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科学的根本原理をお話します。 １．石炭、木材、鉱物、火力発電所の燃えた煙になって排出されるすすやガスや灰、家の中では、ほこり、タバコの煙・・・などの物質は全て原子で出来ています。 ２．原子は、＋電気の原子核と、－電子で出来ています。 ３．原子は勿論のこと、原子が多数結合した煙や排気ガスに含まれる上記の、すす、ほこり、灰、・・他の固体分子を、２枚の電極板の間の空間におき、電極に変化しない＋とーの静電気の高電圧（別名直流電圧）（あなたの言うＫＶ単位の大きさの電圧）を加えると、この動作を電圧を印加すると言い、加えた電圧の値を、印加電圧と言います。 ４．すると、物質を構成する分子の素材である原子から、電子が引き千切られ、電子は＋電極の方に動いて行き （電気の流れだから電流という）、くっついて中和してしまいます。他方、ー電子を引き千切られた残りの、原子に比べ何万倍も大きい重い排気物質の方は、 ＋電気を帯びた＋イオンになっていますから（電子を千切られて電気を帯びる事「帯電」を、「電気に分離した」事から、簡単に★「電離」、英語で★「イオン化」と言います）、－の電極に流れて行き、くっつき、中和して電気を失います。電気を帯びていないので、－極とくっついていられなく落下します。落下しない場合、叩いて振動を与えて落とし、集めて廃棄します。 これを工場の煙突の中に、設置すると、塵を外に出さず集めることが出来るので、電気集塵機というわけ。 構造は、極板でもよいし、円筒形を－電極とし、中心にぶら下げる棒（ヒモ状）を＋電極としてもよいわけです。 家庭用は網目を電極にしてもよいし、臨機応変に。 ５．電気集塵機の電流の値は、高電圧の力で千切られ電離した、－電子が＋電極に１秒間に流れ着く量になります。＋イオンが－電極に流れつく量と同じです。煙の種類と量にもよりますが、ｍＡ程度でしょう。
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- itab
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ご理解の通り、荷電する電圧で良いと思います。 電気集塵機は、放電電極と集塵電極との間に高電圧を印加し、その間に粉塵を含む空気などを通過させて、塵埃を集塵電極に吸着捕集させるものです。 塵埃をマイナス電荷に帯電させるわけですね。（静電気現象と同様といえば分かりやすいでしょうか） 電気集塵機の印加電圧とは、その放電電極と集塵電極との間に加える直流電圧のことです。 ＵＲＬ欄ページの下の方に、簡単ですが説明図があります。
お礼
ありがとうございます。理解が深まりました。 ついでに、マイナスに帯電させて集じん板で捕集するので、電流が流れるということでいいのでしょうか？この電流にも特別な名前があるのでしょうか？集じん電力の数値が小さく（kW）、高圧で荷電（kV）するので、流れる電流はmA単位なのでしょうか？ このような理解でいいのですか？？
- tnt
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集塵機の原理はご存じでしょうか？ 静電式とか、イオン式とか言われる集塵機で 集塵能力を表すのがこの電圧です。 実際は電極間距離が重要だったりしますし、 イオン集塵だけでは取れない物が あったりするので、 これだけで能力が決まるわけではありません。
お礼
ありがとうございます。 荷電する電圧という理解でいいのでしょうか？？
お礼
大変、細かい解説で、わかりやすく、ありがとうございました。 参考になりました。 より、自分でも勉強していきます。 本当に、親切にありがとうございました。