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発音記号 [tl],[dl]
[tl] [t]で舌端だけでなくその両側の舌もべたーとつけ、舌端を保ったまま舌の両側を弾き、 閉鎖音を出した後、[l]ですか?これだと[d]との区別がつきやすいです。[d]は有声音で発音。 「little」なら「リチュウ」のようになります。[t]を完全に再現出来ます。 これでいいのでしょうか? もうひとつ聞いたことある方法は舌端を歯茎につけたら、舌を両側につけず舌端だけつけて、 息を流したあとに[l]の発音をするというものです。しかしこれだと[d]との区別がつきません。 参考書の書き方だとこのやり方ですが、最初のやり方とも取れます。 「リルゥ」のような音が出ます。 [tl]と[dl]の発音の仕方を詳しく教えて下さい。 ちなみにイギリス英語では「little」の最後の[t(ə)l]とか「metal」とかのシュワーは省略しないんですか?省略するのはアメリカ式ですか? でも[tly]はシュワーがないんでイギリス式もこの発音をマスターする必要がありますよね? 「apparently」などの単語です。
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- SPS700
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#2です。補足です。 >>参考書にもそうありました。では[dl]は最初から声帯を振動させるということですね はい、そうです。 >>すると[dl]はmedal「メル”ー」のように[d]と[l]がずっと同じようになりますよね 何が同じなのでしょう。 >>そしてmetalは「メ息ル」(息は息を出している)ですね? いえ、もっと複雑です。メのあと、t のところは(閉鎖音ですから)息が止まり(無声音ですから)声帯の振動も止まります。
- sknuuu
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>[tl]と[dl]の発音の仕方を詳しく教えて下さい。 この発音の仕方は、「基本的」には前の回答のとおりです というか、単に[t]と[l]を「正しく」順番に発音すればいいだけのことですよ ただし、実際の発音においてはいくつかの方法で発音されます(結果的にそうなります) 前後の音の関係で、「発音しやすい」方向に向かうはずですから でもそれらをここで全て説明する気はないです ある一つの方法が「正しい」とか、「こうあるべき」という方向に向かう可能性があるのと、そこまで労力をかけて説明するものでもないからです もし、お知りになりたいというのであれば、やはり専門書などで勉強したあとに、"ここが知りたい"と質問してもらわないと、私が専門書の何ページと同じような内容をここで説明しなきゃいけない そして、たぶんそのとおりは理解してくれないでしょう >そのtらしくとは、普通に舌を開放して(はなして)発音していいのですか? >[ɾ]は弾き音ですが、弾きませんよね?[l]のためにつけたままで良いですよね? こういうのは地域性があって、前者はBritishに"多い"ですし、後者はAmericanに"多い気がする" こういうvarietiesは、その発音を「好ましく思っている」とか、他のグループとは異なる発音をあえて採用するidentityに通ずる部分があるので、おいそれとこれが「正しい」とか言えないのです 私がいちいち、「基本的に」とか「多くは」とか「場合もある」とか濁して言っているのは決して自信がないからではなく、どれかを「正しい」と言ってしまえば、じゃ他は「正しくない」のかという話しになってしまう 発音はそんなものではないです だから、native-likeではなくとも"きちんと"やることをやって発音している方が無難だと思いますので、あまりさまざまなvarietiesについては語りたくはないですね 音の種類は本当にいっぱいありますから でも、「なぜ、そういう音になるのか その方法は?」ということであればお答えできると思います 各々回答すると >そのtらしくとは、普通に舌を開放して(はなして)発音していいのですか? だってそれが[t]の基本的な発音なのではないですか? 「いや、ネイティヴはそんな発音はしない」という輩がこの相談室においてたまに登場しますが、発音すべきものを発音しないのは基本からはずれているとなぜ考えないのか つまり「異音」と考えいい でもその発音方法を採用する人にとっては「あたりまえの」「好ましい」発音だったりする それでも、他の発音を採用する人からすると「違う・別の」発音なわけです しかしながら、そういう人らの間でもちゃんと理解し合っている つまり、「そういう音があること」をちゃんと知っている 知らない人にとっては、ネイティヴであっても聞き取れない事実があることを、多くの日本の英語学習者は知らない せっかく発音に興味を持っているんですから、そういうことを理解すべきです >[ɾ]は弾き音ですが、弾きませんよね?