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昔っから思っている疑問です
30年以上前(小学校低学年)のころからずっと疑問に思っていたことなんですが、 当時、友達や先生に聞いてもだれも真剣に考えようとしなかった事です。 ・今、住んでいるこの日本。ここから地球の中心に向かって地面を掘り進んでいったとしたら、最終的にはブラジルあたりに抜けるなんて話は昔からよく聞きました。 まあ実際はすぐに地球の地熱で解けてしまったり、重力で押しつぶされてそこまでは到達不可能なんでしょうが、 あくまで仮説としてそういうことが可能であるならば 可能であるならばです 地球の中心部をこえた瞬間、今まで「下に向かって掘り下げていた」という感覚から「上に向かって掘り上げている」という感覚に変化する地点が存在するはずです。 もし、その地点に立ったとき人はどういった上下感覚をもつことになるのでしょうか? 仮説の域をでない答えでもかまいません、どうかよろしくおねがいします。
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大学の一般教養の物理あたりで扱うネタですね。 計算をすると、おもしろいことに地面を掘り進んでゆくほどに重力が弱くなり中心にいってゼロになります。(なので突然変わるわけではない。) 例えば、半径の半分まで掘り進んだとしますと、半径が半分の地球(だから重さは1/8)の上に立っているのと同じ重力になります。 頭の上の岩からの引っ張り上げる万有引力とブラジルあたりの岩の引き下げる万有引力がちょうどキャンセルする計算になります。 また、地底世界ペルシダーという有名な古典SFがあります。 地球は実は風船のように中空で、裏側には別の世界があるというものです。 ですが、上記のように万有引力を計算するとペルシダーでは足元の岩が下に引く重力とはるか頭の上にある岩が上に引く重力とがつりあってしまい無重力になってしまいます。 さすがに、その積分のやりかたは忘れてしまいましたが....