- ベストアンサー
住宅ローンの自己資金が多い方がよいという理由
土地を購入して家を建てて2年以上過ぎましたが、最近「ある程度は自己資金がないと・・・」という話をよく聞きます。 実は、我が家では100%ローンですが、なぜ自己資金が必要なのでしょうか? 家を建てた時は夫婦とも20代、今も共働きです。(今後たぶん、お給料が上がらないことはあり得ますが、下がることはないと思います。そういう職種です) 今のところ生活は全然苦しくないですし、当時の家賃と同程度(17万弱)しかローンに回していません。 何がどうして自己資金が重要なのか、今さらなのですが、世間では何を問題にしているのか、自分が何か見落としていたのかとちょっと不安になっています。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
理由は以下の通りです。 a)不動産の価値は新築時よりも急速に価値が下がるので一時的に債務超過となります。 これは支払が困難とか転売したくなったときに困ります。 b)審査が厳しくなる 収入が少ない場合など厳しくなります。保証人を求められる場合もあります。 c)諸費用が出ない 基本的には諸費用はローンの対象外ですから(書類をごまかして含める例はありますが)、諸費用ローンのような金利の高いローンを別途組む必要がある。 d)金利の支払額を考えると結果として損になることがある。 (ケースバイケースです) 最後の話(d)について損になるケースを簡単に試算してみましょうか。 即購入して35年返済とした場合と、5年まって購入した場合で、今から35年後での、両者の預金金額の違いを比較します。 <条件> 購入物件価格:3500万円 ローン金利:3.5% 物件の固定資産税:年10万円 物件の火災保険:年5万円 物件の維持費:年15万円 賃貸時家賃:月14.4万円 ローン支払費用は家賃金額の14.4万円と同程度とする。 住居費と貯蓄に回せる毎月の金額:24万円/月 1.即ローン 住居費(含む税、保険、維持費)として支払った総額は71,253,723円 貯蓄残高は29,546,227円 (ただし諸経費は手持ち資金でまかなうか初めから物件価格に組み込まれていると考えた) 2.5年まって頭金をためて購入した場合 住居費(含む税、保険、維持費)として支払った総額は68,034,105円 貯蓄残高は32,765,895円 預金残高を見ると300万円ほど後者の方が得になりますね。 2のケースでは、頭金として約572万円を入れたため、ローンの期間が初めから26年ですみました。 これによりかなりの利息払いが圧縮でき、同じ返済金額でありながら31年で支払が完了し、残り4年間は貯蓄に精を出せたことが大きいです。 金利については微妙な話があり、 借り入れ期間が短ければもっと安い金利のものが使えるから更に特になるという考えもありますが、逆に将来金利が上昇するから結局変わらないとか、逆に高くなる可能性もあるという考えもありますので、ここではとりあえず同じ金利として計算しています。 もちろんすべてのケースでそうなるわけではなく、時として頭金が少なくても借りた方が得という場合もあります。
その他の回答 (5)
- amondyuru
- ベストアンサー率17% (80/465)
住宅に必要な資金を100%借り入れすることができない場合が多いからです。 住宅金融公庫なら多分80%くらいしか、貸してくれないかも。 私も諸経費分+家具代等の資金を準備しました。
お礼
ありがとうございました。 他の方も同じようなことを教えて下さっていますし、よくわかりました。
- sero
- ベストアンサー率47% (916/1944)
簡単に言えば、利息の分だけ金融機関に無駄にお金を払わなくて済むからです。 1000万円の借り入れでも、年利や返済期間によっては1200万円 返さなくてはならなくなります。 200万円は金融機関の儲けですから、借りた方が得することは 殆どありません。 (キャッシュを保有している事にリスクが無いわけではありませんが)
お礼
ありがとうございます。 そうですね、利息分の話ですか・・・
- koreedah
- ベストアンサー率33% (397/1203)
貴方の場合は、多分、年収などの関係で、平気だったのでしょうが、100%ローンって組めない人も多いんですよ。 それは人によりますので、貴方の場合は、気にする必要はないと思います。
お礼
ありがとうございます。 気にする必要ない、と言って頂いて心から安心しました。 なんか「ほっ・・・」という感じです。 本当にありがとうございました。
- papa0108
- ベストアンサー率20% (348/1659)
あくまで一般論ですが・・・。 普通、自己資金(頭金)が多ければ借り入れ金額が少なくて済みますよね。 そうすればローンの返済が楽になる。 これに尽きるでしょう。 今の時代、必ず終身雇用で定年まで収入は安定すると言いきれる職業は少ないでしょうし、金利で余計なお金を払うよりは頭金を多くして置いた方がトクだと考える方が自然でしょう。 p_nonokoさんの場合も、もし1000万円ぐらい頭金が用意できていれば、ローンの返済額が今よりも少なくなりますよね。 今は苦しくないとのことですが、今より1つグレードの高い生活ができたでしょう。 一般的には少しでも楽になるから・・・という理由が多いですが。 怪我や病気、女性なら出産など、仕事を続けにくかったり、収入がなくなったりすることもあり得ます。 お子さんができれば今よりも出費は増えるでしょう。 そういう状況も想定すると、借金は少ないに越したことはないでしょう。 自己資金が多い方が・・・というのは、あくまで楽になるようにとの考えからです。 p_nonokoさんが何かを見落としているというのではないと思います。 ご参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございます。 子どもはもういますし、生活のグレードを上げるってどういうことかよくわからないので、ま、いっかな、と考えることにします。 でもやっぱり自己資金溜める間の家賃分ってかえって損になるんじゃないかなぁ、とそこのところは相変わらず頭が悪くて理解できないでいます。 お金の計算ができる人って、すごいなぁ、と感心する日々です。
単純に、支払い総額が少なくて済む、ってことだと思うんですけどね。 ローンには利息がつきますから、借りる額が多ければそれだけ支払わなければいけない額も増えますし。 ある大手都銀の試算サービスで計算してみました。 借入金額だけ変更して、その他の条件はすべて同じです。 例えば4000万円を25年ローンにすると年間の返済額は約212万円。 これが3000万円なら約160万円、2000万円なら約106万円になります。結構大きな差でしょ(^^ゞ。 可能であれば、繰り上げ返済などを活用されたほうがよろしいかと。
お礼
なるほど。 そういうことなんですね。 繰り上げ返済は今でもよく使っていますが・・・ いやぁ、貯金が溜まるのを待つ間に払う家賃分を考えると(その分って要するに捨て金ですよね)しかも貯金を溜めにくい性格なことも考え併せると、本当に頭金を溜める方が得なのか、私にはよく理解できなかったもので。
お礼
お返事が遅くなり、失礼しました。 具体的に数字を出して説明して頂くと、家賃とのかねあいなどもよくわかりました。 そういえば、住宅ローンを組む前、家人がエクセルでいろいろ関数を打ち込んでいたような気がします。 ご丁寧にありがとうございました。