局所凸位相線形空間の微分について
Vを完備な局所凸位相線形空間(基本近傍系として凸近傍が取れる位相線形空間)とする。a, bは実数。
X:[a, b]→Vを連続関数とし、lim h→0 (X(λ+h) - X(λ)) /h = X’(λ) が存在するものとする。
このとき、 X’(λ) = 0 ∀λ∈[a, b] ならば、Xは[a, b]上定数であることを示せ。
微分積分では当たり前の話で、ロル定理と平均値の定理を使って証明しましたが、局所凸位相線形空間となると、どう証明すればよいのかがわかりません。
微分積分と同じように考えていくと、ロル定理が、コンパクト上の関数は最大値と最小値が存在することを利用して証明しますが、局所凸空間では、最大とか最小とかがそもそもない気がして詰まってしまいました。
局所凸位相線形空間を専門に使っている方ならば、当たり前のことだと思いますので、証明の概略でもよいので教えてくれませんか。
お礼
ありがとうございます! 参考文献付きで、かなり難しそうですが、面白そうです。 プリントアウトして読んでみようと思います。