[l]のためにつけたままで良いですよね? 弾かない人「も」います 弾く人「も」います([ɾ]はもともとtap音なので弾かないほうがおかしいのでは?) そして、[ɾ]だからというのではなくて、もともとの[t]から[l]に移行する時に舌を離さず[l]を一気に発音する「こともある」 専門的には、これをlateral plosionと言ったりします(でも「破裂音」ではないので混同しないでください) でもこの発音は[t]というstop音だからそうなるのであって[ɾ]ではそうならない [ɾ]の場合はそれこそ一般的に理解されている「リルゥ」でしょう 中にはこのような[t]の要素すら省略して、littleを[lIl]のように発音する人もいると思います >でも[t]の発音の分だけのタイミングはとる これは私が書いた表現ですが、これも勘違いのもとになる可能性がある 「タイミング」を意識的にとるというよりは、『実際に発音した「結果」、[t]の音は聞こえなくともその分のタイミングはちゃんと残っている』と表現したほうがいいかもしれません [t]と[d]の区別を気にしているようですが、もし聞き手にこの違いが伝わらないようであれば、もともとの発音の仕方に問題があるんですよ writer /raItɚ/ [raIɾɚ] rider /raIdɚ/ [raIɾɚ] ([ ]は実際の発音) この場合、ネイテイヴはどうやって区別してるんですか? これだけだったら、ネイティヴでも無理でしょう [ɾ]の質の違いも当然あるでしょうね voicingの濃淡とか でも区別する要素はほかにもあるんでよ 気が付かないだけで (ここでは面倒なので言及しません) ヒントとしては、Americanにおいて、canとcan'tはどうやって区別してるんですか? (この場合[t]はほとんど聞こえませんよ) あと蛇足ですが、"多くの"日本の英語学習者は[ɾ]とかの目先のとこだけこだわりますよね でも、[ɾ]というのはそれ単体ではめったに現れない音だということを理解しない 前述のwriter /raItɚ/ [raIɾɚ]でも、ネイティヴに音素ごとに発音してもらったら、たぶん [r][aI][t][ɚ]と発音するに決まってます [ɾ]が基本なのではないです 最後に、発音方法についてどこから引用しているかわかりませんが、"実際はこうやって発音している"的な本はやめた方がいいと思います やはり「基本」というものを大事にして、実際の発音において異なったものを認識した場合に、「なぜそうなるのか」を考えたほうが近道です 今読んでる言語学の本には、「文法や単語の間違いは修正できるが、発音に関してだけは間違って習得したものを修正するのは非常に困難」と書いていました 私もまったく同意見です
- SPS700
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1。 ご質問の 「[t] を完全に再現できます」という表現で、[t] と [l] を別々に発音していらっしゃるのではないかと思いました。 閉鎖音の場合には大雑把に言って「閉じる」「とめる」「開く」の三つの段階がありますが、[tl] や [dl] などの場合はその第三段階が無いので、ここで「開く」と、全体の印象がプツプツ切れたようになります。 2。 もう一つ「しかしこれだと[d]との区別がつきません」で、口室の中で [t] と [d] の区別をしていらっしゃるのではないかと思いました。 この2つの違いは、前半が無声音か有声音かと言う違いですから、両者の舌の位置はまったく同じはずで、[l] は有声ですから [tl] の場合声帯の振動を遅れて始めるだけで区別するのが正当です。 3。 下記ではイギリスとアメリカ両様の発音が聴けますから、シュワの件のお役に立つと思います。 http://www.ldoceonline.com/dictionary/settle 僕の印象ではシュワよりはもっと短い「わたり音」に聞こえます。
補足
最後の補足 >>[tl] の場合声帯の振動を遅れて始めるだけで区別するのが正当です。 参考書にもそうありました。では[dl]は最初から声帯を振動させるということですね? すると[dl]はmedal「メル”ー」のように[d]と[l]がずっと同じようになりますよね?「ル”ー」と。 そしてmetalは「メ息ル」(息は息を出している)ですね?
