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穂肥はなにが良いでしょうか?
- 自家用の米ですので量より味の良い米を目指しています。穂肥をやろうと思案しているのですが、何がよいでしょうか?
- あわみのりの栽培において穂肥を考えています。元肥としてはN:3kg、穂肥はN:2kgを施しましたが、施肥量が目標よりも少なかったため、穂肥を追加することを検討しています。穂肥をやる場合、どのようなものがお勧めでしょうか?
- 穂肥の施肥量やタイミングについて意見をいただきたいです。また、窒素を控えめにすると味が良くなるという一面もあるそうですが、このまま極少肥で行くべきかも悩んでいます。
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佐賀県の事例ですが http://www.pref.saga.lg.jp/at-contents/shigoto/nogyo/kenkyu/ai/saibai/suitou/syouryoku03.html 「肥料が土壌中に局所施肥されるため、表層施肥に比べて肥料の吸収利用率が高く過繁茂に なりやすいので、元肥だけでは施肥量の20~30%、元肥と中間追肥の合計量では30%程度の 減肥が必要である。」 穂肥は収量は取れますが、食味は落ちます。
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- Oxalis
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片親がキヌヒカリですね、なら追肥は控えないと食味が落ちます。 穂肥は食味が落ちますのであまりお勧めしません。 http://www.weblio.jp/content/%E3%81%82%E3%82%8F%E3%81%BF%E3%81%AE%E3%82%8A 側条施肥田植機であれば、標準よりも肥料を少なくして問題ないと思います。 >山際の粘土質の土壌で、少し高いので水が良く抜けていきます。 同様の田んぼが実家に1枚ありますが、肥料持ちも良く、一番食味が良い田んぼです。 (コンスタントに食味値で80以上を出します。) 地力はあると思いますので、無追肥かやっても2kg程度で、早い時期にという程度しか 話せません。普及センターに葉色計かSPADで測定してもらう方法が一番いいのですが?
補足
大変参考になりますお話をありがとうございます。 『キヌヒカリは追肥、穂肥で食味が落ちる』・・・三年前はキヌヒカリを作って、穂肥もやってずいぶん不味く感じました。なるほど、合点がいきます。ここ数日は、葉色をみながら、あまり極端な色あせはしていない(周辺の田んぼの稲の薄い部類と同じ程度でいる。下葉は枯れていない)ようなので、一切施肥せずにおります。あなた様のご助言により、『やらない方が美味につながる』という方向で方向性ができました。葉色計などの計測方法があるのですね。また、調べてみます。 ※また、特に『側条施肥田植機は、標準より少なめで問題ない』、というお話。大変興味があり、勉強になります。田植前に全面施肥するのに対して、この側条施肥の肥効の特質につきまして、もう少しお教え下さいましたら、ありがたく存じます。 またよろしくお願いいたします。
- Oxalis
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以下の項目が判りませんので判断がつきませんが元肥がオール14ならカリ過剰にはならないと 思いますので窒素供給のみではなく、NK化成をお勧めします 不明な点 ・「あわみのり」の標準施肥量 ・田んぼの地力 ・今の稲の葉色(言葉の表現では・・・) 元肥は成分量で3.44kg/10aですよね?地力があって特に色があせていないなら、元肥のみ というのもありかと
補足
ご回答ありがとうございます。 アワミノリの標準施肥量につきまして 残念ながらよく知りません。ただ、新開発種のようなので、農業試験場が模索したものだと思います。つまり、比較する基準施肥量があるそうで、これが日本晴のN=6kgです。これを比較基準に減肥なしと3割減と5割減を日本晴・アワミノリで試験栽培したわけです。(どの場合も穂肥2kgは施肥します)結果は、日本晴は当然ながら、減肥にしたがって収量は減りましたが、アワミノリは3割減で収量が増え倒伏が減り、5割は更に収量が増え倒伏も皆無になった、という結果でした。お時間あれば・・ http://www.green.pref.tokushima.jp/database/seikajoho/1998awaminori.pdf をご覧下さい。 これを参考にしましたので、5割減ということで、N=3kg(穂肥2kg)としました。いわば、これが標準施肥量ということになります。 田んぼの地力 施肥量の調節に重要な要素であると、存じておりますが、経験知識がありませんので、地力がある方なのか、ない方なのか見当がつきません。申し訳ありません。山際の粘土質の土壌で、少し高いので水が良く抜けていきます。一週間に二度灌水しており、それでも間断湛水になっています。参考になりませんが、一昨年はコシヒカリで元肥N=4.6kg、追肥PK各6kg、穂肥0.96kgで、8割倒伏しました。昨年は、コシヒカリで120日型で追肥無し、NPK各5.9kgで、全面倒伏しました。(倒伏は肥料知識の不足と施肥装置の不具合で過剰施肥の結果ですが、それにしも、肥持ちは意外と良い方なのではないでしょうか・・・) 今の稲の葉色 言葉では無理ですね。ごもっともです。周囲の田んぼと比べても極端に薄いことはなく、同じ程度に薄くなっている田んぼはあります。(つまり薄い方の部類に属する程度で、まだ、黄色く肥枯れし始めている風ではない。)下葉も枯れていません。この時期に色が徐々に薄くなっているのは自然でしょうし、『特に色が褪せていない』かどうか、が最終問題ですよね。 元肥はN=3.44kg/反です。ただし、120日型ですので、初期から全面的に効いているのではなく、薄く長く効いているハズです。5月9日の田植でしたので、今日で57日経過しています。 極端な極少ですが、これも間違っていなければこんな例は作れません。(笑)結果がよいなら実験として儲けものです。 穂肥をやるならNKが良いというご意見わかりました。穂肥にKがあればよい、というのはやはりきわめて当然のことなのでしょうか? それも含めて、もろもろ、またなにかご指導があれば、お願いします。 ありがとうございました。
お礼
ありがとうございます。 側条施肥の特質につきましても、大変勉強になりました。 側条は三割減、とのことで、自分に都合よく考えれば、偶然にも良い田植施肥だったのかもしれません(笑)まぁ、そうそう、うまくいくハズもなく、ご提示の資料を拝見しましたら、そのうち肥え切れする可能性も十分あるようです。その後もひどく色落ちしておらず、穂肥もやっておりませんが、試験ケースとしてこのままで行ってみる、という考えでおります。いろいろ、勉強させていただいて、ありがとうございました。