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お好きな知識人を教えてください。
タイトル通りです。 お好きな知識人を教えてください。 知識人の定義は適当で結構です。 私は、小林 秀雄さん、丸谷 才一さん、吉田秀和さん等は 偉いとは思いますが、何故かあまり好きにはなれません。 その点、数学者の森 毅さんは、その人間味溢れる文体とあいまって 数学オンチである私にも、分かり易く対数の概念を教えて頂いたので大好きです。
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こんにちは度々でごめんなさい。 この話しはまた何処かでとも思いましたが、 忘れないうちにここでしておきます。 最近は物忘れがもう・・・(笑) 「幸福の定義」のことです。 私もchocolatusagiさんの回答に一票を入れました。 ですから、あなたへと二票入れました。 おっしゃるように素晴らしい回答ですね。 「夜眠るときに何も心配事がないことです・・・」 幸福に定義などありません・・・ あるとすれば幸福にたいする気持ちのありようでしょう。 彼女はそれを自分の言葉で表現されています。 幸福の本質など案外そんな簡単なことなのかも知れませんね。 そして、それを素晴らしいと評価するあなたにも、 私は感心してしまいます。 さすがにと、見直す思いです。 今日は褒めあい合戦でしょうか?(大笑)
こんにちはalterdさん。 私はこう言う質問は苦手なのです。 ですから、あなたの質問でなければ読みもしないところです。(笑) 私はあなたお嫌いかも知れませんが「小林秀雄」の名が浮かびます。 若い頃、よく読んだように思います。 その頃は今に輪をかけて馬鹿ですから、もう珍粉漢粉で。(笑) まあ、馬鹿は馬鹿なりに当時一級と言われた知性に触れたかったのでしょうね。 以前、「ゴッホ」の絵について質問をしたことがあります。 あなたにも回答をいただきました。 やはり小林秀雄の「ゴッホの手紙」が頭の片隅に残っているようです。 私は数学には、とんと無縁の人間です。 ですから数学者と言えば藤原正彦さん・・・それと岡 潔さんでしょうか。 岡 潔さんと小林秀雄の共著で「対談 人間の建設」と言う本があります。 知の巨星と称された二人の対談ですが、これも当時は珍粉漢粉!(笑) 今、読み返せば随分と理解できることもあると思うのですが、 最近はもう面倒で・・・。 苦手と言うわりには長いですね(笑) 小林秀雄の講演のCDをたまに聴きます。 落語の志ん生さんと同じような声でね、文章はあの調子ですが、 講演は面白いですね・・・冗談も言いますし。 一昨年かな? 鎌倉で最後に暮らした家を見たいものと訪ねました。 八幡宮の裏手で雪の下と言うところでしたが跡形もありませんでした。 区画整理をされたようです。 同じ雪の下の高台にも移る前の家があるそうです。 これはお孫さんがそのまま管理しているそうです、白洲次郎さんの孫にもなります。 先日はお褒めいただきありがとうございます。 評価するの一票はあなたですね?(笑) 私もその前にあなたに入れております。確か質問が「幸福の定義とは?」 あなたの回答が「生きがいのあることです・・・」、なるほどと(笑) Hさんはどうされましたかね? 私は少し心配です。
お礼
苦手なのにご回答ありがとうございます。 私も、あまり大上段に構えた質問は好みませんが こちらは、力のある方々がいらっしゃいますので 好奇心に負けました(笑) 私は生来、権威を疑ってかかるところがあるのですが 小林秀雄さんは「ゴッホの手紙」の出だしでコケてしまいました。 そのうち、腰を落ち着けて読んでみるつもりです。 >評価するの一票はあなたですね?(笑) 直接褒めた時点でバレるかと思いましたが、やはりバレましたか(笑) turukamejirouさんの文章は分かり易い上に人間味が溢れていて素晴らしいです。 「幸福の定義とは?」の回答を評価して頂いてありがとうございます。 その前に、chocolatusagiさんの「夜、眠りにつくときに心配事がないこと」という 素晴らしいご回答がありましたので まぁ、良いかと一旦思ったんですが、まてよ、生きがいがあれば 少々、心配事があっても幸せではあるなと思い 蛇足ながら投稿させて頂きました。 Hさんは本当に心配ですね。 ひょっとして、インフルエンザとかで入院しているんじゃないでしょうか? そろそろ出て来て欲しいですね。 ではまた。
