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鋼矢板と地中障害物

鋼矢板4型を壁長50m程度打設します。 矢板長約15m、地質は河床砂礫で岩盤はありません。 問題は、地中7-8mの深さに古い護岸用コンクリートブロック(鉄筋)が障害物として存在する可能性がありますが、その区間は特定できていません。 ブロックは、全長50mのうち、5-10mの20パーセント以下と想定しています。 事前にブロックのある区間を確認する方法はありませんか? 例えば、 1)探査方法 2)バイブロハンマで矢板や細いH鋼をつけて、サウンディングする。 など。 施工業者は、リスクがあるので全てオールケーシングで施工するしかない、と言いますが、コストが相当掛かります。

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回答No.2

 鉄筋コンクリート基礎が散逸している?  地表近くの洪水で地下深くの構造物が動く?  余計に分からなくなってしまいました。  掘ることができないなら、超音波探査などで地中の密度分布を調べる方法があります。  専門業者と専門機材を使用するので、試掘するよりは高額ですが、オールケーシングよりは安いでしょうね。  矢板法線が決定しているのですから、そのライン上にないことが確認できればいいわけで、調査の量も限定的で済むでしょう。  建設分野ではあまりなじみがないかもませんが、不動産業者や地下埋設の設備工事関係では実績があります。  電磁波や音響探査は、浅い位置やコンクリートにしか効果がありませんが、超音波だと土にも対応でき、精度も年々向上していると聞きます。  ただ、法線上に埋設物が発見されたらされたで、今度は干渉しない新たな法線を設定しなければならず、そのたびにまた探査をしなければならなくなる可能性はあります。  調査とケーシング、見積り価格を比較して決定されればよいと思います。

kawau1
質問者

お礼

現場は、河床低下した河川護岸を保護するために、河道側に矢板式護岸状の洗掘保護工を設置するものです。高水時は水没します。 超音波ですね、そのような情報を期待していましたので、適用可能かどうか検討します。いろいろと知恵をお貸しいただき、ありがとうございます。 一般適用な地中レーダーは深さ2mくらいが限界、比抵抗系の探査もコンクリート片と玉石の判別が困難ということで直接的または間接的な調査を考えています。

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  • masa2211
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回答No.3

>バイブロハンマで矢板...で探査 え?バイブロで?  玉石の混じっている割合が高いとバイブロでは打ち込めず、オーガー併用となります。 (H鋼なら何とかなるかも。オーガー併用でも無理でオールケーシングが必要かも。) >リスクがあるので全区間をオールケーシング とは、たぶん、そのへんを指します。 無難にやるなら、最初から玉石が多量にあることを前提とし、 たとえば硬質地盤クリア工法を使い、試験無しで施工します。 (護岸用ブロックの中の鉄筋は大した量ではないことを前提とします。たぶん無筋であると思っています。) どうやるか? 玉石なし:ウォータージェット併用圧入。 玉石あり;芯抜き圧入。 ブロックに命中または岩盤に当る:先行掘削圧入。 それぞれ、1枚前の矢板の状況で切り替える。(機械は1台で対応可。) 延長50mなら、オールケーシング(条件:オールケーシングが必要な延長が確定) と比べても安いと思うが。(クローラークレーンが要らない。) なお、圧入協会または圧入機メーカーに連絡して確認をとったほうが良いです。 http://www.atsunyu.gr.jp/files/atsunyuKoho/HardGround_Ver3.0JA01JPA_SQ.pdf

kawau1
質問者

お礼

かなり具体的なアドバイスありがとうございます。okwaveは初めて質問しましたが、短期間で2人の回答をいただき、okwave恐るべし、と思っています。 私の当初想定は、硬質クリア工法でしたが、業者さんの考えは名称ほどの威力はない、とのこと。 障害物のブロックの仕様をいましらべていますので、その結果で適用性を再検討します。

回答No.1

 まずは昔の図面を調達し、可能な限り位置を特定します。  次に矢板施工箇所を取り込む広めのヤードを整地します。  あとは法線が交錯することが予想される区間を部分的に掘削して、直接確認するのです。  どこか1箇所を確認すれば、旧構造物の設置方向や構造、支障となる部分が明らかになるはずです。  支障となるわずかな部分だけを破砕撤去すればよいだけの話でしょう。    必要なのは大き目のバックホウとコンクリートブレーカ、それに排水ポンプです。  工種のなかで最も安価でスピーディーなのは土工事です。  深さ7、8メートルといっても、底で5メートル四方として、勾配S=1:1.0で掘っても、21メートル四方の掘削で済みます。  オールケーシングとは比較にならないくらい安く施工できるはずです。  

kawau1
質問者

お礼

早速の回答ありがとうございます。 説明が不足していました、すみません。 河川用ブロックは、過去に近傍にありましたが、洪水時に移動や沈下して、ちりじりになっているので、過去の設計図面の配置にはありません。 また、河川内工事で、作業盤(盛土)は幅13m程度で、GLの1m下が水位ですので、なかなか、バックホウ等では掘れないのです。

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