母親の医療費、介護費と保険料
認知症の母親(後期高齢者、要介護5)をデイサービスを利用しながら自宅で世話をしています。困ったことに遠方に母親の土地があり、固定資産税も草むしりも長らくこちらで負担して面倒見てきましたが、さすがにもう勘弁してほしいです。まだまだ長生きしそうですから東京オリンピックの景気が終わる前に売却したいです。相場で売れれば不動産屋への手数料を引いても売却益は500万円ほどになりそうです。問題はこの利益により翌年の健康保険料や介護保険料、介護費用などが相当に上がりそうです。何とかおさえる方法はないものでしょうか。
土地は30年以上前に母親が買ったものです。母親は年金収入40万円のみ、介護保険の利用が月に30万円ほど(1割負担ですが、高額介護費で還付されるので月15,000円が自己負担上限)、医療費無し(精神障害保健福祉手帳1級により重度障害者医療症あり)、健康保険料も介護保険料も第2段階(住民税非課税世帯)なので安く済んでいます。これで土地を売ってしまうと翌年は全てが跳ね上がりそうです。
1)そもそも上記の条件で健康保険料も介護保険料や介護費などの翌年の負担はどのくらい増えそうでしょうか。
2)重度障害者医療証は所得制限はあるのでしょうか?
3)「土地の売却益をここまで下げれば保険料等の負担が大きく下がる」というような金額の境目はありますでしょうか。
4)土地の売却金額を少し下げるとか、一部分を子供(私)に生前贈与するとか、あるいは要介護認定を受けた過去5年分だけで介護や実家を引き払った引っ越し用や生活費などで子供の私が負担した金額は500万ではおさまらないと思うので、その分の費用弁済としてを土地の一部譲り受けるとか、何とかして利益を圧縮するいい手はありませんでしょうか?
うちに引き取って要介護認定を受ける前は数百キロ離れた実家に月に2,3回新幹線で行ってはご飯を食べさせたり、家の中の整理をしたり、医者へ連れて行ったり大変でした。認知症特有の妄想で夜の10時頃に「家に泥棒がいて中に入れない」と公衆電話から電話があり、新幹線も終電は終わっているので車を飛ばして夜中に帰ったこともあります。散々周辺を探しても見つからず、翌朝警察署のロビーで寝ているのを見つけました。土地の固定資産税も10数年来私が払っており、それだけでも百数十万円になります。こういう本人生存中の生活費をこちらが見ても相続時には考慮されないそうなので、生前にもらっておきたいところです。