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食品業界の方教えてください!コピー商品について
ヤマザキ「ランチパック」人気の秘密 http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20121129-00011922-toyo-bus_all&p=1 ランチパックって単純な製造方法なのに、山崎製パンがほぼ独占状態ですよね? こういった食品は、製法などを除いて特許もとれないのになぜか まねをされないと思います。 サンドウィッチは昔からあるから各社作っているのでしょうか? ではランチパックは? コピー商品を出せば、ある程度のシェアは奪えると思いますが どうして出さないのか、ご事情をご存じの方、 教えて頂けたらと思います。 また一般的にコピー商品を作る上で考えなければいけないことを 教えて頂けたら幸いです。 (例えば付加価値をつける、コストを下げて価格を下げるなど)
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- sporespore
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2チャンネルでの意見交換 http://anago.2ch.net/test/read.cgi/bizplus/1354329823/ 山崎が流通を押さえている可能性大ですね。あるいは他社品を売ったらうちのは置かないと脅している可能性も否定できないです。独禁法違反ですけれど・・・。
>・味(同じ味を再現できないようにする。オリジナルの味を開発する) ・製法(機械での製造や製造過程を複雑にする。) ・商品名や形状の商標登録 ・販路(独自の販路を開拓) ・地域性? 最近の例でよく挙げられるのが「マルちゃん正麺」です。 今までインスタント袋麺はチキンラーメンとサッポロ一番が大きなシェアを取っていました。 そこに「麺に極限までこだわった製法」と「強力な販促活動」でシェアを広げています。まあ、CMで言ってるほどうまくないという声もありますが…。 とはいえ、技術と販促で後発商品がヒットした好例でしょうね。
経営戦略として、コピー商品を出してシェアを奪っていくことを「同質化」と呼びますが、一般的には業界上位の企業が下位の企業のシェアを潰しにかかるときにとる戦略なんですね。 それはNo.1の方もおっしゃってますが、ブランド力や小売店への交渉力の大きさを活かしてシェアを取っていくものです。 小売店に「ランチパック」と「ランチパックのようなもの」があった場合、ヤマザキだから買うという人のほうがはるかに多いということですね。苦労してコストをかけても大きなシェアが取れそうにないという商品を作るよりは、商品を差別化したほうがまだ期待できるということです。 また、常に新商品が発売され続けるというラインナップに対しても、対応できるメーカーは少ないでしょう。 >また一般的にコピー商品を作る上で考えなければいけないことを 教えて頂けたら幸いです。 (例えば付加価値をつける、コストを下げて価格を下げるなど) 小売店にとって既存商品より大きなメリットがあるということを感じさせる商品であることが第一です。 商品がシェアを取るのに何が一番重要かというと「小売店の棚に並べてもらうこと」です。 特に後発メーカーである場合には上位メーカーより売れ数が落ちることが予想されますから、それを補って余りある商品であることが大切です。 (ex、利益率が既存商品より大きい。販促を派手にやる。既存商品より明らかに品質や機能が良く、価格が低い…) 蛇足ですが、上位メーカーがこれをやるときには「既存商品を下回らない」だけでよく、ハードルがずっと低いのです。
お礼
確かに山崎だから、ランチパックという名前の商品だから買うという気持ちはわかります。 サンドウィッチと違い、ランチパックはウォークマン、セロファンテープ、ホッチキスのような 「一般的な固有名詞」としてなりつつあるんでしょうね。 しかし他の企業が世に出す場合、商標があるから使えない。 あの商品を別の名前で呼ばないといけない。そうなると「偽物」感が出てくる。 簡単にコピーが出来る商品の育て方や守り方は、なかなか大変だなと思いました。 でもそれをしっかりと行い、独占状態まで持ってくれば崩されにくいと。 話はそれますが、食品の場合商品を一から開発する時、 カラクリをいくつか仕込んでおかないとすぐに模倣され、 大きく育つどころか、確実につぶされますね。 思いつくところで言うと、 ・味(同じ味を再現できないようにする。オリジナルの味を開発する) ・製法(機械での製造や製造過程を複雑にする。) ・商品名や形状の商標登録 ・販路(独自の販路を開拓) ・地域性? うーん思いつかない。。ちょっとまた質問してみます(汗
- zkxzm4kz
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フジパンでも似たようなものをうってましたので 特許や実用新案というものは関係ないんでしょう。 山崎の営業力や配送体系が他者を圧倒しているので 現在は山崎のシェアが圧倒的ですが、 コンビニ、とくにセブンは自社ブランドのパンを充実させる方針ですので いずれこのタイプのパンを出すでしょう。 そうなればコンビニの販売力の差でセブンパンが売れ続けるでしょう。
お礼
確かにセブンイレブンなど、販売側の力が強くなっている今、 プライベートブランドで同様の商品をより安く販売すれば 山崎さんにとって驚異になるでしょうね。 コンビニスイーツのクオリティーがかなり高いこともあるし 開発に本腰をいれれば、こういったランチパックのような簡単にできる商品は すぐにシェアを奪われる可能性が凄く高そうですね。 しかし例えば、「ランチパックたまご」のような昔からある商品はともかく 山崎さんで開発されたオリジナル商品をコピーすれば いくら美味しくても市場から非難を浴びることでしょうね。
- honekajiri
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業界人ではありませんが… 真似はされてますよ スーパーなんかではランチパックの横に二,三点混ざってたり 特売商品になってるのを見かけます でもランチパックのブランド力が強いし ご当地シリーズなどあってアイテム数も圧倒的です ヤマサキ自体が企業規模やブランド力も強いですし そんな所が理由ではないでしょうか ウィキペディアを見るとこういったタイプのパンを最初に発売したのはフジパンらしい フジパンのサイトでもそのようなことが書いてあります http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%81%E3%83%91%E3%83%83%E3%82%AF http://www.fujipan.co.jp/product/snack/index.html
お礼
ご回答ありがとうございます。 フジパンさんも最初に発明したのにまさかこんなに売れるとは思ってなかったでしょうねぇ。 食品業界は1つのアイディアで勝負に出ても、すぐにパクられるのがオチで 結局は資金力のあるところが全て持って行くという、まさに弱肉強食の世界なんですね。 山崎さんがここまで圧倒的にシェアを取れたのは、しっかりとしたブランディングで 徐々に高めていった成果と言う感じでしょうか。 フジパンさんも、もうちょっと開発やブランディング、プロモーションなどに力を入れれば、 シェアも取れないことはない、という感じですかね。
お礼
まぁこの商品は宣伝をCMなどとは別に、口コミを上手いこと利用した 販促だけで巻き返した例かもしれません、 「おいしい」ってこの時代、味がそこまで変わるか?という疑問もあります。 どちらにしても、地位を崩すのは並大抵の努力じゃ難しそうですし、 お金がかかるものですね。 ランチパックもそうですが、シェアを崩す場合は、お金をかけてまで奪う価値があるか。 そういうところなんでしょうねぇ。 それなら、違う市場に力を入れる(新しい市場を開拓する)方が賢明?なんでしょうか? ご回答ありがとうございました。