alterd1953さん こんにちは。 日本語に関して知識人だなと思う方が二人います。 一人目は「小林賢太郎」さん コントグループ、ラーメンズの真面目そうに見えるひとです。 アマゾンのレビューに”ラーメンズ第16回公演『TEXT』”について、ある方が書かれているのですが 「数学の問題が解けた時のような爽快感」とは上手い事を言われたと思いました。 二人目は「柳瀬尚紀」さん 奇書中の奇書と言われる「フィネガンズ・ウェイク」を日本語に訳したあのひとです(釈迦に説法ですね) 原書を読めないので想像でしかありませんが、単純に翻訳したのでは原書の魅力は伝わらないだろうし、百科事典だけでなくあらゆる分野の雑学が頭の中に入っているのでないかと思ってしまいます。最近はコルトレーンの「 Love Supreme」を聴きながら読んでみたのですが、これが相性がいいみたいです。勢いでプロフィールの自己紹介欄に訳が判らない雑文を書いてしまいました(笑)。 戌年の生まれなので「猫好きですか?」と聞かれると「ビミョーーー」と答えてしまう”変な鶏”が回答しました。 ではまた。
お礼
>小林賢太郎さん ラーメンズは未見です。 お祖父さんが俳人のようですね。 一度、チェックしてみます。 >「柳瀬尚紀」さん ああ。この方は例に挙げようか迷いました。 もはや偉人ですね(笑) 「猫舌流英語練習帖」も中身の濃い一冊でした。 しかし「 Love Supreme」を聴きながら「フィネガンズ・ウェイク」を 読むなんて元気ですね。 いっそ「TRANSITION」にされては(笑) 私も「フィネガンズ・ウェイク」の原書に当たって せめて「ルビ」があるのかだけでも確かめてみたいです。 >戌年の生まれなので「猫好きですか?」と聞かれると「ビミョーーー」と答えてしまう”変な鶏”が回答しました。 とりあえず「鶏」なら猫に食われますもんね(笑) ご回答ありがとうございました。
森有正さんです。 美しいフォルムとそれを作り出す精神の関係を、突き詰めて、普遍的な言葉にしようともがき苦しんだ人でした。 フランスに住んでおられましたが、イタリアの僧院を訪ねた折、フレスコ画の片隅に可愛らしい鳩が描かれているのを見つけました。職人としての画家が(当時、画家は芸術家として認められていなかった)、一心に描き、ホッと息をついて、一瞬、満足の眼差しで描きあがった鳩を見つめ、それから、何事もなかったように、次の画面に取り掛かる。 その、一瞬の満足の尊さを、言葉を尽くして説明なさっていました。 私の生き方を、少なからず変えた文章です。そんな満足を求めて生きてゆく予感がしました。 でも、もしどこかの街角で、彼に会えたら、定職もなく、一体どうやってフランスのビザを取って、定住できたのか、とりあえず伺ってみたいです。
お礼
お名前はちらっとだけお聞きしてましたが お祖父さんが一ツ橋大学を創ってたり ご自身が、デカルト、パスカル、リルケを訳したりと 物凄い方ですね。 そのフレスコ画に関するお話読んでみたいです。 今、恰度、友人が訳した、ベッリーニやティツィアーノ等の 宗教絵画の本を読んでいますので、暗合を感じます。 >でも、もしどこかの街角で、彼に会えたら、定職もなく、一体どうやってフランスのビザを取って、定住できたのか、とりあえず伺ってみたいです。 これは本当にそうですね。 私など小心者には考えもつきません。 ただ、世界一のソムリエになった、田崎真也さんなども 最初の頃、海岸で野宿をしていたそうですから 超一流になる方は、バイタリティーが凄いようですね。 ご回答ありがとうございました。
- 31192525
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alterd1953さん、こんにちは。 『石牟礼道子さん』 水俣病を告発した「苦界浄土」の作者ですが、エッセイや詩は暖かく、他の小説もしっとりとした情緒に満ちています。御存命のはずですが、ここのところ音沙汰がないのが心配です。 『志鳥栄八郎』 絶対ブレない音楽評論家でした。クラシック音楽にもブームがあり、CDメーカーお抱え評論家はそれに乗っかって新しい録音を評価しますが、この人だけは別。新しいものは評価しつつ、自分がこれと思ったものは変えない。イチオシ盤が生涯変わらなかったほとんど唯一の方です。
お礼
