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農業用水路と小水力発電について

農業地帯には、農業用水路が多いと考えていいのでしょうか。 また、そうである場合、小水力発電に適していると言えるのでしょうか。 どなたか教えていただけるとありがたいです。よろしくお願いいたします。

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noname#231223
noname#231223
回答No.1

農業用水路が多いのは確かだが、それらが水力発電に適している(流速や高低差が確保できる)とは限らない。 水路だからといって水利権が必要ないとは限らず、許認可も関係する。

noname#190779
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  • masa2211
  • ベストアンサー率43% (178/411)
回答No.6

>農業地帯には、農業用水路が多いと考えていいのでしょうか。 農業地帯のうち、水田地帯には灌漑が不可欠。(天水田も無いわけではないけど。) ゆえに、用水路(パイプライン含む)と水田分布は一致しています。(ポンプくみ上げの場合もあります。) 一致していないこともありますが、たいていは畑や果樹園用の用水路も存在するから。 >小水力発電に適していると言えるのでしょうか。 それが可能なのは、大規模用水路で、かつ山の中にある場合に限定されます。 たとえば福島中通りの安積疏水には4発電所があって、合計約15000kwという、立派な「小水力」です。 でも、小水力とは、おおむね、1000~10000kwの最大出力をもつ発電所のことで、 それ以下は、ミニ水力、マイクロ水力。(1/10になるごとに名称が変わる。) そのうちの小水力ということでいいのですね? 最大出力は、おおむね、流量×落差×7 (流量m3/s 落差m 発電力kw) 普通の用水路ならそこら中にありますが、落差工に発電機をつけたとして、落差2mくらいのことが多いので、 最大出力20kwとか、その程度です。 中には、かなり大きいのもあって、 群馬県の天狗岩発電所は 流量10m3/sで、落差7m、出力500kw。 http://www.suiryoku.com/gallery/gunma/tenguiwa/tenguiwa.html こういう例外もあります。 写真見ればわかるとおり相当デカイと感じると思いますが、小水力発電とは、コレくらいの規模のことです。 ゆえに >小水力発電に適していると言えるのでしょうか。 マイクロ水力(10~100kw)なら不可能でないにしても、小水力なんてとんでもないことです。 マイクロ水力の例。 http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=2681 山梨県の家中川の3台。  (いちおう川という名前ですが実態は用水路。) これ、台所事情をよく見るとおもしろい。バレバレじゃんか。(こんな露骨なこと、HPに書くなよ~。) 3台のうちの1号(20kw)ですが、建設費4000万で、自腹が1000万。残りは補助金や寄付金(名目は公債)。 1000万の意味ですが、 安積疏水の4発電所や天狗岩発電所を現在作ったら、と考えると、出力20kw当りに割り戻すと、約1000万。 辻褄合ってて笑えます。(寄付金集めた理由は、それしかないもんなあ。) 本気でマイクロ水力作ろうとするなら、現在の1/4の価格で作らない限りダメ。これでは電力会社が作るつもりにはなれません。 ※電力会社は、経済的にペイできるなら、えげつないことやります。  黒部川第4発電所は、位置的には北陸電力管内。しかも北端に近い。でも、関西電力なので京都大阪まで送電してます。  勿論、送電鉄塔建設も自腹。  そこまでやるほど水力には熱心なのに、電力会社が農業用水路で水力発電なぞ、やる気ゼロみたいなものです。 ※※当然、水利組合も作る気ゼロのことが多い。赤字が増えるだけ。家中川で寄付金があったのは   特殊事情みたいなもの。

noname#190779
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ご回答ありがとうございます。

  • oi7ka4wa5
  • ベストアンサー率42% (14/33)
回答No.5

>農業地帯には、農業用水路が多いと考えていいのでしょうか。 もちろん多いです。 >また、そうである場合、小水力発電に適していると言えるのでしょうか。 適していません。農業用水路は6月から8月の水田に水を入れる頃にしか水を流しません。 それと、ゴミが水車等に絡んで、その除去に大変な労力と時間がかかります。 個人設置の小水力発電はゴミとの格闘に終始して、ほぼ無力状態らしいです。

noname#190779
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ご回答ありがとうございます。

回答No.4

水路の水量と流速が問題です。 小水路では発電能力にも限りが有りますが,実際に自家用電力の一部として運用している農家もあると聞きました。 100W程度の発電でも,10戸が採用すれば1KW,100戸では10KWとなり,自然力の利用として普及すれば大きな力になり得ます。 中山間地の渓流など,利用可能な水力はもっともっと利用すべきで,電気事業法なども見直すべき点が多いと感じています。

noname#190779
質問者

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ご回答ありがとうございます。

  • ultraCS
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回答No.3

農業用水の場合、途中でマイクロ水力などで流速を落とすと末端まで灌漑できない可能性がありますから、それを補える十分な流速が必要です。 途中で流速を水車で吸収すると言うことは、実質、水路の落差を小さくするのと同じですから、十分なシミュレーションをするべきでしょう。このあたりが好い加減だと、途中でポンプで揚水する羽目になったりして、その場合は、発電効率とモーターの変換効率まで考えるとエネルギー収支もマイナスになる可能性もあります。

noname#190779
質問者

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  • blackhill
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回答No.2

 灌漑用水路がこれだけ高密度で整備されている国は稀です。そのうちマイクロ発電の適地は限られているとはいえ、候補地の数はかなり多数存在します。  詳しいことは、たとえば添付のURLを参照ください。実施例だけでも、たくさん紹介されています。 http://j-water.jp/hmc/index.html http://www.inakajin.or.jp/03shinkou/shousuiryoku/menu02.html

noname#190779
質問者

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ご回答ありがとうございます。

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