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田中大臣の大学認可問題
最近話題になってます。^^; ・今回一番お聞きしたいのは大学の認可の仕組みです。どのようにして認可されるのか、認可されないと大学はどうなるのか、認可する人が大学関係者で閉められているとのことも気になります。回答者様の池上解説をお待ちしてます。 ・次になぜ田中大臣は認可しない方針だったのでしょうか?私立大学にも補助金が出るので、税金の無使いがらみだとは思われますが。 ・次に大学認可の仕組みをもっとこうするべきだというご提案があればよろしくお願いします。
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>認可されないと大学はどうなるのか、認可する人が大学関係者で閉められているとのことも気になります。回答者様の池上解説をお待ちしてます。 わかんないです。エロい人に聞いて下さい。 >・次になぜ田中大臣は認可しない方針だったのでしょうか?私立大学にも補助金が出るので、 税金の無使いがらみだとは思われますが。 1つは学校が多すぎる事ですね。少子化がこれだけ進んでるのに大学は増えている。 認可がザルなのは事実です。 殆ど受験生のいないような大学でも潰れないのはやはり補助金などでゾンビ化しちゃってるからだと 思われます。経営が厳しいが為に超カンタンな試験で中国人などを大量に入学させたりみたいな 怪しい大学も増えてきました。 田中大臣でなくとも近年の問題点ではありましたね。 あと田中大臣らしい思い付きパフォーマンスだったってのが大きいと思います。 外務大臣の時もまったく同じこと繰り返して官僚トップを更迭したがったり、めちゃくちゃした挙句にクビになりましたし。 ちなみに秘書を20人以上クビにしてるので、人のクビを斬ることに対し何とも思ってません。 (そういう育ち方をしてきてます) 今回も受験生や大学関係者の思いなんて1ミクロも考えてなかったからこういうことが出来たんだと思われます。 >・次に大学認可の仕組みをもっとこうするべきだというご提案があればよろしくお願いします。 フィンランドで上手くいった手法なんですが、教師を6年制にした。授業料も無料です(フィンランドではどこも授業料は無料だが)。そして入学定員は変えなかった。カンタンにいえば医師や弁護士と同じ専門職にした。 そして教師1人1人の自由度を上げ、若手でも自由に教科書やカリキュラムを作れるようにした。 カンタンに言えば小中高の先生を大学教授みたいに扱ったってことでしょうか。 結果、優秀でやる気のある人が教員を目指すようになった。あの小国で教育学部の人気は50倍を超えます。 専門職だし、若くても自由度は高いし、社会貢献度も高いし、と言うわけです。 旧司法試験の権威はやっぱり「難しいから」があったと思う。新司法試験でダメになったのは「カンタンだから(実際はかなり難しい」。 つまりダイヤモンドと同じで、「魅力的に感じるかどうか?」が重要なんだと思います。 事実どうか、よりもどう感じるか?です。 だから大学のCOE採択プログラムや高校のスーパーサイエンススクールプログラムなんかは凄くいい取り組みだと思いますね。 それが入学意欲になるし、誇りになって、頑張りになるでしょう。 もちろん選ばれなかったところは厳しくなるけれど、難易度を把握してれば納得できるものでもあるでしょう。 カンタンに言ってしまえば「絞る」ことですかね。 ロースクールも全部認定するんじゃなく、当初の5年間は上位20校に絞るとか、 「選ばれている感」があれば結果は違ってたと思います。 数値目標が先にある場合、良くない結果を招き易いので感覚的なブランド構築を重視すればいいと思いますね。 例えば最近なら10校申請しても1,2校しか通らないよ、みたいな感じですね。
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- jees8255
- ベストアンサー率20% (24/115)
今や 自分の名前を漢字で書ければ 即入学させる大学(自己推薦入学)もあり、英語なんか中学生用の教科書を使っている大学もあるそうです。 学生も 大学生の肩書だけで 遊び中心の大学も多いです。 それに、学生が全員出席したら 教室からあふれ出したという大学(3~4流大学ではなく 名の通った2流大学の実例です)もあったとか そういう観点からすると、私は大学抑制の方針には大賛成です。 それにしても、認可されない前から 学生募集とは クレームをつけるほうがおかしいと私は思います。
- potatorooms
