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実質為替レートについて

よろしくお願いします。 ある試験問題で回答が分からなかったので教えてください。 2国間の為替の問題で、A国とB国の為替が1年前、1:1.5でした。1年後、Aの物価は10%上昇し、Bは15%上昇しました。このときの、AとBの為替の関係はAを1とした場合、Bはいくらになりますでしょうか? 考え方、計算方法も教えていただけると助かります。よろしくお願いします。

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  • Saitar
  • ベストアンサー率41% (192/464)
回答No.1

1年後の名目為替レートが1年前の1:1.5から素直に実質為替レート分だけ変化した、という問題と考えると以下のようになります。 1年後の為替レート=1年前の為替レート(チェック)(B国の物価上昇率÷A国の物価上昇率) 1年後の為替レート=1.5×1.15÷1.1=1.57 ∴A国とB国の(実質=名目)為替レートは、1:1.57となる。 物価上昇率(インフレ率)が高いほど、その国の通貨は相対的に安くなります。 (第一次大戦後の某国はハイパーインフレのため、パンを買うためお金をリヤカーで運んで  いましたね) このため、為替はA国高B国安(1.5→1.57)に振れます。 (補足) 日本は超円高(直近はちょっと円安になってますけど。。。)と言われてますが、 アメリカはほぼ年3%の物価上昇を続けているのに対して日本はデフレ(マイナス物価) となってます。このため、米ドル円の名目為替レートが非常に高くなるのも道理である、 という考え方があります。

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