- ベストアンサー
東大・京大他、エリートを優遇すべき?
- 田中真紀子・前文科相の大学不認可問題について、大学の増減と質の関係について意見が二分されています。
- レベルの低い大学には補助金を出さず、自然消滅させるべきであり、一方でエリート大学には多額の投資が必要だと主張しています。
- 認可基準の厳格化だけで教育の質を高めるのは誤りだと考えています。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
あなたの意見に賛成ですが、その状況では新しい大学は誕生しないでしょう。 そもそも、大学設立時に多額の補助金がでるので新しい大学が乱立しました。通常の会社であれば、社長や設立者が出資(お金を出すこと)し会社を立ち上げます。失費すればお金は返ってきません。しかし、大学設立はその分の多くを補助金で賄えてしまうので作りやすかったのです。中には市町村などがそれとは別に大学を誘致した背景もあります。つまり、補助金がないようでは、今はおろか、昔も大学は設立されなかったでしょうし、今では(子供の数は減少し、進学率のアップも期待できない状況)とても無理です。 上の状態では、新たな競争は起きません。 私としては「下の大学に使う補助金を少しづつ減らしていく意向で、その取りあいをしてもらう」とする方が現実的な気がします。ある程度の数の大学が対象の場合、どこかが頑張ればそこに補助金が集中します。また、努力を一切しなかったり現状維持の大学は、補助金総額の減少や先に挙げた頑張った大学のためにもらえる補助金が少なくなります。すると学生集めに効果的なことができずに淘汰されていくでしょう。補助金の制度は下だけにする必要はありませんが、全大学に適用すると名門大学が富を独占してしまい、下位大学が全滅してしまう可能性があり、下位大学の上位大学への突き上げがなくなるので何らかの区切りは必要です。「下の大学だけ」というと上位大学への優遇に聞こえるかもしれませんが、実際は逆で下位大学への救済措置・延命措置になります。 「偏差値に関係なく下の大学でも立派な研究をしている」という意見もありますが、昨今の日本の資金状況では非効率で「1人を救うのに10人の犠牲者が出る」状況です、優秀な人間のところにお金を投下して結果を求めるべきです。 マーケティングでは有名な言葉に「パレート最適の法則」というものがあります。上位20%の人間が全体の仕事量の80%の結果をたたき出しているという法則です(元は違うケースですが分かりやすいように変えました)。日本には大学が700以上あります。その中で有意義な学問研究をしているのは20%の140もないでしょう。多く見積もって100.その100の大学が研究内容全体の95%程度をしているのが現実で、お金がない状況なら効率性を求め、残りの80%を切る覚悟は必要と思います。他にも書きましたが、倒産して初めて多くの人が名前を知るような大学に存在価値はほぼないです。 ご参考までに。 ご参考までに。
その他の回答 (4)
- tekcycle
- ベストアンサー率34% (1839/5289)
1番さんに賛成ですね。 競争なら今でもやってはいますよ。 競争していてなぜ淘汰が進まないかというと、競争の対象を学力下位にまで広げたからです。 それを止めればいい。 高卒認定試験(今のじゃありません)を導入すれば解決します。 センター試験で5教科7割、なんてのは、18歳の内、2割も居ないんじゃないでしょうか。 そういう、普通科の学習内容を身に付けた人を高卒として認定すれば、それを奪い合う競争によって、自然と淘汰が起きます。 試験にパスしない人は、高校終了か、留年かを選ぶ。再チャレンジは毎年OKと。 例えば、 潰れた大学を考えると、補助金なら出ていたかもしれないのに潰れている、ということは。 潰れる要因は、補助金よりも学費収入にある、ということは。よくは知りませんがね。 > そして逆に、東大・京大・一橋・東工などの、天才やトップ頭脳の集う大学には、今の補助金の何倍も投入したらいいと思います。 お金がないので蛍光灯の数を減らしています、なんてのは即刻やめるべきでしょうね。 > 僕は少なくとも、田中真紀子前文科相のように、認可基準を厳しくして大学の数さえ減らせば教育の質が高まると考えるのは大間違いだと思います。 高卒認定(勿論今のではなくて)を導入しないのであれば、真紀子さんの方法しかないでしょう。 競争は既に起きているのですから。 入学者の質を落とすことで、経営的に生き残ってるわけです。 