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宿泊施設が手抜き工事でコンクリートの床や壁に亀裂がたくさん入っています。

ある宿泊施設のことなのですが、7年前に一部リニューアルをしました。そのリニューアルした部分は、2階建て鉄筋コンクリートですが、壁には内、外に3箇所、わりと大きなヒビがあります。小さいものはたくさんあるので数えていません。強い風とともに雨が降ると水が壁からしみ込むことがあるそうです。 2階のホールになっている床部分には縦横に亀裂が入っています。コンクリートの上にプラスティックのフロアー材を接着剤のようなものでつけているようなのですが、そのフロアー材ごと亀裂が入っていたり、フロアー材の下に亀裂がある事がうかがい知れるような痕があります。 従業員の人に聞いてみた所、完成して、2階の温泉浴場にお湯をはった途端に大きなひびが入ったということがあったそうです。 また、建物の裏手には下水道が通っているのですが、その工事後、その地点は沈下しており、その周辺の建物の壁などにひびが入っていて、明らかに傾いている箇所もありました。この建物は尾根のような所にあり、地盤はよくないようです。 また、リニューアルしていない部分は築30年より古いくらいらしいのですが、やはり、コンクリートの外壁に多数のヒビや、鉄筋の浮き出ている所、錆びがあるのを数箇所確認できました。 かなり危険な建物のような気がするのですが、前述の従業員の人は、上役や建設業社に上記のようなことを聞いてみたが、回答らしい回答はは無く、困っている、とのことでした。 今も営業している宿泊施設なので、もし、手抜き工事等でこの建物が危険なものなら、宿泊者の生命財産が危険にさらされているように思います。 前述の従業員の人はどうしたらいいか悩んで、落ち着かない日々を過ごす内、体調が悪くなってしまいました。さっさと辞めてしまえと私は言ってやりましたが、その従業員は辞めればそこから逃げることが出来ますが、その宿泊施設が営業する限り、宿泊者は危険にさらされるように思えます。 そこで質問ですが、この文章だけでの判断は難しいとは思いますが、この建物は危険でしょうか? また、危険だとして、どうするべきでしょうか。 姉歯氏の耐震偽装のニュースが盛んに報道されていた頃に前述した従業員とその先輩が上役に相談したそうですが、有耶無耶になっているようです。第三者的機関にこのような建物があるということを知らせたり、通報するべきなのでしょうか。 ぜひ、お教え下さい。

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noname#79085
noname#79085
回答No.3

ホテル、旅館の類ですと地階、F≧3又は面積>300m2であれば建築基準法12条により特殊建築物の定期調査報告が3年に1度義務付けられています。 (設備は1年に1度、期間や規模は地域の条例で若干異なる場合があります) 昇降機以外は大抵建築士がします。(他の有資格者も可ですが) 私の勤める設計事務所でもホテルなどやっておりますが、今ケース程ではないですがひどいコンクリート亀裂等が見つかる事はままあります。 その場合報告書には危険度合いをABCDに分け記入、概要とヵ所を別紙に書きます。 それを行政庁に出す訳です。 行政庁からは管理者に後日是正勧告が来ます。 ・・・出していないのでしょうか(この場合役所から勧告や検査が来ますが)、該当していないのでしょうか、検査員が見落としているのでしょうか。・・・ 大抵の管理者は勧告に従い直しますが予算の都合、営業の都合上のびのびになる事はままあります。 その場合行政庁は是正勧告、立ち入り検査の権限を行使出来るのですが実際に行ったケースはまず聞いた事がありません、職務怠慢ですかねえ。 消防から大規模な是正を要求され直した事はあります、地域によっても姿勢は違うのでしょう。 とまれ行政庁(建築主事)には上記の様にそれなりの権限が与えられています。 どうにも動きが鈍いのであれば先の方の様に直接動くしかないでしょう。 そこで恐らく役所では報告書を見る事になるはずです。 報告書にまともに危険性が指摘されてあればさすがに重い腰も上げざるを得ないでしょう。 ちなみに「定期報告書」の概要書は閲覧可能です、それを見た上で話された方が賢明でしょうか。 「何ら問題なし」と書かれているかもしれません、「専門家が検査してるんですよ」なんて役所に言われかねません。 仮定の話をしても進みませんね。・・・ 一番の懸念は先の方同様通報者の特定ですね。 役所に念押しして下さい「あくまで報告書による是正勧告だと」言う様に。 しかし報告書が出鱈目な場合・・・腹をくくるしかないのでしょうか。 読みづらい文章、且つ長くなりましたが御健闘をお祈り致します。

tsguro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 友人の先輩によると、調査報告をした建築士と、設計した建築士は同じ人ならしいので、不都合があっても報告しないんじゃないかとのことです。どうなんでしょうね。 役所に行く際気をつけたい事は、この建物の管理者が、とある自治体であることです。予算の都合、営業の都合、いろいろな都合で現在の状態になっています。先年、合併もあってグダグダです。 なかなか余裕は無いのですが、kaitikuさんの回答を参考に出来る限りの準備をして、行動に移したいと思います。 ありがとうございました。

tsguro
質問者

補足

>ホテル、旅館の類ですと地階、F≧3又は面積>300m2であれば建築基準法12条により特殊建築物の定期調査報告が3年に1度義務付けられています。 3階の部分と4階の部分があるので該当します。数年前に建築士が来てしていたそうです。

その他の回答 (4)

