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オレイン酸ナトリウムの溶解度について
オレイン酸ナトリウムが水に溶ける理由として、二重結合があげられているのですが、なぜ二重結合があるから水に溶けやすいのかよくわかりません。いくら調べてもわからないので質問させていただきました。 わかりやすく説明してもらえると嬉しいです。よろしくお願いします。
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各種脂肪酸石鹸の溶解度 - 石鹸百科( http://www.live-science.com/honkan/soap/soapdata04.html ) そもそも、なぜ不飽和脂肪酸が飽和脂肪酸に比較して融点が低いかを考えて見ましょう。 ⇒脂肪酸 - Wikipedia( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%82%E8%82%AA%E9%85%B8 ) オレイン酸 14℃ ステアリン酸 69.6℃ 溶解度のそもそもの理由は水にあるのです。 水は、その分子構造から説明されるように強い極性溶媒で、互いに強く結びついています。そのため非極性の物質ははじき出されて、集団を作ります。--外見上から疎水結合と呼ばれます。 疎水結合している物質間の結合力はファンデルワールス力--分子間力のひとつ--でしたね。それは自由自在に曲がることができる飽和脂肪酸のほうが制約が大きい不飽和脂肪酸より融点が高いことの説明でした。 この二つを考えると理解できるでしょう。