競争が働いていても、そういう大学が次々と倒れていくような事態には全くなっていません。 それどころか、下に目を向ければ、まだまだパイが広がってはいるのです。大学進学率は5~6割、ということはまだパイが残っている。インチキ中国人もいる。 それとは別に、補助金や各種優遇措置は、少なくとも私学全体で廃止すべきでしょう。 私立の入学金や受験料も、本当に必要な経費を除き、廃止すべきでしょう。 補助金だけでは甘いでしょう。たぶん。 また、大事なのは、東大京大の連中より、まずは奨学金でしょう。 お金がないから地方国立大学、という人もどうにかしてあげたい。 そこを解決すると、駅弁大学の存続意義は、ということに繋がり、さらなる税金の節約になるでしょう。 > 誰の迷惑にもなりません。 残念ながら、頭の悪い高校生が、ろくに勉強しなくても大学に行けるんだ、それで将来就職できるんだ、と錯覚しています。 こりゃ拙いぞ、勉強しなきゃ、就職しなきゃ、就職するなら普通科じゃなくてxx科か、となるはずが、進路を見誤らせています。 低レベル大卒も含め、糞の役にも立たないもっともらしい資格は、存在自体が社会的害悪かもしれません。
お礼
回答ありがとうございました。大学問題に通じている方のご意見のように感じ、提案されたご意見は大変参考になりました。ありがとうございました。
- nightcell01
- ベストアンサー率43% (471/1074)
NO2,NO3さんに賛成です。 そして基本はあなたに賛成。 今の日本において大学は国公立も含め、さすがに多すぎると思う。 そして補助金が莫大である以上、存在意義を感じないし潰すべきだろう。 重要なのは仕組みそのものかな、と思う。 日本人は10歳や17歳時点での学力が世界トップレベルなのに、大学のランキングは低い。 つまり18-22歳でごぼう抜きにされているってるってことだ。 かなり客観的に見ても日本の大学は欧米の大学に比べれば非常にレベルが低いと言える。 もちろん補助金(欧米で税金や個人献金で費やされる教育費は非常に高い)や英語力の不利はあるが、 改善の余地はある。 東大・京大・一橋・東工に資金や人材は投入してますよ。 いまの何倍もの、となるとコレは国家予算の%を増やさないといけませんね⇒防衛費や復興予算など どこかから削るってことです、そう簡単にはいかないですよw 個人的には歯がゆい気持ちもありますよ。 例えば香港やシンガポールの大学は人口比で考えるとめちゃくちゃ優秀です。 でも勉強以外に際立った文化を持っていません。 日本は古くから、大学や大学生には映画やドラマに代表されるような、キャンパスライフ、サークル文化があります。「モラトリアム期間」と言われたり、左翼主義がはびこったり、近年は起業やNGO,NPO活動が盛んですよね。 それって素晴らしいことだと思うんですよね。 「あすなろ物語」はアジアで大人気でしたが、日本だからこそ作れたドラマだと思います。 海外では大学生が恋愛したり、グループを作って遊んだりする余裕なんてないわけですから。 ランキングを上げる、ODAを引き揚げるってのは、こういう文化との決別なくしてはありえないように思うのです。 個人的には個々人が生きる力を持って、たくましく生きていくべきだと思いますね。 大学云々関係なく。 スイス人、ユダヤ人、華僑がそうですし戦前戦後の日本人もそうでした。 (恐らく政治家はマクロ的視点が大事だと思いますが、個人はミクロ的視点で動くべきだと思います)
お礼
回答ありがとうございました。なるほど、文化発信地としての大学の役割も大事だということですね。このご意見も大変参考になりました。ありがとうございました。
- ALFa8C
- ベストアンサー率26% (315/1187)
国策旧帝は研究費補助金が優遇されてます! (1)東大 234億 (2)京大 139億 (3)阪大 118億 (4)東北大112億 ↑年間100億超 ~5位以下は名古屋大や九大、北大で70億未満、8位東工は50億未満です… … 入試の難易度のみならず、研究実績で東工や他旧帝、医療系学部も優遇されるべき? … 旧帝出身ではない山中教授も研究費で苦戦を嘆いてました…
お礼
回答ありがとうございました。具体的な数字が挙げてあって大変参考になりました。
- 山田 太郎(@testman199)
- ベストアンサー率17% (438/2463)
むしろ中高から差を付けたい
お礼
回答ありがとうございました。なるほど、ご意見は参考になりました。