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ヒトデについて
ヒトデの成分を調べたいのです。 昨日図書館で少し調べてみたものの専門外で何を調べれば良いのか見当がつきません。 おそらく外套(?)部分を除けばメインはタンパク思うのですが・・・? 微量成分で薬効成分もあればご教示ください。 あるいはどのような成書を探せば良いのかヒントでも結構です。
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大阪大学薬学部の北川教授(現;近畿大学薬学部名誉教授) 星薬科大学の鮫島教授 そして、北海道水産試験研究所 がヒトデ類の成分研究をしていたと記憶しています。 生薬学雑誌(現;Natural Medicines)、薬学雑誌(現;Yakugaku Zasshi)、Chemical Pharma Bull., 水産試験研究所報の他、日本化学会関係の雑誌にも論文が収載されていたと思います。 ヒトデは肥料としての利用もされていますので、農水省関係の文献もあるかも知れません。 現物資料が手元にないため、若干曖昧な記憶に基づいての回答ですが、ご参考までに。 以上kawakawaでした
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- rei00
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MiJun さんの事ですから既に御存知かと思いますが,とりあえず回答しておきます。 薬学の関係では,kawakawa 教授のお書きの先生方以外にも,九州大学薬学部の古森(前教授),樋口(現教授)のグル-プがヒトデの生理活性糖脂質(ステロイド配糖体,セレブロシド,ガングリオシド等)の研究をされています。 以下,釈迦に説法のような気もしますが,手元にあるヒトデ成分の話がある本をあげておきます。 ・「化学増刊111 海洋天然物化学 新しい生物活性物質を求めて」(化学同人) ・「化学増刊121 化学で探る海洋生物の謎」(化学同人) ・「化学総説25 海洋天然物化学」(学会出版センタ-) ・「ファルマシアレビュ-21 生物活性物質の単離」(日本薬学会) ・「海洋生物のケミカルシグナル」北川 勲・伏谷伸宏 編(講談社)
お礼
rei00さん、有難うございます。 「ヒトデ」に関しては今回初めて調べてますので、情報大変助かります。 ご紹介頂いた成書も後半の2冊は調べきれてませんでした。 別件ですが、「Tau」の件は今も少し時間を見て幅広く(脱線気味?)調べてます。頭が整理出来れば・・・? 貴重な情報有難うございました。
ヒトデの成分分析の本は見たことがないです。 Kawakawa教授があげられている、省庁関連の本にあるのではないではないかと思いますが。 タンパク成分の話ですが、体全体で見たら、コラーゲンは圧倒的に多いです(通常そうタンパクの30%程度、ヒトデ、ナマコなんかではそれ以上あると思います)。 細胞外マトリクスの主成分ですから、ただどのタイプが多いかまでは調べたものは少ないはずです。同じく細胞成分で多いものはアクチン、チューブリン、ミオシンなどです。これら細胞骨格系のタンパクはやっぱり圧倒的に多いです。 今上げたタンパクだけでそうタンパク量の半分以上はいくと思われます。
お礼
akiyamaharukaさん、再度丁寧な回答ありがとうございます。 お蔭様で概略がわかりましたので、徐々に調査して行きたいと思います。 ネットで見ていると、この分野は「海洋化学」でしょうか? 当然でしょうが、「化学」でもいろいろな分野があるのですね!! 改めて広いなーと考えさせられました。
すでにご存じかもしれませんが 海洋生物学?にはヒトデの成分(糖、MAP)どの情報が載っていたと思います。 生理活性物質なのですが、薬効成分といってよいかは悩む情報だと思います。 私は依然、なまこのタンパク成分(コラーゲン)について調べたときに使いました。 手元に資料がないのでいけませんが、同じ動物門に入る、ヒトデ、ウニ、ナマコでしらべるとついでにデータが掲載されていたような記憶があります。 ご参考になれば。
補足
akiyamaharukaさん、お久しぶりです。 回答ありがとうございます。 ご紹介の本は大分以前(発売当時)斜め読みした記憶があります。 この本の目次から判断すると、「棘皮動物」がありますのでそこに記載されているのではと思います。 さらに、このタイトルから「化学増刊」でも似たような成書があるのを思い出しました。 >なまこのタンパク成分(コラーゲン)について調べたときに使いました。 「なまこ」同様にタンパク成分はコラーゲンでしょうかね? 出来れば「ヒトデ」の成分表のようなものがあればBetterなのですが・・・? ご存知でしたらご教示下さい。
お礼
kawakawa教授、貴重な示唆ありがとうございます。 取りあえず日化誌からでもあたってみます。 後は国会図書館で調べます。 お礼まで。