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大学で学ぶ心理学と一般的なイメージのギャップ
- 大学で学ぶ心理学と書店の心理学は異なる
- 大学で学ぶ心理学の手法について詳細な情報が不足している
- 臨床心理学が自分の興味に一番近いかどうかが知りたい
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質問者が選んだベストアンサー
>大学で学ぶ心理学と書店の心理学が同じものだと思って大学に入学すると、あとで痛い目にあう これは、自分の中で想像していたのと違う、自分が作っていたイメージと違うからだと思います。 宇宙に見果てぬ夢を想像して入学した学生が、物理の計算ばっかりだとギャップがあるのと同じことだと思います。 大学で学ぶ手法は、担当教諭で変わる可能性があります。 一般的な手法でしたら、検索で調べるのが適当かと思います。 >断片的な情報によれば・・・ これは、情報発信者にとっての事実です。事実は受け取り方でいかように変わります。 その人が望んだ現実と、自分にとっての現実が違っていたのでしょう。 少なくとも、必要なことだからやってるのが学びの基本だと思います。 私は臨床ですが、毎回聴かないと話しが始まりません。 精神的に強いかどうかより、聴く側が自分の問題と向き合ってないと相手に引きずられるでしょう。 >また私自身は、心理学を学ぶことによって自分の心理・思考を客観視したり、他人の悩みを理解してその人が欲しい一言を的確に言えたりできるようになれば良いなぁ、なんて漠然と思ったことが興味の始まりでした。これに一番近いことが学べるのは臨床心理学で合っていますか? 合っていると思いますが、心理学は学ぶだけでなく使うことを覚えないと、そこまで行けません。 多くの人は知っていれば何とかなると思われるようですが、現場では使えてなんぼの世界です。 書店の心理学が使っている人が書いた現実に即したものであれば、使えているから書けるのだと思います。 心理学を知ってる人は多いと思いますが、自分で使える人は少ないように思います。 自分が自分に使う、使える人になるを念頭において学ばれるといいと思います。 それと多くの大学ではそうだと思いますが、卒業して即戦力になりえないでしょう。 どの領域であっても、基本を学んできたにすぎないからです。 使えるようになる人は、常に自分を磨いてきた人です。 大学にいるころから磨く人と、教えてもらったことを知ってるだけの人は大きな開きが出ます。 学びを日常に落としこめるまでやる人は、後悔しないと思います。 イメージを作り過ぎて理想だけ高いのであれば、どの学部に入ってもギャップは生まれます。 今学べることを今としてやっていくことと、大学で学んでも知っているだけなら 思っていた自分になれないのを理解して、学びと向き合われるといいと思います。 理想があるのはいいことだと思いますが、理想に近づける努力なしに叶うことはないと思います。 その為のたたき台が大学での学びだと、私は考えています。
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- kyaramatsurika
- ベストアンサー率50% (1/2)
一般的に持たれている心理学のイメージというと,人の心を読めるようになるというところでしょうか。 まずもってそのようなことはありえません。 心理の院生同士の冗談に,人の心なんてわかりっこないから(分からないから)研究するというものがあります。冗談ではなく事実ですが…。大学教授レベルでも人の心が読めるとか,相手の欲しい言葉を言い当てることが出来る人って聞いたことがありません。そのようなことを言う人の意見は,(眉唾もの)です。人間の行動を統計的に分類・分析すると一般(統計)的傾向として○○というものがある,という程度ならあり得ますが。 質問者様の興味に概ね合致しているものは臨床心理学だと思います。 ただし臨床にいっても統計(数学)や基礎心理はつきものですよ,基本ですから。 数学はやりたくないからとうのではないと思いますが…,念のため。 大学によっては基本を教えないところもあるという噂を聞いたことがあります。 他の方が紹介されている本などを参考にするのが良いと思いますが,その他に大学が無料公開授業を放映していることがあります(例:東大など)。また各種学会が高校生向け公開授業を行っていたりします。参考になさってください。 重要なのは,大学では学問をやるのであって,占いやオカルトをやるのではないという意識だと思います,オカルトを研究対象にすることはありますが,根拠(データ)もなくあーだこーだ言うことは禁じられています。占いなどによって救われる人が大勢いるかもしれません。それは事実である可能性がありますが,大学の学問ではそのようなことは目指していません。 ご自身に最適の進路が見つかることをお祈りいたします。
