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水について考える問題
- 水について考える問題について教えてください。
- 小学校高学年の問題です。
- 質問1では、日常生活で水を汚さないための具体的な方法について尋ねられています。資料を元にして、食品の処理や食べ残しの防止などが考えられるでしょう。資料の「きれいな水にもどすために必要な水の量」とは、食品を流しに流した際に魚が住める程度のきれいな水に戻すために必要な水の量を示しています。
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>滋賀県というだけで、近畿の水源が琵琶湖だと考え付くものなのでしょうか… →私立の中学校を受験する児童には、この程度の知識は求められているでしょうね。 リンの使用を禁じている理由は、湖沼の富栄養化の主要因がリンだからです。 富栄養化によって植物性プランクトンが大増殖すると、水道水に異臭がするようになったり、魚が大量死したりします。 もっとも最近の洗剤の大半は無リンですけど。 自動販売機等についても、飲み残しを捨てることによる水質悪化を避けるのが目的です。 2)については教育素材をダウンロードできるサイトがあります。 一度ご覧になっては如何でしょう。 1)ですが洗剤や石鹸を必要以上に使わないのは今日からでも出来ると思います。
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>また、資料の≪きれいな水にもどすために必要な水の量≫とはどういう意味ですか? ⇒微生物により分解できるまで濃度を薄めるのに必要な水の量です。 >(2)汚れた水が下水道から下水処理場に運ばれ、川や海に流されるまでの過程を 小学生にもわかりやすく、簡単に説明するにはどう言えばいいでしょうか? ⇒下水処理場で脱水され、固体の塊にされます。これを脱水ケーキと呼びます。 脱水ケーキのその後の道はいろいろあり、燃やされたり、微生物分解によって肥糧にされたりといろいろあるようです。 脱水した水は水質汚染のないように不純物が取り除かれ、きれいになった水は流されます。 >(3)【次の資料は滋賀県のある条例の一部です。なぜこのような条例が作られたと思いますか。 ⇒私は他県の人間です。 滋賀県と言えば琵琶湖しか思いつきません。 その他は大津市のいじめ事件のイメージが定着しました。 結論を先に書けば、実はwikiにそのまんまの答えが書いてありました。 「排水問題」のところに琵琶湖とリン入り洗剤について書かれています。 無知により噂に尾ひれ葉ひれがつき条例ができてしまった、みたいにしか見えませんけど。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B4%97%E5%89%A4 企業というのは法令による排水基準の縛りがあるため、現代の企業においては環境汚染水を垂れ流すということはほとんど考えられません。 実は、環境汚染の主要な要因は家庭排水なんです。 さて、石鹸(純石鹸)というのは環境へそのまま排出されても化学構造が分解され易い形態でした。 しかし時代の変遷とともに、石鹸の改良版として合成洗剤が作られるようになりました。 初期の合成洗剤は環境へ排出されても分解されにくい構造で、このため実際に環境汚染問題が発生しました。 これはリン(正確にはリン酸塩)ではなく、アルキルベンゼンスルホン酸塩です。 なので、リンは無知な人々によって絶対悪に持ち上げられ条例まで作られてしまった、というふうにしか私には見えませんでした。 その後、洗剤も改良され、現代ではそれほど問題のない洗剤が売られるようになっています。 >・指定地域には自動販売機を置いてはならない。 >・容器入りの飲料水を販売する者は、必ずごみ箱を設置しなくてはならない。 ⇒飲み終わった缶やペットボトルを環境にポイ捨てする人が大勢いたのではないでしょうか。 これも十分な環境汚染です。 滋賀県人はポイ捨てとかマナーを守ることができない人が多かったのでしょうか、と推測してしまいます。
お礼
丁寧な回答、ありがとうございます! 参考にさせていただきます。
- teigan
- ベストアンサー率53% (85/160)
(1)の「きれいな水に戻すための水量」については、#1の方が仰るように「その排水を魚が住めるまでに薄めるにはどれだけの水が必要か」という量を表していますが、問いの意図が「汚れた水を生み出す元にはどんなものがあって、それを下水道や道路の側溝、更には地下に滲みこませないためにはどうすればよいか」ということだとすれば、大人が常識的に考えるそうしたことは全て正解になるかと思います。 ただ、この問いではおそらくは意図的に、薄める前の汚れの元となる物質の量が統一されていませんので、濃さが直接比べられません。問題と模範解答がそれぞれ作られた経緯がわかりませんので何とも言えませんが、出題した人の意図は「どんなものが汚れの元ととして影響が大きいかは自分で考えなさい、或いは計算しなさい」ということかも知れません。 (2)は簡単に言えば以下が基本ですが、小学生の皆さんにご理解頂けるでしょうか? 1)泥や砂を沈ませて、上澄みを次の処理に送る(沈砂池=ちんさち、など) 2)沢山の微生物を繁殖させた水槽(ばっ気槽など)で、水の中の汚染物質を微生物に食べさせる 3)2)の微生物を沈ませてきれいな上澄みを取り出し(沈殿池など)、必要に応じてろ過や消毒を行った後、川や海に放流する (3)は、大阪平野の自治体の大半が水道の水源を淀川としていて、淀川の水源は滋賀県の面積の約6分の1を占める琵琶湖ですから、小学校高学年の方でも、日本地図に慣れ親しんで日々眺めていれば理解できる話では?と思います。 「自動販売機を置いてはいけない」「ゴミ箱を置かねばならない」のは、清涼飲料などがこぼれたり、ゴミ箱に捨てられた飲み残しが流れ出たりすることが、大きな水質や土壌の汚染源になるからでしょう。実際に甘い系統の清涼飲料やお酒の汚染物質はかなり濃く、処理に困る場合が多々あります。
お礼
丁寧に解説してくださり、とてもわかりやすかったです。 回答ありがとうございました!
- RTO
- ベストアンサー率21% (1650/7787)
≪きれいな水にもどすために必要な水の量≫とはどういう意味ですか? あなたの質問文にある通り、 例えば味噌汁一杯(200ml)は、浴槽4.7杯分の水で薄めて ようやく魚が住める ということです。
お礼
そういう意味でしたか! 回答ありがとうございました!
お礼
中学受験は、知識もかなり必要になってくるのですね…。 丁寧な解説、紹介していただいたサイトなど 参考にさせていただきます。 回答ありがとうございました!