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れんげの栽培
昨年10月初旬に田んぼの稲刈りを終えた後、中旬頃に耕耘しそこに初めてれんげの種を 蒔きました。 種屋さんのアドバイスに従って、約2反の田んぼに8kgの種に2kgの根粒菌を混ぜて手で 適当に蒔きました。 草の生育は悪くないようにみえ、今月(4月)に入って一面にたくさん花が咲くかと期待して いたのですが、全体にぽつぽつとまばらな感じで花をつけただけです。 そこで、 1.花をあまりつけない原因としてどんなことが考えられますか。どうすればたくさん花を 咲かせることができますか。 2.花の多少により緑肥としての効果に差はありますか。 3.肥料として充分効果が期待できる場合、通常の施肥は抑えたほうがいいですか。 (収穫の際の稲の倒伏が心配です。) なにぶん、稲作はまだまだ経験不足なのでいろいろ教えていただければありがたいです。 よろしくお願いします。
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- Oxalis
- ベストアンサー率52% (179/338)
ほとんど皆様が記載していますが 1について レンゲを蒔く時期は(関東だと)9月上旬までで(早生ではない場合)稲刈り前になります。 (落水したらレンゲを蒔く) 遅くなると開花しないうちに田植え時期になってしまいます。 2、3について 開花もそうですが地上部の植物体が少なく「肥料代替」の効果が低くなります。 花の多少より、地上部の量によって「肥料代替」効果は変わると考えてください。 状況がわからないので一概に言えませんが最大でN(窒素)換算で6kg/10a程度が肥料の代わりに投入されると考えてください。 (レンゲが繁茂していないなら2kg/10a~・・・・状態見ないとわからん・・・) なお、レンゲを鋤き込んで水稲移植までは20日程度は確保すべきと記載している文献があります。 (レンゲの分解に時間がかかる)
- yappe
- ベストアンサー率42% (901/2135)
今の稲作って戦前の稲作よりも約一ヶ月早いんです 従来の稲作では 蓮華草が一面に咲いてから田んぼに水をいれそのまま田かきして 緑肥とて利用しました 現在の稲作では 蓮華草が一面に咲句まで待っていたのでは 植え遅れてしまいます 一面に咲く頃が効果が高いのですが ボツボツくらいでもそれなりにはあるでしょう マメ科植物は根粒菌と共生関係を営み 根粒菌は空中の分子状窒素を植物が利用可能な窒素へ変換して マメ科植物へ渡し 代わりに糖分を受け取ります 植物は窒素をたんぱく質合成に使います 植物が枯れ 分解されることで 使われた窒素が出てくるわけで むかしは窒素肥料は貴重で堆肥などからしかえられませんでしたからマメ科植物を緑肥として利用して 窒素肥料を得ることは当時としては革命的なことでした 今では化学的に簡単に合成ではきるもので過多になることが多い 窒素肥料は 蓮華草の遺骸からも供給されるのですから ふつうにやったのでは 窒素過多になるのはひお見るより明らかなわけで・・・・・・・・・・・
お礼
丁寧なご回答ありがとうございました。なるほど、窒素過多になる可能性が高いから施肥の量を調整しないといけないわけですね。ただ、そのあたりのノウハウがまだ身についていないものですから…自分なりに研究していきたいと思います。
- indoken2
- ベストアンサー率47% (178/372)
昭和32年に出た「れんげ稲作」という本には、硫安とレンゲは同じくらいの効果があると書いてあります。 (もちろん含まれている窒素の量が同じ場合を比較しての話です) ということは、レンゲを沢山鋤き込む場合は、通常の施肥を減らした方が良い、ということになります。 どのくらい減らすかは、レンゲの育ち方次第。 花がどれだけ咲いたかは、直接関係ないようです。
お礼
ご回答ありがとうございました。稲の生育をみながら自分なりに研究していきたいと思います。れんげ米はなかなか上手くいかないと言われることもありますが頑張ってチャレンジしたいと思います。
- organic33
- ベストアンサー率36% (615/1664)
1)10月中旬では、播種時期が遅くないですか?昔植えたときに、刈り取り前の水を落とす前に播いたような気がします。遠い昔ですが。今は減反として景観作物としてですが、植えている人が居ますが、播種、耕耘の時期は判りません、ましてや肥料として利用するのはみなさん頭に無いです。 今は春に花を咲かせて眺めるために化成肥料を散布する時代です。本末転倒のように思いますが。 2)花ではなく、茎と根が肥料だったと思いますが、化成肥料が自由に買えない時代なので、有る意味「藁をもすがる」時代の話です。 3)化成肥料は品種ごとに専用の肥料があり、一回散布すれば良いものがあります。それを利用して、れんげの肥料分はプラスアルファとして考えて良いのでは無いでしょうか。 いきなりれんげを肥料として使って稲作をするなら、リスクが多いと思いますが、がんばってチャレンジしてください。
お礼
ご親切な回答ありがとうございます。稲の生育をみながら施肥の仕方を研究してみます。将来は美味しいれんげ米が安定して生産できるように勉強していきたいと思っています。
お礼
回答ありがとうございました。大変参考になります。いただいたアドバイスと今年の稲の生育状況を見ながら研究していきたいと思います。