お礼
回答ありがとうございます。お礼が遅くなってすみませんでした。 数学は好きなのですが、4年間で専攻したのが結局は統計学だったのじゃないか……と卒業時になって後悔するのだけは嫌だなぁと思い、質問させて頂いた次第です。
- vzb04330
- ベストアンサー率74% (577/778)
元大学の教員で、臨床心理士です。 心理学に興味を持ってくださり、うれしく思います。 これまでにも類似の質問をお書きになった高校生の方にまずお勧めしてきたのは、次の本を読むことです。 海保博之著「心理学ってどんなもの」、岩波ジュニア新書#4-00-500427-X、\740+税 著者は、筑波大学名誉教授で、現在は、東京成徳大学教授でいらっしゃいます。 この本は、主に高校生に向けて、大学で教えられている心理学がどのようなものであり、また、卒業後の進路にはどういったものがあるかなどが分かりやすく、正確な情報に基づいて書かれています。 大きな書店や、Amazonなどネット書店で今も、新刊本として入手できますし、ひょっとしたら高校の図書室(図書館)、地方自治体の図書館などにあるのではないかと思います。 私としては、まず、この本で心理学について、全体として正しいイメージを持ち、理解していただくのが良いと思います。 さらにもう少し詳しく、たとえば、心理学の各分野について知りたいと思われたら、次のシリーズをご覧になるとよろしいかと思います。 培風館発行、心理学の世界 教養編(全5冊) ¥1,890~\2,205 1.心理学の切り口 身近な疑問をどう読み解くか 2.認知と学習の心理学―知の現場からの学びのガイド 3.発達と教育の心理学―子どもは「ひと」の原点 4.人間関係の心理学―人づきあいの深層を理解する 5.パーソナリティと臨床の心理学―次元モデルによる統合 その他のご質問の点については、他の回答者の方のご回答でよろしいかと思います。 以上、ご参考までに。
お礼
回答ありがとうございます。教えてくださった新書、早速購入し先日読み終わりました。幅広い内容が扱われており、臨床分野以外にも興味をもちました。それらについてはより内容がまとまっている本を読んでみたいと思います。 また、お礼が遅くなってすみませんでした。
- kusatsu2
- ベストアンサー率41% (73/176)
お書きになっている「断片的な情報」は正確ではないとおもいますが、私の大昔の経験でも、心理学を志す学生の興味は自分や、他人の「心」にあるのに、講義は科学的な内容で、場合によっては動物実験で生理学のような研究だったりする。そういうギャップはあったと思います。 文学部のなかでは、かなり自然科学寄りの学問だったと思います。 今の私に、適切なアドバイスをする力はありませんが、あなたの関心と共通する関心をもつ学生が心理学の教室には集まってくることは期待できるでしょう。 具体的な講義の内容は、公表されている「講義概要」で見ることができます。 志望する大学のサイトで「シラバス」(=講義概要)で検索してみて下さい。 下記にある大学の場合を紹介しますので参考にしてください。 >学外向け>文学部>心理学専攻 と進んでください
お礼
回答ありがとうございました。お礼が非常に遅くなってしまい、申し訳ありません。 大学によってはホームページでシラバスが閲覧できるんですね!それは思いつきませんでした。他学部で興味があるものも見て色々比較になりました。
お礼
回答ありがとうございます。学ぶだけでなく、使えるようになるレベルに到達することが大切なのですね。 >理想があるのはいいことだと思いますが、理想に近づける努力なしに叶うことはないと思います。 このお言葉を胸に刻んで、大学での学びに生かしたいと思います。 最後に、お礼が非常に遅くなってすみませんでした。