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今年、不認可になった大学の例。 http://animeanime.jp/article/2012/04/14/9895.html 他に、もう1大学あります。 認可について知りたかったら。 http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ninka/main3_a3.htm ただ、知っておいてほしいのは、先月、史上初めて解散命令が出る予定がある大学があるってこと。 http://souzou.ac.jp/ http://www.asahi.com/edu/news/TKY201210260232.html http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20121106-00000108-mailo-l10 かつては、小泉改革の際にできた大学のひとつで、毎年、文科省からの改善命令が出続けて、とうとう募集停止になった大学があります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/LEC%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89%E5%A4%A7%E5%AD%A6 今回の認可延期は、この3大学に瑕疵がなかったことで、問題になりました。大臣の問題意識は正しいです。これについて、自民党は謝罪することはあっても、この大臣の責任追及なんて、お笑いぐさです。自民党政権下で撒いた種で、ものすごい数の大学がいい加減に作られ、その結果、どれだけまじめな大学、まじめな学生が泣いたか、知らないから言えることです。 福知山線事故で、被害者に真摯に向き合って心を救ったことで知られる、旧英知大学、聖トマス大学は、すでに募集停止をしていて、最後の学生を送り出すだけの状況になっています。 http://www.st.thomas.ac.jp/ http://www.st.thomas.ac.jp/free/gaku/teishi.html 学生不足で募集停止した既存のまじめな大学すら、再認可が通らないくらいに、今の認可基準は厳しいんです。 http://jpniu.ac.jp/ja/ 今年も、歴史のある大学が2つ、募集を停止します。 少子化が原因というよりも、自民党時代に民活のための特区としてやった大学設立の乱発が原因です。この時期って、ゴルフ専門の大学なんてのすら、公立大学で認められたんですよ。先に挙げた東京リーガルなんて、専門学校生と同じ授業を大学生が受けるなんて類いです。他にも、通信制だけで塾に通っている生徒に、高卒の資格を乱発するだけの高校なんてのができたのもこの時期です。図書館やキャンパスの無い大学を認めたのも、この時期です。 私は、緩められた設置基準を厳しくし直すとともに、大学間の統合や単位の公的な相互承認の方法を整備することで良くなると思いますよ。 ゆとり教育でボロボロになった人材を、必死に育てている今の多くの大学がいい加減だとは言いません。 こんな事業をしないといけない大学生をかかえる大学もあるんです。 http://www.kumongroup.com/enterprise/university/index.html?ID=enterprise_university 専門教育も受けていない、専門学校にも行けないような、「生きる力(これ、ゆとり教育で育てるといってたキーワードです)」が無いような子を、こういう大学が受け入れなければ、行き場が無いわけです。で、育てて社会に送り出そうと必死な大学が増えているんです。大学の役割から逸脱しているとは思いますが、そういう高校や小学校の補完をしている大学を今の日本にイラナイとは私は思えません。 認可については、教育を行える環境かどうか。お役人が見る視点は、これだけでいいと思います。
補足
皆さんありがとうございます。ホームページも拝見させていただきます。今回大学が国務大臣に反逆した事件は極めて重大な事件です。大学に謝罪会見を開くよう、圧力をかけるのでご安心ください^-^。職員の給与を公開し、税金と親の貴重な貯蓄が使われているのだから、給与は生活に必要な最低限な給与、残りは働きをアピールして世間から寄付してもらえ!とするようにしかるべき先に圧力をかけます。今回期待していた回答のひとつ、税金がどのくらい投入されるのかというのがありませんでした。売る覚えですが、補助金ならびに研究費が国から支給されます。だから無駄な大学は消えろということなのだと思います。大体大学が開発する特許などほとんどは休眠特許であり、無駄使いです。
補筆。 >募集はA学部で行うが,認可されればB学部に入学・在籍することになる すでに在学している学生は,A学部在籍のまま,A学部の学則や履修規定にしたがって卒業します。入学時にそういう契約が成立していますから。 このことは,しばらくは2つのカリキュラム(教育体系)が同時進行することを意味し,大学運営上はたいへん面倒なことです。A学部のカリキュラム編成は,その留年生がいるかぎり続きます。口でいうのは簡単ですが,教務委員長に任じられれば寿命を縮めますよ(ぼくは定年まで持たんぞ 笑)。
