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この病気を理解することができれば時間がかかっても次第に改善していきます。辛い痛みや発熱を経験されたことがあると思いますが、これはすべて体が自ら起こす治癒反応、防衛反応です。痛みや発熱を起こして治していくわけです。同様に不快なパニック発作も体が身を守ろうとする防衛反応だと理解することが大事です。 一見わけもなく発作が起こるようですが、精神的なストレスや疲労、あるいは風邪を引いたときなどのストレスが引き金になったりします。もちろん例えば狭い特定の空間、あるいは乗り物などでも起こります。また発作がおこるのではないか、発作がおきたらどうしよう、という予期不安がストレスに拍車をかけます。 普通ですとこれくらいのストレスで発作が起こることはないのですが、パニックになりやすい方は危険を察知する力が強くその分その危険から身を守る力も強く発現するわけなのです。 痛みにしろ発熱にしろパニック発作にしろ体が自ら自然に起こす反応は確かに辛いことも多いのですが悪者扱いせずに対処しなければなりません。 常日頃から発作は身を守る反応である、悪い反応ではない、と自分に言い聞かせておいてください。またストレス耐性を強めるためにも調子の良い日は積極的に体を動かして体を鍛えたり、しっかり睡眠をとったり、体を温めたりしなければないりません。 ちろん思い当たるストレス避けたとしても原因もわからないままに実際にパニック発作がおこることもあるでしょう。しかしその時も同様にこれは悪い反応ではない、と言い聞かせてください。
お礼
ありがとうございます。