- ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:距離の誤差について教えてください。)
地形図上の距離の誤差とは?
このQ&Aのポイント
- 国土地理院の2,500分の1の地形図の誤差について教えてください。
- 地形図上で表示される道路の距離の誤差はどのように算出されるのでしょうか?
- 数学的な解説をお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
一般にある量fがx,y,z,・・・という変数の関数として f = f(x,y,z,・・・・) で与えられており、各変数の誤差がΔx, Δy, Δz,・・・・である場合、fの誤差Δfは (Δf) = √[ (∂f/∂x)^2(Δx)^2 + (∂f/∂y)^2(Δy)^2 + (∂f/∂z)^2(Δz)^2 + ・・・ ] で計算します。これは誤差の伝播の法則と呼ばれています。 この地図の場合、一つの点について全ての方向に同じ2.5mの誤差が見込まれるとすると、 二点を結ぶ方向にx軸を取り、2点の位置をx1, x2 (x2>x1)とすると、距離dは d = x2 - x1 ∂d/∂x2 = 1, ∂d/∂x1 = -1, なので Δd = √[ (1)^2 (2.5m)^2 + (-1)^2 (2.5m)^2 ] = 2.5 √2 m の誤差が見込まれます。 ただし、これは読取り誤差がなかったとした話で、 >(地形図上では、4cm) だとすると、4cmという値の読取り誤差もそうとうな大きさになると思われます。 この場合、地図の倍率をM、読取りで見込まれる誤差をδとして、もとの2.5mを √[ (2.5m)^2 + (M δ[m])^2 ] で置き換えます。
お礼
分かり易く、さらに読取り誤差まで解説して頂き、感激しました。 ありがとうございました。 「誤差の伝播の法則」というものがあるのですね。 仮に、読取り誤差が無ければ、50mの道路でも100mの道路でも、 2.5 √2 mという理解でよろしいのでしょうか。