- sknuuu
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>[t]で舌端だけでなくその両側の舌もべたーとつけ ここから違うと思います 舌の両側をどこにどうやって、べたーとつけるんでしょうか >舌端を保ったまま舌の両側を弾き 舌の両側をどうやって「弾く」んでしょうか >閉鎖音を出した後、[l]ですか? [t]の閉鎖音は舌先でないと出せないと思います [l]のような側音で閉鎖音はないと思います >これだと[d]との区別がつきやすいです。 [t]でややaspirationを伴って発音すれば当然[d]と区別はつきます 基本的には「もうひとつ」とおっしゃった後の方が正しい発音の仕方です 「リチュウ」「リルゥ」の違いは単に きちんと[t]を発音するか、tap音の[ɾ]を採用するかの違いだけです [t]の正しい発音を中心にして言えば、[ɾ]は"異音"ととらえてもいい ただ、日頃あたりまえに、ある条件の中で必ずそういう音で発音するのであれば、[ɾ]が"正しい"と認識しても間違いではない >イギリス英語では「little」の最後の[t(ə)l]とか「metal」とかのシュワーは省略しないんですか?省略するのはアメリカ式ですか? SchwaはBritishでもAmericanでももともと入れないと思います 繰り返しですが[t]の発音が違うだけです 音節に関しては、どちらも1音節という人もいれば、どちらも2音節という人もいるでしょう([l]だけで1音節とみるか否かです) >[tly]はシュワーがないんでイギリス式もこの発音をマスターする必要がありますよね? これもBritishとAmericanには[t]の発音の仕方以外に違いはないです Britishは”どちらかというと”[t]をややaspirationを伴ってきちんと発音する Americanは”どちらかというと”[t]をunrelease(舌の形はつくったうえで、音としては出さない でも[t]の発音の分だけのタイミングはとる)=No audible release (IPAのdiacriticをつけると[ t̚ ]という右上にかぎがついた表記) 注: 地方によっては、イギリスの人でもAmericanのように発音する人はいるでしょうし、アメリカの人でもBritishのように発音する人はいるでしょう(個人差も当然あります) apparently [əpærənt̚li]=「ァパレン・リー」 ※「・」の部分が音が出ないが[t]のタイミングをとっているところ
補足
詳しい回答有り難うございます。 自分はイギリス英語ですが、 littleはイギリス英語でもシュワーを省略し、tをtらしく発音するということですね? そのtらしくとは、普通に舌を開放して(はなして)発音していいのですか? 後確認ですが[ɾ]は弾き音ですが、弾きませんよね?[l]のためにつけたままで良いですよね? >>でも[t]の発音の分だけのタイミングはとる はい実際に存在する「間」を意識するんですよね。
補足
>[tl]と[dl]の発音の仕方を詳しく教えて下さい。 単に[t]と[l]を「正しく」順番に発音すればいいだけのことです >そのtらしくとは、普通に舌を開放して(はなして)発音していいのですか? >[ɾ]は弾き音ですが、弾きませんよね?[l]のためにつけたままで良いですよね? 前者はBritishに"多い"です、後者はAmericanに"多い気がする" >そのtらしくとは、普通に舌を開放して(はなして)発音していいのですか? だってそれが[t]の基本的な発音なのではないですか? >[ɾ]は弾き音ですが、弾きませんよね?[l]のためにつけたままで良いですよね? 弾かない人もいます 弾く人もいます