたであろうと考えられる自我肥大から、普通の状態に還って来つつあると感じている者です。 自我肥大の治療として有効な考え方や、生活態度など、ご存知の方おりましたら、ご教示願えますでしょうか。 よろしくお願いします。
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- moto_koukousei
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【政界再編といっても、政党同士の結合は同床異夢の印象が強い】という言い方があります。 【自我肥大】といってもどんな状態なのか、人によって描くイメージが随分と違うのではないかと思います。webで検索しても、【自我肥大】の共通的状態認識があるように思えません。 『自我』に関しては心理学のイメージはだいたい想像出来ますが、それは肥大するというイメージと結びつきにくいです。なお、エゴイストぽい人を自我肥大という人はあまりいないと思います。 どうも《十数年前から陥っていたであろうと考えられる自我肥大》がどんな状況なのか、私には想像しにくいです。 もしかすると、自分が考えていること、大事だと思っていること、そのようなことはアホらしいと自分が思っていることは、自明なことと思う傾向が強くはないですか。 「自分が思っていること、感じていることは間違いないことだろうか。別の理解や想いを懐いている人もいるのではないか」とあえて考え、あえて見直すというようなことはしたことがあまりないということはないですか。 気分や思い込みをなかなか振り返らない習慣、第三者的あるいは客観的・理性的・冷静に突き放して自分を振り返ったりはしない。事実関係を多面的に・色々の視点で眺め直ようなことはまずしない。 そのようなことはないでしょうか。 自分をある程度突き放して、他人事のような気分で眺めるように努力されてはいかがでしょうか。 自分の興奮が興奮を強める、何かを言い始めるとそれに酔ってしまったかのように一層語気が強まる、自分が主張し始めるとそれをまくし立ててしまう、反論されたり・疑問を持たれたりするとそれに反論せざるをえない気分になってしまうことがあると、ややマズイです。 自分は正しい・自分には存在感があるというポーズを抑える努力をしてはいかがでしょう。周りに6人いたら、上から4人目・下から3人目程度の存在感や評価になっても構わない鷹揚に構えて、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」=自分の存在感を抑える・控えめな態度をとってはどうでしょうか。 もしも、被害妄想というか、被害者意識、無視されるのがイヤだというのが強くて困っているのであれば、「6人の上から4人目・下から3人目程度」の人を見つけてはどうでしょうか。「6人の上から5人目・下から2人目程度」の人でもいいです。そうした人でもある意味ごく普通の人です。多くの場合、6人いると高く注目され、リーダっぽい人は1,2名で、3,4名の人はあまり表面立つことはないのが普通だということはおわかりだと思います。そのことを時々思い出せば、自分の状況にいらだってしまうとか、自分はダメだとか、軽視されているとか思ってしまうようなことは減るのではないかと思います。 自分だけが軽く扱われているということはないと客観的に認識することを繰り返すことで、自我の危機感は軽減できると思います。
お礼
答えにくい質問にお答えくださりありがとうございます。 私にはかつて、異様に高飛車なところがあって、自分が世界で一番賢いと、愚かにも思っていたことがありました。そういったような心理を、自我肥大と言うのだろうと考えられたので、自我肥大、と、呼称しています。 戴いた幾つかのアドバイスは的確と思われます。自分の優越感や劣等感に傾かないようにするための参考にさせていただきます。 どうもありがとうございました。