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古文「持遣」のよみは?
1.使に持遣候品致取逃候者 2.相果候付中野村身寄之者江為持遣 3.利平ニ為持遣ス積リニて此夜認申候 4.椿花一筒爲持遣候事 5.飛鳥井殿へ持遣候也 上記のよみはみな同じでしょうか? ジケン? モチヤル?
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こんばんは。全て「持ち遣(つか)はす」と読み下して支障はありません。 これらの文章は何れも書状もしくは日記などの記載と考えられますので、上記の結論となります。 因みに読み下しますと (1)「使いに持ち遣はし候ふ(さふらふ)品、取り逃がし致し候はば(さふらはば)」 (2)「相果て候ふに付き(あいはてさふろふにつき)中野村身寄りの者へ持たせ遣はす」 (3)「利平に持たせ遣はすつもりにて此の夜、認め申し候ふ(さふらふ)」 (4)「椿が花(または椿花)一筒、持たせ遣はし候(さふらふ)事」 (5)「飛鳥井殿へ持ち遣はし候(さふらふ)なり」 ほどになるものと思われます。
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- kogotokaubewe
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回答No.2
漢文では「遣」は、「使」などと同様に、使役の助動詞「しむ」として読みますね。 「もたしむ」「もたしめそうろう」などと読むのではないでしょうか。
- bakansky
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回答No.1
和語ですから 「ジケン」 は変だと思います。 持来 = 持ち来る の反対語として、「持ちやる」 と読むのが自然だと思います。 3. の場合に 「ス」 が続いている場合の読みはどうなのかという疑問が湧きますが、「利平の為に持ち遣(つかわ)す積りにて」 と読めるのではないでしょうか。
補足
ありがとうございます。 ひらめいたのですが、 「為持遣ス」は 「持たせつかわす」ではないでしょうか。