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血管造影剤

にはベンゼンのヨウ素置換が用いられてるみたいなんですかX線とどの様に作用しているのでしょうか?

みんなの回答

  • 38endoh
  • ベストアンサー率53% (264/494)
回答No.7

私も少し調べてみましたよ。どうやら「X線においては散乱も吸収の一とみなす」というのが解答のようです。可視光などとは異なる混乱する定義がされているのですね。早速,X線の透過強度について式を用いて考えて見ましょう。 透過するX線の強度は通常の減衰の式で書くことができ,   I = I0 exp(-μx) となります。そして,この消衰係数μに相当する部分(X線の線吸収係数)をさらに,   μ = τ + σ として,τを光電吸収係数,σを散乱吸収係数と呼ぶそうです。τは光電効果によって電子を放出する能率でありこちらが真(?)の吸収,σは散乱によるX線の減衰です。そして,原子番号が大きいときはτが小さく,逆の場合はσが小さいのだそうです(以上,岩波理化学辞典)。 さて,fumihisa さんのご質問の内容に戻ってみましょう。 > X線とどの様に作用しているのでしょうか? どうやら,私が No.3 に書いたとおりで正解でしたね。ヨウ素もバリウムも原子番号が大きいため散乱吸収係数σが大きく,よってX線の線吸収係数μが大きいのですね。実際に起こっている物理現象はX線散乱でも,これは「X線吸収」と呼ばれるわけです。そして,ipuchamu さんのご質問内容, > X線が(組織に)吸収されないとなると物体の被爆線量はゼロになるのでしょうか これも解決ですね。光電吸収係数τが大きいのは軽元素であり,人体に大しては本当にX線が吸収(被爆)してしまうのですね。 どうでしょう,これで円満解決ですか?

  • ipuchamu
  • ベストアンサー率23% (46/194)
回答No.6

X線診断領域のX線では前方散乱は起こらないと思います(20~40KeV程度のエネルギー)前方散乱はもっと高いエネルギーだったと記憶していますが?(MeV単位)、X線は60-100KV程度の加速電子をW(タングステン)にあてて起こす制動X線ですが実効エネルギーは上記程度です、前回も書きましたが X線診断領域の表現ではX線は吸収という概念です(CTもX線の吸収差をコンピューター処理して画像化します)#1さんの紹介するURLでもわかるとおり薬剤メーカーや医学書全般でもX線の吸収という表現を使います X線が(組織に)吸収されないとなると物体の被爆線量はゼロになるのでしょうか、以前散乱X線はどこへと書きましたがこれはあえて書いたもの、確かに散乱は一部しますが大部分は吸収されるものと思います、 質問事項ですが、1、レントゲンの波長については撮影するX線管電圧により変化しますが撮影管電圧は部位目的により変化させますが造影剤を使用するもであれば60-80KVpeak程度です、線源の金属とのことですが線源とは放射線を発生させる源なのでw(たんぐすてん)ということに成ると思います、2のx線吸収の帰属ですがよくわかりません、造影剤には1cc当たり0.3g程度のヨウ素が含まれています 薬剤メーカーや医学誌などではx線の吸収という表現ですがこれらは全て間違いなのでしょうか??????

  • 38endoh
  • ベストアンサー率53% (264/494)
回答No.5

ipuchamu さんのご質問に回答させていただきます。 > 散乱したX線はどこへ行くのでしょうか? 詳細は忘却の彼方ですが,基本的に前方散乱です。単一弾性散乱(衝突一回のみの吸収なしの散乱)の角度依存性の式なら,基本的な成書をあたればすぐ見つけることができると思います。もし興味があれば補足いたします。 > 透過状態を変化させる、これでどうでしょうか > この透過率を変化させるものが造影剤、この表現も間違いではないのでは? 最初の「透過状態」という表現は(?)ですが,二番目の表現なら良いと思います。ただ光学の常識として,反射や散乱によって「透過率+吸収率=1」が一般には成り立たないことに注意が必要だと思います。 > #3さんは物理系の知識のあるかたでしょうか? 私の回答履歴を読み,ご自身で判断してください。 さて,私はレントゲンに関してはあまり詳しくないので,逆に ipuchamu さんにお伺いしたいことがあります。もしご存知でしたらご回答をお願いいたします。 1.どのようにレントゲンの波長(線源の金属)を選択されているのでしょうか? うまい具合に,体内の特定原子と共鳴したりするのでしょうか? 2.実際にレントゲンとして使われている波長における,各種造影剤のX線吸収の帰属(もしデータがあれば吸光係数も)について教えてください。 純粋に興味がありますので,どうか宜しくお願いいたします。 # 管理者様へ。これは正確な解答を導き出すためのプロセスですから,削除しないよう宜しくお願いいたします。

  • ipuchamu
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回答No.4

#2です、散乱したX線はどこへ行くのでしょうか? 表現が悪ければ訂正しますが、医学放射線の世界では吸収ということでOKだとおもいますが、、、、 表現を変えましょう、透過状態を変化させる、これでどうでしょうか、この透過率を変化させるものが造影剤、この表現も間違いではないのでは?陽性造影剤は透過率を減少させるもの、陰性造影剤は透過率を上昇させるもの #3さんは物理系の知識のあるかたでしょうか?

  • 38endoh
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回答No.3

> X線とどの様に作用しているのでしょうか? X線吸収ではなくX線散乱が正しいのでは? ヨウ素もバリウムも原子番号が大きく,電子密度が濃い大きいためX線の散乱能が大きい,という解釈の方が自然な感じがします。 まともに吸収したら光電効果によって電子を放出し,ラジカル反応が始まるでしょう。敢えてそのような化合物を造影剤にはしないと思います…。

  • ipuchamu
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回答No.2

X線を物体に当てた場合に組織や骨などにより透過するX線の量が変化します、油や水はX線の透過がいいのですが、骨の場合X線の透過が少なく(吸収される)なります、この原理を使うのが病院などのX線検査です、肺や骨の検査にはこれでよいのですが、表題のように血管を写す場合はこれだけでは、不足です、血管に造影剤という薬を入れて撮影することで血管の様子を撮影することができます、X線写真では骨や造影剤は白く写ります、これにより得られた血管像の形態異常などにより診断します、原理はX線の吸収差を利用しています ベンゼンかんの一部をヨウ素に置き換えていますが、X線吸収の大きいものであれば特に種類を問いません、ヨウ素を使用しているだけです、胃の検査にはバリウムを使用しています、逆に吸収がないもの(空気)も造影剤として使用する場合があります 以上造影剤を使用するものより、このせつめいでいいでしょうか?(一応専門家?)

  • ymmasayan
  • ベストアンサー率30% (2593/8599)
回答No.1

ヨウ素のX線吸収率が非常に大きい。

参考URL:
http://medicine.cug.net/drug/22/22_01.htm

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