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どれが正しいのでしょうか?

今年20年に1度の式年遷宮が行われる伊勢神宮のある伊勢ですが、 「伊勢国」「伊勢の国」「伊勢ノ国」と土地の表記がいろいろ見られます。 どれが正しいのでしょうか? ご存じの方、教えて下さい。また、その裏付けも教えていただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。

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  • oska
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回答No.3

>今年20年に1度の式年遷宮が行われる伊勢神宮のある伊勢ですが 同時に、60年に一度の出雲退社遷宮も行われていますね。 敗者(出雲系)と勝者(神宮系)の関係も、色々と面白いですね。 天皇家が脈々と続いているのと同様に、大國主家も直系の子孫が(天皇家から迫害を受けながら)存在してるようです。 聞いた話では、14家が存在しているとか・・・。 直系の子孫は、某全国紙の元編集局次長でした。^^; >どれが正しいのでしょうか? 基本は、「伊勢国」ですね。 記述は「伊勢国」ですが、読みは「伊勢の国」です。これが、後々「伊勢の国」「伊勢ノ国」と記述される様になったようです。 >その裏付けも教えていただけるとありがたいです。 単純に、古事記なんですがね。 ただ、古事記記載の国名は「(読みが同じで)奈良時代頃には、漢字が異なっている」場合もあります。注意が、必要です。 例えば、四国の「阿波」は古事記では「粟」。近畿の「播磨」は古事記では「針間」です。 伊勢国に関しては、古事記でも「伊勢国」です。 余談ですが、志摩国は「当時、一番面積が小さな国」です。平成の時代では、香川県(讃岐国)が一番小さな県です。

starandmoon
質問者

お礼

なるほど~。確かに出雲は60年に1度なのに伊勢神宮がメインの様に感じますね。大國主家という言葉も初めて聞きました。大変勉強になりました。ありがとうございました。m(_ _)m

その他の回答 (3)

  • blackhill
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回答No.4

#2の補足です。  昔は、公式文書は漢文で書きました。しかし、音読みでは意味が通じないことが多いので、漢字の訓読みを利用して日本語に返還するのが普通でした。これを書き下し文といいます。仮名まじり文に直すわけです。  たとえば伊勢守とか飛騨守と書いてあっても、必ず「の」を挟んで読みますね。また伊勢屋や越後屋は訓読でも「の」を省きます。よく使われているので一語として扱われているのでしょう。ところが伊勢国になると、それほどポピュラーではないので、原文のまま書く人と書き下す人に分かれるのでしょう。この表記の揺れを許容範囲だとすれば、どちらかが間違いだとは言い切れないと思います。

starandmoon
質問者

お礼

なるほど。書き下し文という響き、、忘れていた記憶でした。 補足までいただきありがとうございました。m(_ _)m

  • blackhill
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回答No.2

 どれも正しい。伊勢と国はそれぞれ独立した名詞なので、助詞でつなぐことは普通です。とくに発音しにくい場合は、助詞をいれたほうが調子が良くなります。  伊勢ヶ浜、三重ノ海、出羽の花など口調が大事な関取の名前がそうです。武蔵山のように、助詞を入れると悪くなる場合は入れません。漢文で書く際は、テニオヲハなど助詞は省くのが普通です。

  • ithi
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回答No.1

starandmoonさん、こんにちわ。 正式には「伊勢国」です。「伊勢国風土記」によると神武東征神話による記事では国譲りの国つ神(土着の勢力)イセツヒコの名「イセ」にちなむということらしいです。これは大和朝廷の勢力がここまで及んだという解釈がなされています。 詳しくはこのURLを参照ください。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E5%8B%A2%E5%9B%BD

starandmoon
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になりました。m(_ _)m