照射光による色の見え方

質問

どんな色のものでも当てる光の色によって別の色に見えたりします。

黒いものに何らかの色の光を当てて青く見せるような光というのはあるのでしょうか？
黒だけは何色の光を当てても黒だと思うのですが。

回答No.1

ORUKA1951 · ベストアンサー

原理的にないでしょう。
「色」を正確に理解しましょう。
　本来「色」とは、その物質が可視光線に対してどのような特質--どの波長の光を吸収し、どの波長の光を反射するか--という性質です。

　その物体の表面の色は、その物体の性質としてすでにありますが、ある物体が黄色ということは、その物体が短波長の光を吸収するときに私たちは黄色と判断します。しかし、必ずしも黄色の光(570-590 nm)を反射しているわけではありません。たとえば部屋を暗くしてパソコンの画面からの光だけで照らされた物体も黄色と判断しますが、パソコンのディスプレイの光には570-590 nm の波長の光は含まれていません。
　その上で、光源とのかかわりを調べて見ると、昼間の白色光であっても、早朝や夕方の赤い光が多いときも、電球の黄色が多い光源でも、パソコンからの光でも、バナナは黄色に見えます。--多少の光源の違いはカバーして、その【物体の色】を【黄色と知覚】することができます。
＞当てる光の色によって別の色に見えたりします。
　というより、多少の光源の違いをカバーして同じ色に判別できます。

　さて、黒と言う色は「可視光線の範囲内のすべての光を吸収する」という色ですから、どの光源で照射しようと、それから反射する光がないのですから黒としか知覚できないのです。ナトリウムランプで照らされたトンネル内では色の判別が出来なくなり、すべてがモノトーンの黒白(白は黄色に見える)になってしまいます。
　逆はありえますが・・

お礼

ご回答ありがとうございます。

＞原理的にないでしょう。

そう思っていましたが、確認したくて質問しました。

回答No.2

shintaro-2

>黒いものに何らかの色の光を当てて青く見せるような光というのはあるのでしょうか？
>黒だけは何色の光を当てても黒だと思うのですが。

可視光では無理でしょう。

たとえば、黒い物質にあまり見えない程度に蛍光塗料を塗っておき、
紫外線を当てて蛍光塗料が青く光るようにするという程度なら可能と言えば可能です。

お礼

ご回答ありがとうございます。
つまり普通では無理ですよね。