  • qtjps4
  • ベストアンサー率17% (81/459)
回答No.5

元々2階は部屋だったぽいね 風呂つくったのは失敗じゃないか?と 2階の部屋の下は柱あるのかね・・・ ちと危険な感じする。 役所や温泉旅館組合に宿泊者ですが・・・って電話すれば 何らかの対処はするでしょう。 営業は多少支障あるだろうね・・ てか 2階に風呂作ってヒビがって・・・設計施工した人たちは 補修でOKと言ってるのかな?

tsguro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 素人の私も2階に風呂を作ったのは失敗だろうと思いますし、やたら天井の高くて、日当たりのよすぎる売店とか、はっきり言って意味のわからない建物です。 2度3度と設計変更をしたという話を聞いたので、建設業者と施工主の間でいったいどんなやりとりがあったのか‥、気になるところです。

  • isaokunn
  • ベストアンサー率24% (43/179)
回答No.4

30年前に建てられて7年前に改築なされたとすると。 耐震診断をして耐震補強を行わなければ法的には増改築はできないはずです。ですが、公共建物の場合。今年までは計画通知といって構造の審査はありませんでした(役所は法律違反はしないということらしい)のでもしかしたら、耐震補強を行っていない可能性を文面から感じ取りました。耐震補強をした建物は外観を見れば建築士ならほとんどわかるはずです、そこらから攻めていったほうがやりやすいかも知れません。近くに動いてくれる建築士のかたがいればいいにですが。市町村の物件だと推測しますので、県の建築指導課に相談されてみては?

tsguro
質問者

お礼

とても参考になりました。先日、友人と法律の関係も確認しました。そのようにしてみようと思います。

tsguro
質問者

補足

>耐震補強を行っていない可能性を文面から感じ取りました。 するどいですね。耐震補強をしたという話や、その形跡はありません。

  • inon
  • ベストアンサー率20% (773/3794)
回答No.2

書き込みをみて判断する限り、クラック(ひび)は構造クラックのようですね、結論から言えば大いに危険です。 今の状況を詳細に書き出して、都道府県の建築課或いはその関連の部署に行って状況を説明してください。自治体によって部署の名前が微妙に違っているので、先ずは、市役所等に電話して、非常に危険と思われる建物があるのだが、それについて相談したいので、相談窓口を教えてほしい旨を伝えて教えてもらい、そこに電話して、対応方法を相談してください。 たくさんの方が利用する宿泊施設でその状況は危ないですね。 質問者さんのお友達の正義感は立派だと思います。 ただ、質問者さんのお友達が既に、上司、建設会社にアクションを起こしているので、内部通報者が特定されるかもしれません、腹をくくらなければいけない場面もあると思います。 頑張ってください。

tsguro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 通報者は、ほぼ間違いなく特定されると思います。アクションを起こしていない従業員も質問の事項を大なり小なり知っていますが、見てみぬふりをしているようです。他に職場がなかなか無い田舎のことですし、このようなことが公になれば、いろいろ面倒ですから、彼らの気持ちもわからないではないです。 しかし、事態は逼迫しているような気がしています。ゴールデンウィークに問題の無かった別棟の大広間(地盤が沈下していると思われる個所に近い)は、7月には目に見えてふすまの枠が歪み、開ける事も外すこともできなくなってしまったとのことです。 友人はinonさんの回答を読んで、通報者として特定されたくは無いが、放置することのほうが心が痛む、覚悟は決めたので、さっそく準備に入ると言っています。自分も出来るだけサポートしようと思っています。 頑張ってみます。

回答No.1

リニューアルとは内装だけですか? 増築や新設はされましたか? 既存の建物が強度不十分でそれの化粧の部分だけをやり変えても強度は不十分のままです。 内装の工事を依頼通りに施工したのなら、施工業者は手抜き工事ではなく、調査不足です。 地盤の悪いところに鉄筋コンクリートの建物を建てるのはかなり危険です。 耐震偽装の話題を取り上げていますが、工事前に建築士に耐震的に安全であるか確認したのですか? 2階が風呂でなくほかの用途だった場所を、広さがあるので浴室に変えようとしたら、建築基準法違反です。 それこそ、耐震偽装と同じことをやっていることになります。 業者も施主も同罪です。 補足要求です。 建物の用途は? 工事前の状態は、どのような用途に使われていたか? 増築はされているか? されているとしたら、確認申請は提出してあるか? 工事の依頼は、誰が誰に(工務店、設計事務所、コンサルティング会社など)依頼して、誰の設計で計画が行われたか? 建物の躯体は変更したか? 法律的に違反があるとしたら、削除対象となるので、心して調査してください。 きつい文章になりましたが、ご容赦ください。

tsguro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 このサイトの利用は、まだ日が浅くて要領を得ないのですが、補足させていただきました。

tsguro
質問者

補足

補足が遅くなって申し訳ないです。 最初の質問の文章があまり長くなるのはどうかと思い、かなりはしょってしまいました。 まず、リニューアルですが、古い建物の一部(客室以外)を取り壊し、1階に玄関ホール、ロビー、レストラン、ボイラー等の機械室、2階に浴室、大広間を新しく作り直しています。 建物の用途は、工事前も工事後も旅館業、温泉浴場、飲食店でいいと思います。 増築は立て替えた部分はしていません。約30年前に元の建物が出来た時は、増築(客室)したり、随時改築(客室と浴場)しているようです。 工事の依頼は誰が誰にの部分は把握していますが、ここに記載することは、この建物が特定できてしまい、質問の中に登場する従業員にも通じてしまいますので、今は御容赦ください。 法律的な違反はあるだろうと関係者からの話を通じて知っています。 以上、補足となったでしょうか? まだ足りないところや、不明な点等ありましたらご指摘ください。