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古いよう壁について

添付の写真のよう壁はいつ頃の年代のものなのでしょう。 この上に建物を建築する場合は危険でしょうか。 一部、高いところでは7~8mはあります。 よう壁から20mくらい離れていれば大丈夫でしょうか。

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  • oyazi2008
  • ベストアンサー率66% (977/1462)
回答No.5

3.11の被災地で営業している不動産屋です。 20mも離れているならば、都市部なら隣地ですよ(笑)建物には影響ありません。 建物自体の記載は他の方が書かれていますので、省略します。 同規模の地震が来たと仮定すると、丁度写真に写されている角部分は必ず損傷するでしょう。力が一番かかってしまう部分で、逃げ場が無く、それにより何らかの損傷は受けるはずです。 この手の土留めは、土留め裏の裏込め(石など水がたまらないようスムーズに抜けるように石などを詰め込みます)の施工が一番のポイントです。が外部からの判断はつきません。 雨が降っていないのに、土留め下部から水が染み出している、降雨時に排水パイプから土の混ざった茶色の排水があるなどの場合は要注意です。 また地震による土留めの崩壊は、それ自体の耐力よりも、写真で説明すると道路の一部が地震により地盤沈下して、それにより当然に宅盤が下がる事により起きる事案がほとんどです。場所によっては数十センチ単位で下がりましたから、ひとたまりもありませんでした。 これはその土地や前面道路などの造成前の地勢や造成方法などがわかりませんと、何とも判断が付かない類の問題です。 ただ揺れて崩れることは少ないのです。上記のように普段から水がたまり、地盤がゆるく、土留め裏がぬかるんだ状態で大きな力が加わると崩壊するという認識をもたれたほうがよく、力だけでの損傷だと、石が多少崩落したり、全体にひびが入る程度です。 また、前面道路がマンホール部分だけ高くなっており波打っているような状態ですと、道路の地盤は不安定でやわらかいと思ってください。 幸いなのは、道路に面しているので、損傷を受けての改修工事も施工は難しくない点ですが、8mぐらいの高さがある部分もあるということが、長さがわかりませんが、相当の費用を要します。 解体して新しく土留めを造作したり、損傷が軽微ならH鋼で地中に楔を打つ施工法などもあり、色々ですが、少なくとも数百万~千万単位の支出にはなりますので、それなりの覚悟は必要でしょう。 質問者さんの代で大丈夫でも次の代には要改修は、必ず避けて通れないことかと。 改修費等も将来負担が覚悟できるならば良いでしょうし、将来的にも予算的に無理ならば、やめた方が良いでしょう。

sasuke323
質問者

お礼

ありがとうございます。 実はこのよう壁の写真はほんの一部でして、北側はさらに高くなっております。 角のところは少し割れ目もあり危険かもしれません。 この土地はやめておこうかと思います。

sasuke323
質問者

補足

みなさんの回答は大変参考になりました。 その中でも被災地でのご経験で回答いただいた方をベストアンサーとさせていただきます。

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その他の回答 (4)

  • inon
  • ベストアンサー率20% (773/3794)
回答No.4

擁壁の安全性は造ったものしか分かりません。図面でもあればべつですが。 20m離して家を建てれば、現在の状況より危険になる事はありません。現状通りです。 杭基礎などを用いればもっと近くに建てる事もできます。 ただ、将来的に擁壁自身の安全性は保証できません。 心配ならば擁壁を作り直すしかありません。

sasuke323
質問者

お礼

ありがとうございます。 検討している土地は北から20m、東から15m程度離れています。 ただ、かなりの急斜面です。

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回答No.3

参考までに >いつ頃の年代のものなのでしょう 特定できませんが、古いことは事実ですね。 年代より構造の方が大切です。 たとえば、お城の古い擁壁は古くても健全なように。 >この上に建物を建築する場合は危険でしょうか 石積自体は、変形がないように見られ、今のところ健全と考えます。 しかし、以下の点が危惧されます。 (1)現在の基準では、練積が原則です。空積ではないですか? (2)壁高が高いです。昨今の基準では宅地の石積は5m以下が原則です。 (3)擁壁勾配が危惧される。通常の擁壁勾配は、3m以下で1:03、4m以下で1:0.4、5m以下で1:0.5です。 (4)根入れが現行基準を満たしているか?通常は壁高(見高)の15%~20%です。 (5)背面土圧(背面土質条件)と擁壁構造の妥当性が不明。 一見、大丈夫に見えます。擁壁から20m離れていれば、土質が悪く(φ≒25度)でも影響範囲には入ってきません。万が一のことがあっても、20mも余裕があれば、補修工事や復旧工事ができるスペースもある。 問題は、昨今の基準に適合しない可能性があることです。庭(家は建ててなくても)そこは宅地です。 地震等自然災害も危惧されますが、将来、売却する場合のリスクも気になります。

sasuke323
質問者

お礼

ありがとうございます。 外周を見た感じでは練積みのようです。 石と石の隙間にはコンクリートのようなものが充填されています。 根入れ、勾配などは売主に聞いても分からないようなので不安が残ります。

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  • kuuteidan
  • ベストアンサー率41% (14/34)
回答No.2

No1さん、説明の通り建築は大丈夫です。 しかし危険かどうかは別問題で、建築が可能でもあなたか危険だと感じるのであれば、やめた方が良いですよ。専門業者も調査の結果、安全かどうか判断しますが、当然責任は取ってくれません。 また費用面で、柱状改良などの地盤改良の費用や、今後擁壁の修理が必要になった際の費用が発生する可能性があります。また、完成後に建物が傾く事もあります。そう言った面も踏まえて検討して見てはどうでしょう?

sasuke323
質問者

お礼

ありがとうございます。 地盤改良で想定以上の費用が発生することは頭に入れておきます。 ただ、家が傾くのは少々具合が悪いですね・・。 慎重に考えたいと思います。

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  • ks5518
  • ベストアンサー率27% (469/1678)
回答No.1

>添付の写真のよう壁はいつ頃の年代のものなのでしょう。 昭和40年(1965)前後だと思います。 >よう壁から20mくらい離れていれば大丈夫でしょうか。 大丈夫でしょう。 ※擁壁の下端から、30度で線線を引いた外の部分。 ■計画地は2.0m以上の高低差があるために、崖条例に該当します。、配置計画などは設計担当者と良く話しをし、行政への確認をしていただいてください。 【千葉県崖条例参照】 http://www.pref.chiba.lg.jp/kenchiku/houritsu/gake.html

sasuke323
質問者

お礼

ありがとうございます。 20m程度離れていれば大丈夫ということで安心しました。 崖条例というのは初めてしりました。 調べてみたいと思います。

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