基本的には、損害賠償請求は可能です。
一部、難しそうなものもありますが。
請求の際には、相手の納得できる請求根拠を提示すると対応がスムーズでしょうし、やむを得ず裁判する際の材料にもなります。
根拠無く高額の請求しても、根拠の無い分は減額されるだけなので、しっかり根拠のある分だけ請求する方が後々の心象なんかも良いです。
現在、差し当たり出来る事して、トラブルの経緯の内容、日時、場所、相談や対応を行った病院、警察、アルバイト先など担当者の部署、役職、氏名など、ガッツリ記録しておくのが良いです。
ペン書き、ページの入れ替えの出来ない布綴じのノート、当日のニュースや天気、業務内容を併記すると、信憑性が上がります。
以降、必要ならばICレコーダーなども使用して下さい。
そういう物をポケットに入れておくだけでも、精神的に余裕を持てるような効果もあります。
> 私は学生でアルバイトをしています。損害賠償請求をするときにアルバイトの休業補償も相手に請求できるのでしょうか??
請求可能です。
有給休暇を使った場合は有給分の賃金が支払われるので扱いが微妙になります。
事情を説明、ないし診断書を提出(診断書の発行費用の領収はしっかり保管)して休業、休業証明を出してもらってください。
直近3ヶ月程度の賃金を元に休業損害を算定するので、過去の賃金明細を用意してください。
> しばらく就職活動を行えません。
これによる損害の算定は難しいです。
> 学校にも行くことがしばらくできないので、今期の単位もほとんど落としてしまいそうです。
単純に「学校行けませんでした。」「単位取れませんでした。」「半年分の学費を補償してね。」って言われても、相手も納得できません。
まずは、事故や病気でそういう状況になった場合の救済制度が無いか、学生係に確認。
レポートなんかの提出で対応できるのなら、そちらで対応。
他には例えば、加害者側に相談し、何とかレポートなんかで対応できないかって事を嘆願する嘆願書を出してもらうとか。
そういう実績残しとけば、質問者さんの都合で単位取らなかったわけでないって話に出来ます。
あるいは単位取れる見込みが無いって事になるのなら、学期の途中から出来るかどうか不明ですが、休学した方が余計な学費は浮かせられるかも。
そういう話し合い行なった実績を残しとけば、後から「休学すれば良かったんじゃ?」とかって支払いゴネられるのを抑止できます。
> さらに精神的に受けたショックも自分で言うのはなんですがかなり大きいです。
そういう事が原因で眠れない、イライラする、仕事や勉強が手につかないって症状があるのでしたら、お気軽に心療内科で診察を受けてみる事をお勧めします。
専門の医師に相談したり、簡単なお薬でグッスリ眠れるようになればラッキーです。
その際の診療の記録、治療や処方の実績、診断書があると、精神的苦痛を主張するのに非常に有効です。
> これら全て、治療費(5万ほど)+慰謝料+休業補償となるとおよそどれほどの金額を相手に請求するのが妥当なのでしょうか?
治療費:5万円
慰謝料:交通事故の場合の自賠責保険の基準を参考に、6週間の間2日に1回の通院だとして、6*7*4,200円=17万6400円
休業補償:10万円/1ヶ月×6週間=10万/30日*42日=14万円
計:約37万円
程度で、上のような請求根拠がしっかりしていれば少額訴訟なんかで扱えますから、少額訴訟で扱える上限の60万円に収まるよう、通院に必要になった交通費、あちこち連絡するのに必要になった通信費とか、根拠の補強や証拠集めするのが良いと思います。
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前述の学費なんかも請求するのなら、60万円超えて通常訴訟になり、一般人が対応するのは難しいので、一度弁護士に相談する事をお勧めします。
この場合の相談費用は質問者さんの都合での相談なので請求は困難ですが、何度か話し合いして請求根拠を相手に提示、相手が応じないのなら「やむを得ず」弁護士へ相談せざるを得ないって話になるので、それ以降の弁護士費用を請求内容に加算とかって流れになります。きちんと段取り踏んどけば、全額は無理でも、ある程度は認められる可能性はあります。