大学受験生です。最近まで遊び呆けて居たけど、進路を決めてからいくつかの事を熟す事で1時間~2時間の集中が持続的に出来る様になったのでアドバイスを。
(1)勉強時間について
まず、「具体的にどうするか?」を考える前に「どれだけ出来るのか」を把握する必要があります。
・自分の今の実力
・学力でどの程度まで上げたいのか
・自分に足りない物
この3点をよく考えてみて下さい。仮にここでは「学力をクラス平均レベルで維持したい」とします。余程の事が無い限り、勉強時間は「授業時間/テスト時間」を目安にする事をお勧めします。よく「ここまでやったら休憩を挟もう」と単元やページごとに休憩を入れる人が居ますが、それだと本末転倒してしまう可能性があります。自分で定めた部分を終わらせる事で充実感と満足感が出て来てまだ勉強が出来ても終わらせてしまう可能性があるからです。一番は学校で一番慣れ親しんでいるスケジュール(多分45分位かな?)です。無駄に「1時間!」「90分…」と計画に定めても、慣れていない長時間の勉強は返って集中が続きません。なので、時間間隔が明確で計画を立てやすい学校の授業時間がお勧めなのです。
(2)具体的な集中(勉強)の仕方
以下を試して下さい。私はこれで集中を持続出来ています。
1.机に座る
2.やると決めた教材を開く
3.やる分のページを黙読する。
4.読み終えたら自分で出来るかどうかを判断する。(出来る→5 出来ない→6)
5.実際に解いてみる。問題集や教材に書かれてある目安の時間にストップウォッチ等で明確にする事。(無ければ無しで構わない)
6.「何故解けないか」「何故理解出来ないか」を明確にして、自分の「ここまでなら出来る!」と言う線引をした所より一個前から時間一杯まで解く事。
それぞれの理由を簡単に纏めておきます。
1は勉強嫌いの人には中々辛い。人によっては一番の難所でもありますが、自分の明確な目標を思い浮かべて「勉強する」と言う意識を持って座る事。
2は事前に立てた計画(宿題でもOK)に沿う様にやる事が一番必要。
3は膨大な量を目前にしてチマチマ始めるのは実に辛い事ですよね。だから、今日は何をするんだ?と言う予習感覚で読み込む事。勿論一字一句暗記をしろと言っている訳では無いです。例えば「1次不等式」をやるのであれば、「1次不等式はどういう物なのか?」「一時不等式はどの様に使う物なのか?」「一時不等式を解く為には何が必要なのか?」この3つを抑える事が出来れば理想的です。これが身につけば、学校の授業前でも教科書をさらっと読むだけで授業の理解度が段違いに増します。
4は自己判断です。上の一時不等式をまた例に取りますが、もし「マイナスの符号が付いた計算ってどうやるんだ?」と悩む様であれば 四則演算の部分から一度やり直す事が必要ですよね。逆に「あ、これなら分かる」と思うのなら立てた計画通りに進めてください。
5が継続して出来る様になれば、自然と目標へと近づいているので頑張ってください。例え理解出来ても計算速度が遅ければ中間・期末のテストの完答は難しいですよね。なので、常日頃から勉強に焦りを持つ事は十分に必要なのでストップウォッチがあれば理想的なのです。
6は集中が出来ない一番の理由である「分からない」の対策です。大抵勉強の出来ない人は「何故」の部分で思考停止したまま次の単元へ進んでしまいます。当然、「積み重ね」が大切な教科が多い中学では理解出来ないまま進む人と理解して進む人の差が大きいので、より優劣が付きやすいとも言えます。「何故だ?」と思ったら自分が他人に説明出来る程度理解出来る単元から始める事が一番の「分からない」対策です。勿論最初は周りと差が開きますが、一個ずつ地道にでも理解する事が出来る単元が増えれば日に日にその差が縮まって目標に到達する事が出来るでしょう。
長々と書きましたが、結局は「自分の意思」が一番大切です。自分が勉強する理由を改めて再確認して以上の事を実践してみて下さい。
ご健闘を祈ります。
お礼
具体的なアドバイスありがとうございます。 がんばります。