>『石牟礼道子さん』 有名な方ですね。 是非、何か読んでみます。 >『志鳥栄八郎』 こういう方をお待ちしました。 絶対的なセンスをお持ちなんでしょうね。 とことん厳しいセンスを持った方というのは、なかなかいらっしゃらないんですよね。 ご回答ありがとうございました。
- やっちゃん(@510322)
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池上彰さんですかね。 とにかく、いろいろな分野において、知識が 豊富なので好きです。 また、わかりやすく親切に教えてくれます から尚良いです。 私自身は、特に世界情勢についての池上さんの 解説は、本当にわかりやすく思いました。 後は、松村邦彦さんですかね。 知識人ではないと思いますが、野球の知識に関しては、 本当に長けています。 ラジオや番組での野球解説の時は、本当に凄いの一言です。 選手の経歴、趣味、好きなものなど・・・・。 選手のプロフィールを本当に良く憶えていて、それを解説 してくれます。 きっとアナンサー以上の情報量だと思います。 まぁ私にとっての知識人として認めているのは、この二人ぐらい ですかね。
お礼
池上彰さん。納得です。 一体、何がご専門か分からないぐらい、色んな分野の本を書いてらっしゃいますね。 時々、各紙の記事を批評されてますが、底知れない力を感じます。 >松村邦彦さん 解説って能力、モロに出ますよね。 なんか、おっさんが飲み屋で喋ってるような解説に当たると腹立ちます(笑) 大体、お笑いの人って頭良いですけどね。 ご回答ありがとうございました。
ともに鬼籍にはいられましたが 山内恭彦(やまのうちたかひこ) 東大の物理学の教授。大変に温厚な人柄で、高校時代に読んだ岩波から 出された氏の随筆 http://bmhouse.shop-pro.jp/?pid=11343016 は今でも愛蔵しています。ノーベル賞の小柴さんの恩師のようです。 人物伝には山内氏が迷子に道を教えたときに、あとから「あの人は東大の先生なんだよ」と教えられ「あんなに優しい人がいるのならそれなら僕も東大に行きたいなぁ」と言ったとか。 小説家では、吉行淳之介 作品も奥深いけど、弱い者を守る男気が好きですね。作品の中で、車に同席した若い女の子が、失禁してしまう場面がでてきますがそこで「おまえ、小便しやがったな」とわざと下卑た口調で揶揄することで、相手が気を使わないようにしてやる優しさ(わかりにくくて済みません、詳しくは『月と星とは天の穴』をお読みください) 『淳之介流 やわらかい約束』 河出書房新社 2007.4 という村松友視の評伝がすぐれています。 画家の藤田嗣治 戦争画を描いたりして世にいう完璧な自由人としての芸術家ではなかったものの、フランス人として生き、フランスの画家として名を残した日本人。 『藤田嗣治「異邦人」の生涯』近藤史人 は文庫にもなっていますが、書店に並んだ時に真っ先に買って、いまだに読まないで楽しみにとってある本です。
お礼
寺田寅彦さんなどは有名ですが、こんな方もいらっしゃるんですね。 私は、数学がダメダメですので、さっぱり分かりませんが 「群論を使った原子構造の解明」などは、とても魅力的です。 >人物伝には山内氏が迷子に道を教えたときに、あとから「あの人は東大の先生なんだよ」と教えられ「あんなに優しい人がいるのならそれなら僕も東大に行きたいなぁ」と言ったとか。 数学者のエルデシュも子供に優しかったみたいですね。 一般に、超一流の方は純粋な方が多いのではないでしょうか。 吉行淳之介さんは、私が好きな開高健さんとも仲が良かったみたいですので そのうち読んでみます。 藤田嗣治さんは、あの時代に、洋風のセンスを身に付けていたことに驚きます。 ご回答ありがとうございました。
お礼
お!? 何度もありがとうございます(笑) >幸福に定義などありません・・・ そうなんです。時々「幸福」は「竜」や「河童」のように 架空の物ではないかとすら思う時があります。 ただ「寒い日にお風呂に入った時」や「暑い日にビールを飲んだ時」等は 間違いなく「幸福」だと思いますし 人生を振り返って、概ね、自分の生き方が間違っていなかったと思えることが 「幸福」であるのも事実でしょう。 そういう曖昧なことを上手く一言で表している文は やはり素晴らしいとしか言いようがありません。 >そして、それを素晴らしいと評価するあなたにも、 私は感心してしまいます。 さすがにと、見直す思いです。 身に余る光栄です(笑) ただ、幸福を感じる絶対条件は「素直な心」にあると思っています。 ではまた(笑)