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物質の種類
なぜ二酸化炭素(炭素+酸素)は純物質なのに、空気は混合物なのですか? また、石油が混合物なのはどうしてですか? 化学が苦手でよくわからないので教えていただきたいです。
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二酸化炭素=炭素+酸素という表現が正確ではありません。 二酸化炭素は、炭素原子1つと酸素原子2つが結合して1つの分子(記号で表せばCO2)となったものです。 つまり、炭素と酸素がまざったものではなく、二酸化炭素という1種類の物質なのです。ですから純物質です。 同じように、水は水素原子2つと酸素原子1つが結合したH2Oという分子ですから、水も1種類の物質で純物質です。 それに対し、空気は、窒素原子が2つ結合した窒素分子(N2)と酸素原子が2つ結合した酸素分子(O2)の2種類の物質が混ざったものです。(正確には、その他微量な成分もたくさんありますが、話を簡単にするためそこは省きます。) 窒素分子だけ、または、酸素分子だけなら純物質ですが、2種類が混じっているから混合物です。 石油は、炭素原子と水素原子が様々な数で結合した様々な分子が混ざったものです。例えばC5H12とかC6H14とかC7H8とか、もっとCの数が大きいものとか、何百種類も混ざっているので、書ききれません。 というわけなので、石油も混合物です。
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- shintaro-2
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>なぜ二酸化炭素(炭素+酸素)は純物質なのに、空気は混合物なのですか? 物質の定義次第ですが、 二酸化炭素は、酸素と炭素とが化学的に結合したもの。 空気は、窒素、酸素、二酸化炭素等が、まざっただけのもの。 大豆と米とを混ぜても混合物。 塩を水に溶かしても混合物(水溶液)。 ここでは、一つの化学式で書けるかどうか程度に考えてください。 原油や石油は、石油という単一成分のものではなく、 ベンゼン、エチレンアルコール、プロピレンアルコール他、多数の炭化水素化合物の混合物だから。 ガソリン、灯油も同じ。 http://www.noe.jx-group.co.jp/binran/part05/chapter01/index.html
お礼
よくわかりました。 一つの化学式で書けるものが純物質なんですね。 石油は単一成分だとおもってました。(^^;; 教えていただきありがとうございました。
お礼
結合とまざっただけの違いを理解しきれていなくて 悩んでました。 でも、教えていただき、しっかりと理解できました。 本当にありがとうございます。 わかりやすかったので、ベストアンサーに選ばせていただきました。