中心星(恒星)を回るもので、
1.惑星とは
軌道がほぼ円なもの。
質量が小さいものは小惑星と言う。
質量が大きすぎて熱核反応が起きてれば もはや惑星系でなく連星系と呼ばれ、大きい方を主星、小さい方を伴星と言います。
2.彗星とは
軌道が「ほぼ円」以外すべて。
太陽系内の構成員なら、
軌道は細長い楕円で
質量は小さい。
太陽系外からの彗星は 放物線か双極線を描いて二度と来ません。
3.木星
「大きくて楕円軌道な惑星」が居ないわけは、木星の引力に引かれて飲み込まれたか、重力スイングバイ(背負い投げ)で太陽系から放り出された結果です。 大きいもので生き残れたのは 軌道が円で 木星と異常接近することが無かったものだけ。 軌道が楕円で木星軌道と交差してたものは、長い時間のどこかで 交差点で木星と出くわして…そして誰も居なくなった。 まるで熊です。
4.彗星の昔と今
昔は、落ちてきたものは隕石(隕はおちるの意味)、新しい星は客星(お客様の星)と呼び、彗で掃いた筋らしいのが見えるのだけを彗星と呼びましたが、現在は、望遠鏡観測で新しいのが見つかれば、速度などを測定して 小惑星帯からか遠来の客かが判別できます。遠いところから来た(太陽に向かって落ちてきた)ものほどスピードが付いてるので。そういうのが地球に来ると恐ろしげですが、遠来の彗星は雪だるまが多く、近くの小惑星の方が水分が無い黒ずんだ鉄で、すぐ近くに来てやっと発見される場合が多いようです。
補足
惑星の軌道がほぼ円とのことですが海王星だったか冥王星だったかが円と程遠い楕円を描いていたと思うんですが。つい最近発見された新惑星も円ではなかったですよね。