社員による暴行・脅迫に会社は法的責任を負いますか

質問

私は営業をしています。
いわゆるヤクザのような人たちとずいぶん親しい同僚がいます。
その同僚は仕事にプライベートの人付合いを持ちこみがちです。

ここからは偏見なのですが、
その同僚や同僚が親しいヤクザのような人が脅迫や器物破損などをしたとしたら、
会社は法的責任を負うのでしょうか。
基本的に外回りなので私を含めすべての社員はその同僚が何をしているか細かいところまでは知りません。

もちろんプライベートのコネを使って仕事をとってくるのも、ひとつの営業のやり方なので、完全にプライベートを断てとはいえませんし、
見た目がヤクザのようだからといって、彼らとその同僚とのプライベートに口出しするのはおかしなことです。

その同僚も私も平社員です。
上司や経営層が、同僚といわゆるヤクザのような人たちが仲がいいことを知っているかどうかは、私にはよくわかりません。

社員や、社員の友人が業務中に暴行や脅迫をしたときに、
どのような場合に会社がどのような法的責任を負うのかを教えてください。

回答No.1

shimaenaga · ベストアンサー

社員の人が、「会社の業務執行中」に不法行為を働いた場合には、会社は責任を負います。

やくざの方は、基本的に、会社は責任を負いません。やくざ自身の責任です。ただし、社員の人がやくざに指示をしたような事情があれば、その社員の人の責任を負うという形で、会社は責任を負います。

社員の責任を会社が負う、というのは、会社は社員を利用して利益をあげているのだから、社員によって生じた損害についても責任を負うのが妥当だ、という考えに基づいています。これを報償責任と言います。

ゆえに、社員の業務執行中の不法行為について、会社は責任を負うのです。

回答No.2

hanachant

業務に関することで、脅迫、暴力があれば、会社に使用者責任が問われる可能性は充分あります。しかし、会社は個人間の問題だと主唱してくるでしょう。その社員にどこまで権限委譲がされてたか、監督責任があったかどうかが争点になるでしょう。