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千人針について
千人針についての質問です。 1,長い糸を用意して用いたのか、それとも糸が足りなくなったら糸を継いだのか。 長い糸では縫うのが大変になりますが。 2,私物は一切持ち込めない軍隊で、千人針のさらしだけは特別に着用が許されたのか? あるいは隊によって違っていたのか。 3,海軍志願の人にも千人針を送ったのか。 4、職業軍人は千人針など軽蔑していたという話は本当か? よろしくお願いします。
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- toganoyua
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一応、解答します。 若輩ではありますが、曾祖父の日記などからの解答です。 1.皆で一本の長い糸で縫うのでないです 大勢の女が一人一個ずつ多数のの結び目を造るんです。(逆に一人が二針以上は好かれません) 千というののは多いという事で、千個造らねばなならいというものではありませんし、千個以上でもいいのです。 この辺りは、千羽鶴と同じですね。 例外として、寅年の女性は自分の年齢分縫えました。 これは、『千里を行き、千里を帰る』の言い伝えに則ってのことで、図柄も虎を意匠化したものが多いです。 追記するなら、色は赤に限られていたそうですが、布地は限定されていませんでした。 2.下着含めて軍装品は持ち込めませんが、細かい日用品や時計など制限はありますが、持ち込みは可能です。 遺体ではなく、そういう個人的な故人特定できる品が遺体の代わりに墓にある軍人もいますです。 3.送ったそうです。そもそもが、『戦地から帰ってこい』祈願です。 陸海の仲が最悪なのは今でも同じくで、周知ですが千人針には関係ないです。 4.しなかった、と言うのが大方でしょう。 今でもですが、軍人というハイテクの最先端にいても、最後は神頼みな思考があります、 なので、軽蔑はなかったでしょう。 ご参考までに。
- Pinhole-09
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もと軍国少年です。 1. 皆で一本の長い糸で縫うのではありません。 大勢の女が一人一個ずつ多数のの結び目を造るのです。 千というののは多いという事で、千個造らねばなならいと いうものではありません。 死線を越えて、苦戦を越えてと、5銭、十銭のコインを 縫い込むこともあります。 2.勿論制限はありますが、一部の私物は持ち込めます。 軍装は供与品に限られ、下着など勝手に着る事は出来 ませんが。 3.皆同じです。 4.聞いたことはありません。 縫い込まれた孔あきの5銭や十銭(白銅貨、ニッケル貨、 黄銅貨)に弾が当たって軽傷ですんだとのうわさがあった 位です。 これらは私の経験した、日中戦争前期の話です。
補足
ありがとうございます。 >千というののは多いという事で、千個造らねばなならいと いうものではありません。 千ということに意義があったのだとと思います。 それが証拠に千より多かったり、少なかったりする千人針はなかったの ではないでしょうか。 中途半端な千人針など有難がられないでしょう。 そして寅年の特別ルールがあるのは残念です。 これのせいで「千人の女性による強力祈願」という企図が失われてしまいます。 「千人の人が祈願して縫った真の千人針」は、ほとんどなかったものと想像します。