>最近話題になってます。 まずはここから----いいえ 笑。この質問コーナーでも最近2件ほど本件について質問がありましたが,大学関係者からとおぼしき回答は,あまり寄せられませんでしたね。ぼくの大学でも,ぜんぜんはなしは出ません。四文字熟語や頭文字の大学のどれかが経営不振で募集停止になったというなら,そこそこ話題になるでしょうが,それでも対岸の火事です。 認可の流れは,No.1の方の回答でいいと思いますが,それへの補足。 まず,文科省の担当者とのあいだで,かなりのプランが詰められます。ここで,ていねいな「ご指導」を頂戴するわけですね----彼らがこうしたいと思う方向へ。だから,「○○大でこんなプランを持っていって通った/蹴られたそうだ」という業界情報を,どこの大学もちゃんと入手しているのです。そこで,通ったプランをなぞった書類をもっていくと,「おたくには○○大ほどの実力がないでしょ? 身の丈にあったプランにしなさい」とか,「そういう学部が日本にいくつも要りません」と蹴られて,しょげて帰ってくることもあります 爆。その顔色をうかがいながら,書き直し。むろん,設備や教員構成についても十分なものかチェックが入ります。 設置審にかかったときは,プランはほとんど完成しています。ここで,設置審委員も「餓鬼の使い」じゃありませんので,ちょっとは改善要求をだします。それにしたがって修正してめでたく認可となるのが,ふつうの流れじゃないかと思います。 以前は,詰める段階でなかなかOKがでなかったはずです。しかし,いわゆる規制緩和の流れのなかで,文科省は認可は出しやすくして,その後に定期的に成果を審査する方向へ転換します。最初だけネチネチいうかわりに,末永くネチネチといじめることにしたのですね。そのほうが認可した責任が軽くなりますし,大学を拘束することができます。今回,土壇場で認可されなかった事件は,この流れのなかでみると「逆行」といえるでしょう。手続き的にどうであれ。 なお,設置審にかかるものには,なにもないところに新設する場合と,既存のものを改組する(学生数は学内で融通しあって総計ではおなじ)場合があります。 改組の場合は,認可されなければ現状のままということで,たいした波乱にならないでしょう(そんな実例は知りませんが)。たしかほかの大学ですが,募集要項に「募集はA学部で行うが,認可されればB学部に入学・在籍することになる」と注記した例をみたことがあります。認可が下りるのは年度末になることもあり,学生募集はそれに先行しますので,こういうことになるのです。 新設の場合は,認可されるつもりで進めてきた施設建設や教職員採用,学生募集などいっさいが宙にうくことになります。大混乱になると思います。
- luv-lo2k3
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はじめまして。大学職員のものです。 認可の方法は、学校法人などの大学設置者が文科省に事前協議を行い、申請をし、文科相が大学設置審議会に諮問し、その審査意見の伝達を大学設置者に伝え、それをもとに大学設置者が補正申請書を審議会にだし、審議会が文科相に答申をし、文科相が認可をするという流れです。句点ばかりですいません。 認可しなかったのは、ただ単に大学数が多いからだと思います。 仕組みについてはよく言えませんが、確かに大学の数は多く、乱立しているといえるでしょう。また、顔文字が入った学部なんか出てきちゃって、自由度が高すぎる傾向があるのかと思いました。 すいません、まだ若手もいいとこなので、このくらいしか言えませんが。
補足
本日大学不認可問題について文部科学省、札幌市役所、岡崎女子短期大学、秋田市に問い合わせました。 文部科学省の話。私学助成は1割の助成。規模が大きい大学は大きな補助金が行く。設立5年間は補助金は行かない。補助金が行かない私学は1割である。是正勧告に応じない場合ならびに申請してこない場合。 国公立のばあいはもっと補助金が行く。 補助金は研究費用だけでなく、教職員の給与にも使われる。たんまりもらっていて、大学の収入が少ない場合は研究費用が著しく減らされる、教職員の飯代、女子高生を買うかねに消えるというあほなことも起こりうる。 少なくとも私学については補助金目当ての大学新設ではなさそうである。 秋田市の話。大学設置準備室がある。今回問題となっているのは公立大学であり無論建物の52000万円は全額税金。教職員給与も税金と学費だろう。国公立は私学より多額の補助金が来るので税金の無駄使いという批判は大当たりである。しかも一度設置されたら毎年莫大な税金が投じられる。 岡崎女子短期大学の話。大臣から不認可の通知が来たが不認可理由は特にないそうだ。担当者も特に腐っている感じはなく、まじめな事務員という印象である。 現在の制度ではある程度施設と教員を用意しないと認可は下りない。当然認可が下りなかった大学も今まである。またせっかく準備したのに認可が下りないと莫大な損失が出るのも事実であるらしい。 むやみにいじめず、大学設置委員会のよりよきあり方など、応援すべきことは応援するように申し出た。首相や国務大臣という偉い人に対して、せめて最低限の尊敬と敬意をあらわすすべきである、そうしないと国はまとまらないし、いい政治すらできないことは伝えてあります。