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多摩川か墨田川下流で発電
多摩川か墨田川の下流で、ヒューム管をつなげて水路を作り、その水路に小水力発電機をつなげると、発電システムが出来そうかな?と思いますが、現実問題、どうなんでしょうか? やはり、高低差などの問題が出て、うまく人工水系を構築することが出来ないのでしょうか?
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多摩川のような大河川の下流部では単位面積あたりのエネルギー密度が低い、つまり大きな断面に小さな流速ですので、本格的に発電するためには堰構造物などで一端せき止めてパイプラインにて流水をバイパスさせ、たとえば堤防より外で発電設備を設ける必要がありますが、少なくとも数百億以上の極めて高コストで非現実的となります。 もっと小規模で考えたとしてもヒューム管に流れを作るためには多少とも堰き止めが必要であり、パイプラインを簡略化し河川内に発電機を設置するとなると、水没可能な機器が必要となり、それなりに高価格となります。 やはり水力発電は、勾配の急な上流部で川幅の小さいところの急流部がベストです。 なお、京都の桂川の中流部付近の渡月橋にはミニ発電機が河川内に設置してありますが、発電電力は5.5kWです。照明もいれて4000万円との記事があります。エンジン式発電機では5.5kWなら安物で20万、高級品で300万円程度です。
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- misawajp
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昨日同じ様な質問がありました 水力発電は 位置のエネルギーを利用します、高低差*流量が発電量になります 高低差が少ない場合には 流量が必要です(設備が大きくなる) ヒューム管程度では 標準家庭1軒分程度しかまかなえないでしょう http://okwave.jp/qa/q7380292.html
- fujic-1990
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理論の話ではなく、現実問題をお尋ねですか? でしたら、無理だと思われます。 まず、一口に「小水力発電機」と書いていらっしゃいますが、どの程度の資金でどの程度の発電をすることを考えていらっしゃるかという問題があります。 用水路などで発電する型の発電機のプロトタイプを何社(個人)を作り始めているのは事実ですが、まだまだ採算に合う状況ではないはずです。 次に、「下流」とお書きですが、下流ならば高低差はどれくらい取れるのか。 また、そのヒューム管を敷く土地の使用権、使用料をどう確保するのか。 子供や酔漢のいたずらにどう対処するのか。 天然の川だと増水して洪水のようになる場合もあるが、そうなったらどうするか(風車は台風などの時は、自動的に停止するようになっていますが)。 などなど、問題はたくさんあると思います。 既存の水路を利用することを考えたほうが早いと思います。 まあ、ちょっとしたLEDを光らせる程度なら、ちょっとした水車を作ってモーターを回せばいいので、すぐでもできると思いますけどね。 世界の子供を助ける番組だったかと思いますが、ちょっとした水路を造って本格的な(日本古来の方式の)水車・小屋を作って発電するようにしてましたね。 みんな喜んでいましたが、メンテナンスをどうすんだ?と思いながら見ていました。
お礼
なるほどー。都市工学的に考えて、既存の下水か上水システムを改良すると考えたら うまく行きそうなんでしょうか?
お礼
何か面白そうなシステムをご存知でしたら教えてください。